GLAY

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BIOGRAPHY

2005

  • 『GLAY THE FRUSTRATED -extreme- NIIGATA SPECIAL』新潟LOTSにてライブ

    2005.01.16

    会場:新潟LOTS

    メンバーの強い希望により、昨年10月31日に行なわれたGLAY ARENA TOUR 2004“THE FRUSURATED -extreme-”朱鷺メッセ・新潟コンベンションセンター公演に、新潟県中越地震の影響で参加できなかった方、新潟県内に在住の方を対象としたスペシャルライブ

    INFORMATION


    〈VTR~ピーク果てしなく ソウル限りなく〉
    ~SE~
    1.THE FRUSTRATED
    2.ALL I WANT
    《MC》
    3.MERMAID
    4.天使のわけまえ
    5.BLAST
    《MC》
    6.Blue Jean
    7.Way of Difference
    8.Winter, again
    《MC》
    9.WET DREAM
    10.coyote,colored darkness
    11.FATSOUNDS
    《MC》
    12.STREET LIFE
    13.軌跡の果て
    《MC》
    14.生きてく強さ
    15.Runaway Runaway
    16.Billionaire Champagne Miles Away
    17.ピーク果てしなく ソウル限りなく
    18.BUGS IN MY HEAD
    《MC》
    19.HIGHCOMMUNICATIONS

    ENCORE ※生中継
    《MC》
    1.ホワイトロード
    2.春を愛する人
    《MC》
    3.BEAUTIFUL DREAMER
    《MC》
    4.つづれ織り~so far and yet so close~

    REVIEW

    1/16 NIIGATA LOTS
    12時35分、JR新潟駅に到着したGLAYご一行。TAKUROとHISASHIは近くのおそば屋さんでランチをとり、TERUとJIROは一足先にLOTSへ。会場ではTERUが散髪、JIROがトレーニングをしながら時間を過ごしている。14時にTAKUROとHISASHIが会場に到着すると、それぞれサウンドチェックを行ない、15時20分からリハーサルがスタート。ステージがかなり狭いため、『FATSOUNDS』の演奏中にTERUがマイクスタンドを持ちながらどこでジャンプしようかと考えていると、思わず最後の“WHERE DO ROCKBAND WANNA GO?”の部分を歌い忘れそうになり慌てる場面も。また、最後のオープニングのチェックでは、の幕をセッティングする時間がないためぶっつけ本番となると、JIROは「ちゃんと成功するかな?」と不安そうな様子。今回は、スタッフがステージの下から引っぱって幕を落とすのだが、以前、紐がひっかかってキレイに落ちなかったことがあったため、そこで、TERUが「ティッシュで結んでおけば(笑)?」と提案するも、舞台監督の増渕氏に「それじゃあ、湿気で本番までもたないでしょ!」とすぐに却下されてしまい、不安を抱きながらも16時50分にリハーサルを終了。そして18時10分、いよいよステージにかかる幕に“THE FRUSURATED -extreme-”の映像を編集した『ピーク果てしなく ソウル限りなく』のライブバージョンの映像が流れ、雷の音と共にキレイに幕が引き落とされると、メンバーが登場!! 1曲目『THE FRUSTRATED』から飛ばすTERUは、「GLAYは新潟のみんなを元気づけにやって来ました!! みんな頑張ってると思うんだけど、もっともっと頑張れるようにフルパワーでいくからついてこいよ!!」と会場を煽るも、後ろから押されて苦しそうなファンを心配し、「無理しないでね。後ろでも十分楽しめるから。最前列もすげぇ近くていいんだけど、俺、最前列はあんまり見ないから。後ろの方ばっかり見るんでね。なぜかというと、1メートル以内は近いから恥ずかしくてね(笑)」と会場を和ませる。その後、何度も会場の様子を気にしていたTERUが「本当に無理しないでね。後ろでも楽しめるからね」と優しく声をかけ、後方から「こっちも楽しいよーーー!!」という声が聞こえると会場から温かい拍手が沸き起こり、メンバーの顔も笑顔に。そしてアンコールでは、TERUが「今日はこれから『JFN Special~HEART TO HEART 2005~』というラジオ番組で、神戸と新潟を繋ぎ、全国でこれからのライブの模様が生中継されます」と発表すると、会場のボルテージはますます上昇。「ラジオのタイトルも“HEART TO HEART”ということで、心と心を繋いで楽しい明るい声を全国のみんなに届けて下さい」と話したTERUは、DJ赤坂泰彦氏とのやり取りの中で、「元気になってほしいという想いを込めて贈りたいと思います。自分達が詰め込めるだけの愛情を詰め込んだナンバーを聴いて下さい」と想いを伝えると、『ホワイトロード』『春を愛する人』『BEAUTIFUL DREAMER』の3曲を熱唱。最後はライブ初披露となる『つづれ織り~so far and yet so close~』で、この会場にいた2,000人はもちろん、全国でラジオを聴いていたリスナーのみんなに溢れるほどの愛情を贈り、2005年初となるライブは締めくくられたのだった。
    (HSMSレポートより)

