GLAY

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BIOGRAPHY

2003

  • TOKYO FM TAKUROレギュラー番組「GLAY RADIO COMMUNICATION DX」開始

    2003.10.01

    TOKYO FM『やまだひさしのラジアンリミテッドDX』内 毎週月~水曜日25:20~25:30

    INFORMATION


    REVIEW

    9月28日に最終回を迎えた『GLAY RADIO COMMUNICATION』が、『GLAY RADIO COMMUNICATION DX』とタイトルを変え、TAKUROのソロレギュラー番組として再スタート。タイトルに“DX”が付いてグレードアップしたかと思いきや、放送時間はなんと6分の1に縮小…。さらに、この番組は『やまだひさしのラジアンリミテッドDX』内の放送となるため、「周りの人に“やどかりみたいだね”とか“下宿じゃないの?”って言われたよ」と本番前に悲しそうに話していたTAKURO。しかし、番組が始まると「実はね、俺やりたいことがあるんだよね。今10分でしょ。2ヶ月後は20分、半年後には45分。そして最終的には、TERU、HISASHI、JIROをもう一度呼び戻すという、でっかい野望があるんでね。“俺にはでっかい夢がある”と、あるバンドのボーカルが言ってましたけど(『COME ON!! 2003』掛け合いにて)、俺も今、同じ気持ちですね。最終的にはラジアンを喰う。ラジアン乗っ取るぜ!!」と大胆発言!! また、番組が終盤に近付くと「早い!! 『GLAY RADIO COMMUNICATION』時代は恵まれてたんだね。これからは、あのテンションを10分に詰め込まなきゃいけないんだぁ」としみじみ語るも、「来週からはもっとテンション高くいきたいと思います。月水金と…あっ、間違えた! 月火水だ。月水金じゃゴミの日だよ(笑)」と自らツッコみを入れるなどトークも絶好調!! そして、最後には「さっきはラジアンを乗っ取るなんて言ってしまいましたが、これからやまちゃんと一緒にこの番組を盛り上げていきたいと思いますので、皆さんよろしくお願いします」と番組への豊富を語るTAKUROは、そのままの勢いで『やまだひさしのラジアンリミテッドDX』にゲスト出演すると、すっかりやまだひさし氏のペースに巻き込まれ…なんと、ラジアンリミテッドDX1周年を記念して出版される本(『恋テク必勝ガイド』)の対談相手を引き受けることと、ラジアンカー(番組企画で日本全国を横断する低公害車)にサインをすることを約束。さらに、10月27日にZeep Tokyoで行なわれるイベント(P17『やまだひさしのラジアンリミテッドDX Re-style LIVE』参照)への出演にも熱~いラブコールがかかると、「みんな俺の歌を聴いても嬉しくないでしょ!?」と遠慮しがちなTAKUROだったが、番組終了後に早速27日のスケジュールを確認して出演できることが分かると、「よしっ、出よう!」と即決!! 気合い十分でスタジオを後にするのであった。
    (HAPPY SWINMG VOL.13)
  • BAY FM TERUレギュラー番組「TERU ME NIGHT GLAY」復活

    2003.10.01

    bay-fm 毎週水曜日23:00~23:50

    INFORMATION


    REVIEW

    1995年にスタートし、昨年3月に7年間という長い放送年月にピリオドを打った『TERU ME NIGHT GLAY』。今年2月に放送された『TERU ME NIGHT GLAY reprise ~レアエピソード ほぼいち~』と題した1夜限りのスペシャル番組内で、「またいつかTERU MEが復活できたらいいなぁと思っているので、その時までネタ帳にネタを書き留めておいて下さい」と話していたTERUの念願が叶い、ついに『TERU ME NIGHT GLAY』が復活!! 
    21時30分に「久々に帰って参りました!!」と元気良くスタジオ入りしたTERUは、番組スタッフから「お帰り~」「またヨロシクね」と温かく迎えられ、とても嬉しそう。また、慣れ親しんだスタッフとの再会とあってか、打ち合わせは思い出話を交えながら終始和やかなムードで進行。そして、いよいよ23時に本番が始まると、久し振りに♪TERU ME NIGHT~♪というオープニングを聴き、「う~んカッコイイねぇ」と酔いしれるTERUは、「ただいま! 前にネタ帳にネタを書き留めておいてと言ったのですが、みんな覚えてますか? 今度は1時間遅くなり、夜11時からの放送になったので、これからはもっと大人の会話も入れていこうかなと思ってます(笑)」と話し始めたものの、自分の滑舌の悪さに動揺。すると、「なんかすっごい噛みっぱなしですね。かなり緊張しています」と話すTERUは、1曲目の『BEAUTIFUL DREMER』が流れた途端にヘッドホンを外して「いやー、緊張するーーー」と叫び、構成作家の玉さんに「なんか俺、素人みたいだね(笑)。久し振りだと本当に緊張するよ。めちゃくちゃ噛みまくりだし(笑)」と興奮しながら話すのだった。しかし番組も中盤になると、昔のカンを取り戻してきたのかテンポ良く話を繰り広げるTERUは、“この1年半の間に何をしていたのか”というトークの中で自分の髪型についての話題を挙げ、「ここ数年で一番ヒットだった髪型は、短髪かな。でも、今は髪を伸ばしていて…デビュー当時の長さまでとはいかなくても、ちょっと伸ばしてみようかなと思い始めてるので…。このTERU MEと共に髪を伸ばしていけたらなと思っています(笑)」と長髪宣言(!?)。さらに、「今はインターネットも普及していて、映像も観れるということなので、2ヶ月に1回くらいはリアルに俺を感じてもらいながら、髪型の変化を観てもらえたらなと思っているんですが…あんまり興味のない人はそっとしてあげて下さい」と自らフォローを入れるTERU。そして、「今日は1発目ということで空回りしたところもあったかと思いますが、大目にみて下さいね」と締め括ると番組は終了。『TERU ME NIGHT GLAY』第1回目は、終始笑いの絶えない放送となった。
    (HAPPY SWING VOL.31)
  • FM FUJIレギュラー番組「Cyber Net City Full Metal mix」スタート(DJ:HISASHI)

    2003.10.03

    FM FUJI 毎週金曜日19:00~21:00
    その後2007年4月7日より毎週土曜21:00~22:00に変更
    2008年3月29日終了。

    INFORMATION


    REVIEW

    “リスナーとより硬質に結びつきを深めたい。そして選曲、内容も硬質にしていきたい”という想いを込め、Full-Metal mixというタイトルに昇華し、約2年10ヶ月振りに戻ってきた『Cyber Net City Full-Metal mix』。番組の再スタートに伴い、オープニングからエンディングに至るまでのジングル(効果音)&BGMは全てHISASHIが作成したらしく、この日初めて聴いたスタッフは、完成度の高さに大絶賛!! その力の入れようからも、番組に対するHISASHIの意気込みが伝わってくる。
    今日はサテライトスタジオからの生放送ということで、スタジオ前にはファンが数十名ほど集まっていて、スタッフから「シャッター開けても大丈夫!?」と聞かれたHISASHIは、「シャッターOK! 写真OK! ビデオもOK!」とかなりハイテンション(もちろんOKなのはシャッターのみ)。番組スタートと共にシャッターが開くと、ガラス越しにメッセージボードを見せたり、手を振ったりと、HISASHIの登場を心待ちにしていたファンから笑顔で迎えられるのだった。そして番組は、リスナーとの生電話コーナーをメインに進められ、以前『Mind Tuning Neo』(就職、夢の実現など人生の岐路に立ったリスナーの相談に、HISASHIが直球で挑むカウンセリングコーナー)で、HISASHIから短大受験に合格するためのアドバイスをもらったことがあるというリスナーの女の子から、「今日、専門学校の面接があったんですが、無事合格しました!」と嬉しい報告を受けるHISASHI。彼女の「その時の放送を録音したものを何度も聴いて今まで頑張ってきました!」という言葉に、「俺、鉛筆転がせ!なんて言ってなかった!?」と一瞬恐縮するも、しっかりアドバイスしていたことが分かると、「すごいじゃないですか!! この『Mind Tuning Neo』にお便りを出すと、なんと受験に合格できるそうです!! このコーナーでは、リスナーの悩みに、ギタリストそして社会人の立場から、自分の体験を踏まえて直球でアドバイスしていきます。俺、ちょっといい気になってるよ!」と得意気に話すのだった。また、ギターをやっているという男の子からの電話では、「最近、オリジナルの曲を作ってるんですが、カッコイイフレーズが思いつかなくて、思いついたとしてもコードにのらないんです…」という悩みに、愛用“仔タルボ”で実演アドバイス。さらに、「音楽業界であいましょう」という男同士の約束を交わすなど、第1回目の放送は、リスナーとの関係をより密接にした内容となった。
  • FM802レギュラー番組「Buggy Crash Night」スタート(毎週土曜日23:00~23:50)(DJ:JIRO)