    EPISODE

    ■アンコールはJFN経由で全国に生中継された。
  • 単行本「別冊カドカワ 総力特集GLAY」発売

    2005.01.19

    INFORMATION

    GLAYデビュー10周年記念保存版!
    メンバー4人の超ロング・インタビューはじめ、上川隆也など、著名人とのパーソナル対談を収録。さらに大増量32頁スペシャル・グラビア、作家・鈴木光司によるライブ・リポート、氷室京介・松本孝弘(B'z)からのメッセージなどSP企画満載!
  • BALLAD BESTアルバム『-Ballad Best Singles- WHITE ROAD』発売

    2005.01.19

    収録曲
    01. ホワイトロード
    02. Way of Difference
    03. SOUL LOVE
    04. BELOVED
    05. SPECIAL THANKS
    06. Blue Jean
    07. 逢いたい気持ち
    08. a Boy~ずっと忘れない~
    09. HOWEVER
    10. ずっと2人で…
    11. .BE WITH YOU
    12. Winter,again
    13. 時の雫
    14. つづれ織り~so far and yet so close~

    オリコンアルバムチャート初登場1位獲得

    REVIEW

  • 『GLAY THE FRUSTRATED -extreme- NIIGATA SPECIAL』新潟県民会館にてライブ

    2005.01.22


    会場:新潟県民会館
    メンバーの強い希望により、昨年10月31日に行なわれたGLAY ARENA TOUR 2004“THE FRUSURATED -extreme-”朱鷺メッセ・新潟コンベンションセンター公演に、新潟県中越地震の影響で参加できなかった方、新潟県内に在住の方を対象としたスペシャルライブ

    INFORMATION


    SE~
    1.THE FRUSTRATED
    2.ALL I WANT
    《MC》
    3.MERMAID
    4.天使のわけまえ
    ~映像SE~
    5.BLAST
    《MC》
    6.Blue Jean
    7.Way of Difference
    8.Winter, again
    《MC》
    9.WET DREAM
    10.coyote,colored darkness
    11.FATSOUNDS
    《MC》
    12.STREET LIFE
    13.軌跡の果て
    《MC》
    14.Runaway Runaway
    15.Billionaire Champagne Miles Away
    16.ピーク果てしなく ソウル限りなく
    17.BUGS IN MY HEAD
    《MC》
    18.HIGHCOMMUNICATIONS

    ENCORE
    1.ホワイトロード
    《MC》
    2.BEAUTIFUL DREAMER
    3.生きてく強さ
    4.誘惑
    《MC》
    5.南東風
    《MC》
    6.つづれ織り~so far and yet so close~

    REVIEW

    1/22 新潟県民会館

    30分押しの17時30分、アリーナツアー同様、ステージ上の4つのビジョン(この日のセットは、アリーナツアーのミニチュア版とも言える新潟限定セット!!)にメンバーのシルエットが映し出され、1曲目の『THE FRUSTRATED』がスタートすると、メンバー&会場のボルテージは一気に上昇。2曲目の『ALL I WANT』を終えたTERUは、「イェーイ!! 新潟!! 見た? セット。はっきり言ってホールのセットじゃないから、これ。アリーナ級のセットを無理矢理詰め込んだって感じですね。extremeツアーも今日がホントに最後になるんですけど、今日は見たくても見れなかった子達、今日初めて見る子達もいると思うので、FRUSTRATEDを思いっきりステージにぶつけて下さい」と話し、ハードナンバー『MERMAID』『天使のわけまえ』『BLAST』でさらにテンションを上げていく。そして、11曲目の『FATSOUNDS』後のMCでは、TAKUROが「みんな本当に元気そうで良かった。今日は来てくれてありがとう。いろんな想いを抱えてこの場所に集まって来てくれてると思いますが、GLAYは昨年交わした約束をきっちり果たしに、ここ新潟に戻って来ました。この中には、まだ大変な想いをしている人もたくさんいるかと思います。今日は、10年分20年分の元気をみんなにぶち込んでやろうかなと思ってるんで、全部受け取って下さい。昨年はEXPOなどたくさんの挑戦をしてきましたが、ミュージシャンとして最高の1年を過ごすことができました。たくさんの悩みごとや壁にぶつかった出来事があったけど、こうやって音楽によってみんなと繋がっているということで、また10年やっていけるという確信を得た曲を、心を込めて演奏します。聴いて下さい」と熱く語り、『STREET LIFE』を演奏。そして、18曲目の『HIGHCOMMUNICATIONS』では、会場全体がTERUと共に拳をクロスさせて盛り上がると、興奮冷めやらぬまま本編が終了。さらに、アンコールの『南東風』では、恒例の“南東風ダンス”講習会が行なわれ、1回目の練習を終えたTERUは「“結構踊れてる”って思ってるみんな、踊れてませんから!!」と毒舌発言。「えーーーーっ!!」という会場の声に、TERUは「俺達もよくあるんだけど、ステージで決まったな!と思うアクションも、あとでビデオを観ると意外とこじんまりしてるんだよね。それと一緒で大げさなほど見栄えがいいので、大げさに踊りましょう」とアドバイスし、再び練習タイムに。ところが、今度はなぜかリズム隊の演奏が約2倍のスピードとなってしまい、TERUに「TOSHIって意地悪だねぇ」と言われたTOSHIは、“俺じゃなくて、JIROだよ”とジェスチャーで必死にアピールするのだった。そして、スパルタ練習の成果(?)か、見事に“南東風ダンス”を踊り上げた会場。最後はTERUが「ここ新潟のみんなに頑張ってほしいと思うし、目一杯の愛情を伝えて、その愛情を家に持ち帰ってもらいたいと思うので、最後にもう1曲だけ聴いてほしいと思います。本当に自分達が大切にして育ててきたナンバーです」と話し、ラストナンバー『つづれ織り~so far and yet so close~』でライブ終了。愛情のこもった歌で“元気づけたい”というメンバーの熱い想いは、きっと届いたに違いない。
    (HSMSレポートより)
  • 『CYBER NET CITY presents GLAY 10th Anniversary Year Final “WHITE ROAD”in KOFU』山梨県立県民文化ホールにてライブ

    2005.01.31


    会場:山梨県立県民会館
    ドームツアーの前や合間に数か所ホールツアーでの公演が行われた。

    INFORMATION

    ~OPENING~
    1.GLOBAL COMMUNICATION
    2.サバイバル
    《MC》
    3.SOUL LOVE
    4.彼女の“Modern…”
    5.グロリアス
    《MC》
    6.Winter,again
    7.Way of Difference
    《MC》
    8.生きてく強さ
    9.STAY TUNED
    10.ここではない、どこかへ
    《MC》
    11.ホワイトロード
    12.時の雫
    《MC》
    13.ピーク果てしなく ソウル限りなく
    14.SHUTTER SPEEDSのテーマ
    15.誘惑
    《MC》
    16.つづれ織り~so far and yet so close~

    ENCORE
    1.逢いたい気持ち
    2.ずっと2人で…
    《MC》
    3.BEAUTIFUL DREAMER
    《MC》
    4.南東風