    2003.10.04

    FM802 

    INFORMATION


    REVIEW

    649日振りの復活となった『Buggy Crash Night』は、JIROのちょっと照れた「ただいま! お帰り!」という1人2役でのスタートとなった。
    ブースへの移動中、スタッフから「久し振りだから緊張してるんじゃない!?」と聞かれたJIROは、「まだ大丈夫だよ!」と意外に落ち着いている様子だったが、リスナーと電話を繋ぐ直前になると「あ~、やっぱり電話は緊張するーー」とソワソワ状態。それでも、リスナーのテンションの高さにトークも弾み、そのリスナーがTSUTAYAでバイトをしていることを知ると、9月26日に発売となったビデオ&DVD『HIGHCOMMUNICATIONS 2003』の反応を聞いたり、10月16日に発売となるシングルの宣伝をしたりと、かなり積極的なプロモーション活動に励むJIRO。さらに、リスナーの「ガンガンプッシュしていきますねっ」という言葉に、「よろしくお願いします!」と深々と頭を下げるJIROは、「俺、(そこのTSUTAYAに)キャンペーンに行こうかな。アメ村に買い物も行きたいし。もっともっと大阪の街を把握して、『Buggy Crash Night』は地域密着型の放送を目指したいなと思います…なんか俺、TAKUROくんっぽくなってきた(笑)。ホントなんだかウソなんだか分からないと思っている人もいるでしょうが、これはホントです。前にも増して地域密着型で、いろいろ勉強しながら頑張っていきたいと思います」と番組への豊富を語るのだった。
    (HAPPY SWING VOL.31)
  • GLAY ONE LOVE in 北京・ドキュメントストーリー『ACT ONE』(祥伝社)発刊

    2003.10.06

    GLAY ONE LOVE in 北京・ドキュメントストーリー『ACT ONE』
    仕様:四六判上製 ハードカバー 319ページ
    発行:祥伝社
    著:関 陽子

    INFORMATION

    【出版社コピー】
    「はじまりだね」北京ライブ直後にTAKUROがもらした一言。
    あれから1年、彼らが今思うこととは・・・。

    北京ライブを振り返っての現在の思い、そして10年、20年先への想いなどメンバーインタビューを元に構成された「ONE LOVE IN 北京」ドキュメント本。
    「終わりたくなかった。ずっと歌い続けたかった」(TERU)
    「”やっててよかった!"っていう気持ちしかない」(JIRO)
    「全員が夢見ていた光景だったと思う」(HISASHI)
    新たなるGLAYを生み出すための大きなチャレンジ、中国と日本のファン、3万5千人を動員した北京ライブの感動がいま甦る!
  • 28th SINGLE「BEAUTIFUL DREAMER/STREET LIFE」リリース

    2003.10.16

    収録曲
    01. BEAUTIFUL DREAMER
    02. STREET LIFE
    03. CHILDREN IN THE WAR
    (Live from HIGHCOMMUNICATIONS 2003)
    04. 時の雫 (Radio edit)  


    INFORMATION

    ◆ タイアップ情報
    BEAUTIFUL DREAMER:シボレークルーズ CMソング
    STREET LIFE:NTT DoCoMo 企業広告CMソング