    REVIEW

    1/31 山梨県立県民文化ホール

    GLAY初となる山梨県でのライブが遂に実現。この日のライブは、FM FUJIで好評オンエア中のHISASHIレギュラーラジオ番組『Cyber Net City Full-Metal mix』presentsということで、同番組のアシスタントディレクターであるヨッシーが前説を担当。GLAYのリハーサル終了後に前説のリハーサルが行なわれると、HISASHIは「なんか余計なこと言わないか心配だよ(笑)」と不安そうにその様子を見ている。本番5分前、ステージ袖でHISASHIが見守る中ヨッシーは無事任務を完了し、メンバーがステージに登場。TERUの「本当に11年間長いこと待たせました。今日はドームツアーの初日ともいうべくライブが開催できました…ドームじゃないんだけどね(笑)」というMCの後、1曲目の『GLOBAL COMMUNICATION』でライブがスタートすると、会場は一気にヒートアップ。そんな中、7曲目の『Way of Difference』を歌い終えたTERUが、「じゃあ、盛り上がっていくぜーーー!! COME ON!!」と叫ぶも一向に演奏が始まらず、顔を見合わせるメンバー…「あれっ、何か間違った?」と慌ててセットリストを確認したTERUは、次のナンバー『生きてく強さ』のタイトルコールをしなければいけなかったことに気付くと、「えっ、何? 何かあったの?」と知らんぷり(笑)。本編が終わりメンバーがステージを去ると、2月2日に誕生日を迎えるHISASHIのために会場から♪HAPPY BIRTHDAY TO YOU~♪の大合唱が起こり、その歌声に応えてHISASHIが登場!! ところが、自分の着ているTシャツを指差し、「今、ピンク見て笑っただろ!」といきなりキレするHISASHIは、「本番前に“HISASHIさん、アンコールのTシャツは何色着ますか?”って聞かれたから、“黒”って言ったら、スタイリストのアシスタントのミッシーが悲しい顔をするのね。で、どうしたのかな~って思ったら、“グレーかピンクしかない”って言うの。グレーとピンクだったら、そりゃあピンクだろ!」と力説(笑)。その後、HISASHIから1人ずつステージに呼び込まれ、「10年前は何をしていたのか?」という質問にメンバーは「氷室京介さんのバックでドラムを叩いていました。東京ドームに観に来たのって10年前だよね? その時に始めて(HISASHIと)会いました」(TOSHI)、「『Freeze My Love』のプロモーションで全国を回っていたんですけど、俺、事務所に内緒でGLAYのデモテープを2,000本作り、それを売ってはメンバーに生活費を渡していました。それがちょうど10年前の今頃で、ちなみに俺は、そのお金でシルビアを買いました。込み込みで47万円でした(笑)」(TAKURO)、「10年前はHISASHIはこういうキャラじゃなかった(笑)。そして、当時はこんなにいい服を着せてもらってなかったよね」(JIRO)、「ちょうど、奥田民生くんのツアーをやってたかな。毎年同じような生活をしていて…でもそれができるのが幸せです」(YUTA)、「まだ売れるか売れないか分からないバンドだったから、その当時は本当に苦しんでいたと思います。でも、あの時期があったからこそ、今こうして10周年を迎えることができました。こうやって笑顔でライブをやっているGLAYの言うことだし、今悩んでる子達がいたら、頑張って突き進んで行ってほしいなと思います」(TERU)とそれぞれ10年前の想い出をバトン形式で語り、初披露となる『逢いたい気持ち』を演奏。さらに『ずっと2人で…』『BEAUTIFUL DREAMER』と続き、21時20分のラストナンバー『南東風』でライブは終了。終演後、『Cyber Net City Full-Metal mix』のインタビューを受けながら楽屋に戻ったHISASHIに、メンバー&スタッフから、バースデーソングの大合唱とバースデーケーキのプレゼント!! この後、東京に戻るためバスに乗りこんだメンバーは、HISASHIの誕生日を祝って美味しいお酒を飲みながら家路へと着くのであった。
    (ファンクラブ会報より)
  • 『10th Anniversary Year Final GLAY DOME TOUR 2005“WHITE ROAD”』スタート(全国4ヶ所5公演)

    2005.02.05


    10th Anniversary Year のラストを飾る、約3年振りのドームツアーが2月5日の札幌ドームを皮切りにスタート!!

    REVIEW

    2/5 札幌ドーム

    “自分達の生まれ故郷である北海道で初日を迎えたい”というメンバーの想いから、ドームツアー初日となった、札幌ドーム。
    JIROはヘアメイク谷崎氏と髪型の打ち合わせをするため少し早めの11時、TERU&TAKURO&HISASHIは11時45分に会場入りし、12時20分からリハーサルがスタート。まずは、道産子ダンサーズの皆さんとの顔合わせとなり、「よろしくお願いします」と元気良く挨拶するメンバー。今回のツアーでは、全国の地元ダンサー50人と“南東風ダンス”で共演するのだが、大舞台でのGLAYとの共演に緊張している様子の道産子ダンサーズに、「皆さん、今日は一緒に頑張りましょうね!!」と優しく声をかけるTERU。センターステージから道産子ダンサーズのダンスのチェックをするTERUは、「アクションは大きくね!!」とアドバイスし、20分程で『南東風』のチェックは終了。その後、一通りリハーサルを終えて楽屋に戻ったメンバーは、本番に向けてウォームアップをしたり、ギターを弾いたりとそれぞれの時間を過ごす。初日とあって楽屋はいつもより緊張感が漂い、本番5分前には気合い入れのため別室に移動するメンバー。その時少し遅れて来たJIROに、「楽屋にあったヘッドホンって、YUTAさんのじゃないよね?」と聞かれ、慌てて楽屋に戻り「アンコールで使うやつだから、忘れてたわけじゃないんだけどね(笑)」と自らフォロー。しかし、この出来事でさっきまでの緊張感が吹き飛んだかのように笑顔を見せるメンバーは、「ヨッシャーーー!!」と気合いを入れると、30分押しでステージへと向かうのであった。

    2/12 ナゴヤドーム

    ステージにかかる横幅100メートルの白い幕にGLAYの10年間の軌跡を辿る映像が流れ、鐘の音と共に幕が少しずつ開くと、セットの教会の扉からメンバーが1人ずつ登場!! まずは、函館の景色を連想させるその教会のセットで『ホワイトロード』を演奏。そして、そこからは下のステージに移動し、2曲目の『Freeze My Love』を歌い終えたTERUは、「名古屋ーーー!! 10th Anniversary Year Final GLAY DOME TOUR 2005 “WHITE ROAD”へようこそ。今日はここ名古屋で一緒に楽しみましょう。名古屋だみゃあ(笑)」と名古屋弁でファンの心を掴む(?)と、続けて「今回のライブはすげぇ楽しいです。みんなの1人1人の力が必要になるので、シャイになるのではなく、アップアップでいきましょう!!」と話し、3曲目の『生きてく強さ』へ。6曲目からはバラードナンバーが続き、『Winter,again』『Way of Difference』『ずっと2人で…』で会場を魅了したTERUは、その後1人でセンターステージに移動し、『BELOVED』を弾き語りで熱唱。また、本編終盤となる17曲目『BEAUTIFUL DREAMER』のイントロと共にセットが回転すると、そこには溝口肇氏率いる四家卯大ストリングスグループの皆さんがスタンバイ。『BEAUTIFUL DREAMER』『時の雫』『つづれ織り~so far and yet so close~』と全3曲に及ぶバンドとオーケストラの共演に、会場は圧巻といった様子で感動する中、本編を終了。そして、盛大なアンコールに応えて再びステージに登場したメンバーはセンターステージに移動すると、アコースティックによる『HOWEVER』『逢いたい気持ち』を披露。次の『Cynical』前のMCでTERUに「次はご機嫌なナンバーにいきたいと思うので、みんな(テンションを)上げていってね。じゃあ、ここでメンバーの声を聞こうか。はいJIRO」と、突然ふられたJIROは「イェイ!」と一言…。えっ、それで終わり!?と言わんばかりの表情でTERUに見つめられたJIROは、慌てて「楽しい!! サイコーーー!!」と付け加えると、次のHISASHIはそれでも「イェイ!」と一言のみ(笑)。続いて、TAKUROもその2人を真似て「イェイ!」とだけ言うと、、HISASHIとJIROからピックを投げつけられてしまい、「なんかぶつけられた(笑)。今日は来てくれてありがとうございます。3年振りのドームなんですが、見て分かると思うんですけど、GLAYみんな楽しんでます。みんなも楽しんで下さい!!」と挨拶。そしてYUTAの番になり、TERUが「YUTAさんはマイクがないから、みんなしーーーっ」と会場を静かにさせると、生声で「サイコーーー!!」と叫ぶYUTA。締めとなったTOSHIは「バンド内で一番声の小さいTOSHI」とふられたためわざと小声で話すも、JIROが怒りのジェスチャーを見せると、YUTAに負けないくらい大きな声で「サイコーーー!!」と叫ぶのだった。その後メインステージに戻り、『ピーク果てしなく ソウル限りなく』から再び盛り上がりを見せ、TERUの「この空間だけはこれからもずっと楽しく、幸せな空間になっててほしいなという願いを込めて、次のナンバー、一緒に踊りませんか? Shall we ダンス?」という合図のもと、ラストナンバー『南東風』へ。会場中がとても楽しそうに“南東風ダンス”を踊っている姿が印象的であった。
    3年振りとなった今回のドームツアーは、今までのシングル曲をフィーチャーした、まさに10th Anniversary Yearのラストを飾るに相応しい、スペシャルなライブとなったことは言うまでもない。
    (HSMSレポートより)


    EPISODE

    世界的に有名なチェリストの溝口肇氏。今回はコンダクターとして、GLAYのツアーに初参加!!
  • 『GLAY 10th Anniversary Year Final “WHITE ROAD”in HOFU』山口にてライブ

    2005.02.23


    会場:山口・防府市公会堂

    INFORMATION

    1.GLOBAL COMMUNICATION
    2.サバイバル
    《MC》
    3.生きてく強さ
    4.STAY TUNED
    5.ここではない、どこかへ
    《MC》
    6.Winter,again
    7.Way of Difference
    8.ずっと2人で…
    《MC》
    9.グロリアス
    10.Freeze My Love
    11.彼女の“Modern…”
    《MC》
    12.ホワイトロード
    《MC》
    13.SOUL LOVE
    14.ピーク果てしなく ソウル限りなく
    15.SHUTTER SPEEDSのテーマ
    《MC》
    16.つづれ織り~so far and yet so close~