    REVIEW

    前シングル「逢いたい気持ち」以来(DVDシングルという形態では、今年3月5日に「いつか」がリリースされてはいるか)、約1年3か月ぶりとなるこの作品はダブルAサイド・シングル。3曲目には、「CHILDREN IN THE WAR Live from HIGHCOMMUNICATIONS 2003」が収録されている。
    「BEAUTIFUL DREAMER」は、スピード感あふれるGLAYひさびさのアッパーチューン、ストリングスが弾むような軽みと彩りを加えている。演奏にも声にも、ここで音を出すことの喜びや、なお失われることのない、みずみずしさがあふれているように聴こえるのは気のせいだろうか?先のツアーで彼らが見せてくれた“ストレートなロックバンドのかっこよさ”や、もしかしたら。“バンドに向かう初期衝動のようなもの”が、ここに結びついているような気がする。と同時に、そうした勢いだけでなく、『HEAVY GAUGE』『ONE LOVE』『UNITY ROOTS & FAMILY,AWAY』というアルバムを経たからこそ出せる、大きなバンド・グルーブも曲のそこかしこに息づいているように感じられる。
    対して、2曲目の「STREET LIFE」は、ミディアム・テンポのバラード,“心ならずも大切な人を傷つけてしまった過去を思う”モチーフは、直接的にも問接的にもGLAYの楽曲の多くに見つけることができるが、この「ATREET LIFE」では、最後に<この街で生きるんだ>と結ぶ。達観かもしれないし覚悟なのかもしれないが、“ここでこうして生きていこうと”でもいうような・・・・・いろんなことを乗り越え包み込んでのその言葉は、タイトルどおりのまさに「LIFE」を表しているように感じられる。そしてそれは、生きていくこと≒生活することを大切に思う彼らだからこその説得力を帯び、とても強く心に響く。このシングルの最後を締めくくるのは、重厚で壮大な「CHILDREN IN THE WAR」。歌詞を見ると、他の2曲に比べて驚くほと言葉の数が少ない。けれどそこから伝わってくる痛み、悲しみ、憤り…ささやくようにも叫ぶようにも聴こえるTERUのボーカル。ライフ録音ならではの臨場感が、この曲の輪郭を、よりくっきり際立たせている。
     GLAYは来年、デビュー10周年を迎える。今回のシングルは、その先駆け的存在であり、これまでの長い年月を経ての“今あるGLAY”を、これ以上はないほどベストな形で見せてくれる。そんなことを思うせいなのか、「BEAUTIFUL DREAMER」のイントロか、彼らがこれから描いていく“バンドの新たなる軌跡”への序章のように聴こえてならない。
    (from CD HITS)
  • 「やまだひさしのラジアンリミテッドDX Re-Style LIVE」Zepp Tokyoで行われたライブイベントにTERU、TAKUROが参加