    ENCORE1
    《MC》
    1.HOWEVER
    2.逢いたい気持ち
    《MC》
    3.BEAUTIFUL DREAMER
    《MC》
    4.南東風

    ENCORE2
    1.誘惑
    2.ACID HEAD

    REVIEW

    2/23 防府市公会堂

    2月12日ナゴヤドーム以来のライブとなったこの日、ドームツアーとはセットリストが大幅に変わるため、曲の流れがスムーズにいかないところがあると、すぐにステージ上でミーティングを行ない、セットリストを変更していく。そんな入念なリハーサルも終盤に差しかかった頃、楽屋の方から漂ってきた匂いにTERUは「なんか美味しい匂いがする」と反応し、TAKUROから「美味しい匂いって…(笑)」とツッコまれるも、「焼そばかな? ハンバーグかな?」と興味津々の様子(ちなみに、その匂いの正体はカレーでした)。今回、久し振りの山口でのライブということで、TERUが「今日は楽しみましょうね!! 山口自体6年振り、防府は初めてなのでよろしくお願いします」と締めくくると、1時間30分に及ぶリハーサルが終了。その後、楽屋で準備に取りかかり、18時45分にいよいよライブがスタートすると、1曲目の『GLOBAL COMMUNICATION』から今までにないほど盛り上がりを見せる会場。その勢いはとどまることなく本編を終えると、会場からは息つく間もなくアンコールが沸き起こる。ホールクラスとは思えないほどの会場のパワーに、本編を終えて楽屋に戻ったメンバーから「今日のオーディエンスはすごい!!」「全員に缶コーヒーをプレゼントしたい!!」という声が上がるほど大満足の様子。そして、その盛大なアンコールに応えてステージに登場すると、「『SHUTTER』はもう何百回もやってきたと思うんだけど、今日のあのテンションは、今までのベスト3に入るんじゃないかな」(JIRO)、「今楽屋に戻った時に、メンバーの誰か1人が“泣きそうだ”と言ってたんですけど、俺も同じ気持ちですね。あったかい拍手や声援であんまり俺達を泣かさないで下さい」(TAKURO)と、会場のパワーのすごさを熱く語るメンバー。その後、TERUが客席のみんなを着席させ、「音楽の素顔を聴いてほしいと思います」と言ってアコースティックで『HOWEVER』と『逢いたい気持ち』の2曲を演奏。その心温まる演奏に感極まって泣き出すファンが続出するも、次の『BEAUTIFUL DREAMER』では再び客席が総立ちになり、アンコールラストナンバー『南東風』へ。そこで、ローディーの山田氏からタオルを受け取り、「だっさんです」と紹介するTERUだったが、山田氏はすぐに定位置に移動。続けてステージ袖に待機している2人のローディーを紹介するがやはり反応がなく、「みんなシャイなんだわ(笑)。実は、俺もシャイなんですが…」と話すTERUの言葉を遮るかのように会場から「えーーー」とブーイングが起こると、すぐに「“えーーー”って言うな」とツッコむTERU。また、客席を見渡し、「お父さんも踊っていいんですよ。なんか笑点みたいだね、客席をいじって(笑)」と会場とのコミュニケーションもバッチリ。“南東風ダンス”も大成功でステージを去ったメンバーだったが、会場からの鳴り止まないアンコールで再びステージに登場すると、「やっぱこれじゃ帰れねーな。この歓声聞いたらやるでしょー!!」と当初予定になかった『誘惑』『ACID HEAD』のハードナンバー2曲を演奏し、21時30分にライブが終了。2時間45分に及ぶ熱いステージを終えて楽屋に戻ったメンバーは、達成感に満ち溢れた表情を見せていた。この日のライブは、GLAY史上ベスト5に入るほど最高のライブだといっても過言ではないだろう。
    (HSMSレポートより)
  • 『GLAY 10th Anniversary Year Final “WHITE ROAD”in MAEBASHI』群馬にてライブ

    2005.03.09


    会場:群馬県民会館

    INFORMATION

    SET LIST
    1.More than Love
    2.Freeze My Love
    《MC》
    3.生きてく強さ
    4.STAY TUNED
    5.MERMAID
    6.HOWEVER
    《MC》
    7.Winter, again
    8.Way of Difference
    《MC》
    9.GLOBAL COMMUNICATION
    10.サバイバル
    11.グロリアス
    《MC》
    12.ずっと2人で…
    13.RAIN
    《MC》
    14.SOUL LOVE
    15.彼女の“Modern…”
    16.誘惑
    《MC》
    17.BEAUTIFUL DREAMER
    《MC》
    18.つづれ織り~so far and yet so close~

    ENCORE1
    1.ピーク果てしなく ソウル限りなく
    2.SHUTTER SPEEDSのテーマ
    3.ACID HEAD
    《MC》
    4.南東風

    ENCORE2
    1.ホワイトロード

    REVIEW

    3/9 群馬県民会館

    11時30分、都内某所に集合したGLAYご一行は、大型バスで会場となる群馬県民会館に向けて出発。車内では音楽を聴いたり、PSPで遊んだり、睡眠をとったりと、移動の時間をそれぞれ思い思いに過ごしている。13時45分、地元のファンが迎える中会場に到着すると、TERUは「あんまり来ない場所だからね!」と笑顔で手を振りファンサービス。楽屋では、昼食をとりながら舞台監督の増渕氏と打ち合わせを行ない、15時からTOSHI→JIRO→YUTA→TAKURO→HISASHIの順にサウンドチェック。さらに、15時35分からリハーサルがスタートすると、打ち合わせで急遽セットリストに変更のあった部分を入念に確認しながら進行していく。16時45分、リハーサルを終えて楽屋に戻ったメンバーは、メイクをしたり、ウォームアップをしたりと、本番に向けての準備に取りかかる。会場へ向かう車内でPSPに夢中だったHISASHIは、もちろんメイク中もPSPモードに。一方、本番20分前には、TAKUROが突然ギターで弾き始めたクリスタルキングの『大都会』に合わせて、♪あ~あ~果てしない~♪と熱唱するTERU。喉の調子もバッチリ!!と言わんばかりの表情で本番を待つ…。そして18時40分、“HEAVY GAUGE”ツアー以来約4年振りとなる前橋でのライブに向けて十分気合いを入れたメンバーは、ステージへと向かうのであった。
    (HAPPY SWING VOL.37)
  • 『やまだひさしのラジアンリミテッドDX Re-Style LIVE Vol.2』Zepp Tokyoにてライブイベントに参加

    2005.03.10

    DJやまだひさしさんが主催するイベント「やまだひさしのラジアンリミテッドdeluxe Re-Style LIVE Vol.2」に出演。

    Re-Style LIVE Vol.2 サイト

    INFORMATION

    SET LIST
    1.生きてく強さ
    2.航海
    3.つづれ織り~so far and yet so close~
    全編アコースティックバージョン

    REVIEW

    3/10 Re-Style LIVE Vol.2 in Zepp Tokyo

    カリスマエコDJやまだひさし氏が総合司会を務めるイベント、Re-Style LIVEの第2回目が、この日Zepp Tokyoにて開催。今回は、『Re-Style』(リデュース・リユース・リサイクルを提唱し、循環型社会に向けた新しいライフスタイル情報ウェブサイト)、『やまだひさしのラジアンリミテッドDX』(TOKYO FM/JFN系列全国36局ネット)、『Lingkaran』『WHAT's IN?』(ソニー・マガジンズ)、『ゴゴイチ!』(スペースシャワーTV)といった協力な面々のサポートにより、前回をパワーアップしてのイベントとなった。18時30分に琉球ディスコのライブからスタートしたこのイベントは、随所にエコトークを交えながら、GOING UNDER GROUND、木村カエラさんのライブと進行。木村カエラさんのライブが終わると、スクリーンに『やまだひさしのラジアンリミテッドDX~全国キャラバン~』(やまだ氏が1日1エコを提唱し、日本全国を低公害車で縦断)の映像が流れ、全国各地での想い出を紹介するやまだ氏。さらに、そのキャラバンカーにスポットが当てられると「騒ぎにならないようにとの配慮から、本人の申し出により今まで隠してきましたが…」と、ある秘話についてを語り始める。実は、この企画をやろうと思い立った当初、スポンサーが見つからず、車を買うお金を捻出できなくて困っていたやまだ氏。しかし、そんな彼の志に共感したというある人が“好きなように使ってくれ”と1台の車をプレゼントしてくれたというのだ。「最後に紹介するのは、そんな素敵な男がいるバンドです」、そうやまだ氏に紹介され、イベントのトリを飾るGLAYがステージに登場!! まずはTERUが「エコということで、今日はアコースティックでお送りします」と話すと、初の『生きてく強さ』アコースティックバージョンを披露。その後、TAKUROの「やまちゃんと出会って、それまでは環境のことを10分しか考えてなかったのが30分になって、一緒に旅をするようになってからは1時間考えてたのが1時間10分になって…酔っ払ってる時は3分になったりもするんだけど(笑)。楽屋でモニターを観ていたら、明日から実践できることがいっぱいあった。皆さんも明日から、俺達と一緒に実践しませんか?」という呼び掛けに会場から温かい拍手が沸き起こり、続けて「こういったイベントを実現するには闘いの連続だったと思うけど、それでもなお頑張っているこの男に次の曲を捧げたいと思います」と『航海』を演奏。最後はTERUの「GLAYが一番大事にしている曲を最後に歌います。人を愛せるように、地球を愛するようになれば、もっと良くなるんじゃないかと思います。そんなことを気付かせてくれたナンバーです」というMCの後、『つづれ織り~so far and yet so close~』を演奏し、21時10分にライブが終了。イベント終了後の打ち上げでは、やまだ氏が「去年はこのイベントをやることができなかったんですが、その時にTAKUROさんの“続けなきゃ意味がないよ。俺達はいつでも出るよ”という言葉に背中を押され、2回目を企画しました。東京ドームの2日前にも関わらず快く引き受けてくれたGLAYの皆さん、本当にありがとうございました。これからも自分達にできることから続けていきたいと思います」と挨拶。こうして、Re-Style LIVE Vol.2は大成功のうちに終了したのだった。
  • 『10th Anniversary Year Final GLAY OSAKA 4DAYS SPECIAL 2005 “WHITE ROAD”』インテックス大阪5号館にてライブ