    2003.10.27

    Zepp Tokyoで開催されたRe-Style LIVEにTERUとTAKUROが出演

    TAKURO&TERU(GLAY)
    M1:BEAUTIFUL DREAMER
    M2:CHILDREN IN THE WAR
    M3:STREET LIFE

    INFORMATION


    REVIEW

    『やまだひさしのラジアンリミテッドDX』の放送1周年を記念し、同じく1周年を迎えた“Re-Style”(リデュ-ス・リユース・リサイクルを提唱し、循環型社会に向けた新しいライフスタイル情報ウェブサイト)との一大コラボレーションイベントがZepp Tokyoで行なわれた。このイベントは、やまだひさしさんを筆頭に、ORANGE RANGE、下地勇さん、ガレッジセール、HYDEさん、元ちとせさん、TAKURO & TERUというメンバーによるライブやパフォーマンスをメインに、エコトークを随所に盛り込んだ内容となった。
    15時45分に会場入りしたTAKUROとTERUは、リハーサルのためすぐにステージへと向かい、30分ほどでリハーサルを終了。友人であるガレッジセールやHYDEさんの楽屋に顔を出してから自分達の楽屋へと戻ってきた2人は、『恋テク必勝ガイド』の対談(P18『GLAY RADIO COMMUNICATION DX』参照)や“Re-Style”のインタビュー、ラジオのコメント録りと大忙しだ。本番1時間前になり、一段落したTAKUROはコーラスの練習をしようと辺りを見回すもTERUの姿はなく、側にいたマネージャーの岡村氏をボーカルに任命。『STREET LIFE』の歌詞カードを渡された岡村氏は、照れながらも熱唱…すると、数分後に戻ってきたTERUは、そ~っと岡村氏の隣に座り、控えめに歌うのだった(笑)。それからしばらく練習をしていたTAKUROとTERUは、気合い十分で本番へ…。
    19時にORANGE RANGEのパワー溢れるライブからスタートしたイベントは、ORANGE RANGEと同じ沖縄出身である下地勇さんのライブ、ガレッジセールとゲスト出演が急遽決定したバットボーイズ佐田さんとのトーク、HYDEさんを回答者としたエコクイズ、さらにシークレットゲストである元ちとせさんのライブと続き、最後はこのイベントのトリとなるTAKURO&TERUが登場すると、会場のテンションは最高潮にヒートアップ! 『BEAUTIFUL DREAMER』『CHILDREN IN THE WAR』『STREET LIFE』の3曲がアコースティックバージョンで披露され、TERUの歌声とTAKUROの演奏に会場中が魅了されていた。しかし、最後の曲となった『STREET LIFE』の中盤では、突然ギターの弦が切れてしまうというハプニングが発生!! TERUも途中でその事態に気付き、目で合図を交わす2人…。しばらくして演奏を止めたTAKUROが、「この曲はすごく大事な曲だから、もう一度最初からやります」と言ってスタッフにギターを渡すと、TERUは弦を張り替える時間を利用して“使用済の乾電池は電気屋さんに持っていきましょう!”“ペットボトルは本体と蓋を分けて捨てましょう!”など、TERUが実践しているというエコトークでイベントを盛り上げる。そして準備が整うと、TAKUROの「心を込めて演奏します」という言葉の後に今日2度目の『STREET LIFE』が演奏され、今度は無事に演奏を終えた2人は、盛大な拍手を受けながら楽屋へと戻るのだった。
    (HAPPY SWING VOL.13)

    ライブリポート
  • 過去のLIVE VIDEO 5タイトルDVD化

    2003.12.05

    過去のLIVE VIDEO 5タイトルがDVDとなってリリース
    「無限の deja vu DUCUMENT of “BEAT out!”TOURS complete!」
    「HIT THE WORLD GLAY ARENA tour 97」
    「pure soul TOUR'98」
    「“SUMMER of '98”pure soul in STADIUM」
    「pure soul DOME TOUR "pure soul" 1999 LIVE IN BIG EGG」

    REVIEW


     GLAYが'96~'97年に行なったツアーのもようを収録した映像作品、全5本が、一挙にDVD化された。すべて、完全デジタルーリマスタリングされ、5作品それぞれに、末公開の特典映像とライブフォトギャラリーを収録。“VHSで全部持ってる!”という人も、見逃せないマスト・アイテムだと言えそうだ。
    まず「無限のdeja vu~」は、1996年のツアー“BEAT out reprise”から、新宿厚生年金会館と渋谷公会堂、日本武道館でのライブとドキュメンタリーを収録。特典映像には、当時限定販売され、今ではプレミアものとなっている「無限のdeja vu DOCUMENT of “BEAT out”TOURS海賊盤」が収録されている。
     次の「HIT THE WORLD~」は、97年に代々木第一体育館で行なわれたライブを収録。特典映像には、渋谷オンエアWESTで行なわれたシークレットライブから2曲が収録されている。
     そして「pure soul “TOUR”」は、1997年に行なわれたホールーツアーからNHKホールでのライブが収録されている。特典映像は「誘惑」のマルチアングル。4人それぞれの姿をじっくりながめられるのがうれしい。
     同じく98年に行なわれたスタジアムツアーから、ポートメッセなごや特設野外ステージのライブを中心に収録したのが「“SUMMER of 98”~」。本作の特典映像には、今やエバーグリーンなナンバーとなった「I’m in Love」のメイキングが収録されている。
     最後は、99年の東京ドーム・ライブを収録した「DOME TOUR “pure soul”」。これの特典映像には「3年後」のライブ映像を編集し直したニュー・エディションが収録される。
     わずか3~4年の間に、5本のライブ作品をリリースしていたという事実には改めて驚かされるが、当時のGLAYには本当に目をみはるほどの勢いがあった。
    GLAYの映像ディレクターを10年間担当してきたという翁長氏は語る。
    「僕としても、作品を手がける中で、絶えず前作を超えなくちゃというのかありましたね。どんどんスケールアップしていく彼らに対して自分の持っているノウハウを絶えず全力でつぎ込んできた感じがあるんですよ。その都度、その作品に対しては、一期一会っていう感じでチャレンジしてきたんで」(映像監督・翁長氏)
     すごい勢いで成長しているバンドならではの存在感をこれだけわかりやすい形で見られる機会もそうないはずだ。ぜひ、そのオーラを自分の目で確認してほしい。
    (from CDでーた)

    無限の deja vu DUCUMENT of “BEAT out!”TOURS complete!
    初の武道館公演を含む新宿厚生年金会館、渋谷公会堂でのライブを収録。大掛かりな仕掛けがない分GLAYのライヴの原点か見える映像だ。かれこれ7年前に行われたツアーだけに懐かしい曲満載で、今ではライヴの起爆剤としてお馴染みの「SHUTTER SPEEDSのテーマ」初披露という歴史的瞬間も見られる。また、メンバーのビジュアルも“初期を匂わせてかなりレア。ドキュメント映像の他、アイスランドでのジャケット撮影の様子も。

    HIT THE WORLD GLAY ARENA tour 97
    97年に行われた『GLAY ARENA TOUR 97 ~HIT THE WORLD september~』より。アリーナという大きな会場だけに、よりエンターテイメント性が増したライヴに。映像(HISASHI猫とか)やソロコーナーも充実、GLAYの遊び心はこのへんの時期に爆発したらしい。ちなみに本作で出てくるTERUの“カメラに向かって投げキッス”は今後の作品でも何度か登場する(笑)。JIROやHISASHIの衣装や髪型か格段にポップになっているのにも注目。

    pure soul TOUR'98
    アリ-ナツアーまでやったのに半年もすると細かくホールツアーを廻ってしまう…しかも全国46ヶ所53公演!会場か小さいこともあって、客席からステージから、ものすごい熱気が伝わってくる。
    ほぼバラードなしの構成で、ノンストップなライヴ感を体感できるはすだ。ラストを飾る「I'm in Love」は大きな会場での大合唱も素晴らしいか、ここではより親密であたたかい空間を作り出している。ラストには松葉杖のHISASHIの姿もきっちり収録。

    “SUMMER of '98”pure soul in STADIUM
    人の海の中を走るメンバーはスターの風格だわ、巨大なバルーン人形が登場するわ、TERUの言う通りまさに「夢のような」お祭りライヴ。特に「FRIED CHICKEN & BEER」からメンバー紹介にかけての演出は圧巻。さらに、そんな凝ったステージの裏側(奈落から飛び出す仕掛けや設営風景)まで見られちゃう。
    収録されているのはポートメッセ名古屋の映像が中心だが、強風の安比高原、雨の札幌リハなど他会場の映像もあり。

    DOME TOUR “pure soul ”1999LIVE IN BIG EGG
    『無限の deja vu』では「武道館なんて見たこともなかった」と言っていた彼らが遂に東京ド一ムヘ。宇宙船を模した巨大なセットとグレードアップした演出でエンタメ性はさらに上かれど、4人とファンの笑顔は昔と少しも変わらない。アンコール、孤島のようなステージでのアコースティック「Cynical」や、TERUも感極まった「I'm in Love」など後半も見どころ満載。TAKUROの最後の言葉がとても印象的だ。HISASHIの誕生日パーティもちょっとだけ収録。
    (from WO)

    EPISODE

    GLAYのライブ映像制作をを数多く担っている映像監督・翁長氏は、下記のように語っている。
    「僕らの仕事はコンサートのフリーズドライっていうかね。だから黒子があんまリ表に出るのは、ぼくは美徳としないというか。結果、ビデオ見て「カッコいいね一、GLAYって」って思えば成功で、「カッコいいね一、この編集」なんていうのはちょっと違う。いつの間にか2時間のコンサートをパーッと見てしまって、もう一回見たいなっていうのが目指してる到達点なんですよ、ディレクターとしては。」