    2005.03.18


    GLAY OSAKA 4 DAYS SPECIAL 2005 "WHITE ROAD"
    (3.17~3.21)開催

    INFORMATION

    3/17 SET LIST
    ~SE~【BEAT out! reprise オープニングSE】 
    1.More than Love
    2.Freeze My Love
    《MC》
    3.生きてく強さ
    4.STAY TUNED
    5.MERMAID
    《MC》
    6.Winter, again
    7.Way of Difference
    《MC》
    8.GLOBAL COMMUNICATION
    9.サバイバル
    ~映像SE~
    10.グロリアス
    《MC》
    11.HOWEVER
    12.ずっと2人で…
    《MC》
    13.RAIN
    《MC》
    14.SOUL LOVE
    15.彼女の“Modern…”
    16.誘惑
    《MC》
    17.BEAUTIFUL DREAMER
    《MC》
    18.つづれ織り~so far and yet so close~
    ENCORE1
    1.Hit That(THE OFFSPRING)-HISASHI SELECT-
    2.ピーク果てしなく ソウル限りなく
    3.SHUTTER SPEEDSのテーマ
    4.ACID HEAD
    《MC》
    5.南東風
    ENCORE2
    1.ホワイトロード


    3/18 SET LIST
    ~SE~【pure soul in STADIUM“SUMMER of '98”オープニングSE】
    1.YOU MAY DREAM
    2.Freeze My Love
    《MC》
    3.生きてく強さ
    4.STAY TUNED
    5.MERMAID
    《MC》
    6.Winter, again
    7.Way of Difference
    《MC》
    8.More than Love
    9.サバイバル
    ~映像SE~
    10.グロリアス
    11.ここではない、どこかへ
    12.ずっと2人で…
    《MC》
    13.ホワイトロード
    14.SOUL LOVE
    15.彼女の“Modern…”
    16.誘惑
    《MC》
    17.BEAUTIFUL DREAMER
    《MC》
    18.つづれ織り~so far and yet so close~
    ENCORE1
    1.Jaded(Aerosmith)
    2.ピーク果てしなく ソウル限りなく
    3.SHUTTER SPEEDSのテーマ
    4.ACID HEAD
    《MC》
    5.南東風
    ENCORE2
    1.RAIN


    3/20 SET LIST
    ~SE~【GLAY EXPO 2001 GLOBAL COMMUNICATION(東京スタジアム)オープニングSE】
    1.GLOBAL COMMUNICATION
    2.Freeze My Love
    《MC》
    3.生きてく強さ
    4.STAY TUNED
    5.ここではない、どこかへ
    《MC》
    6.Winter, again
    7.時の雫
    《MC》
    8.MERMAID
    9.サバイバル
    ~映像SE~
    10.グロリアス
    11.HOWEVER
    12.ずっと2人で…
    《MC》
    13.ホワイトロード
    14.SOUL LOVE
    15.彼女の“Modern…”
    16.誘惑
    《MC》
    17.BEAUTIFUL DREAMER
    《MC》
    18.つづれ織り~so far and yet so close~
    ENCORE1
    1.Summer of '69(Bryan Adams)
    2.ピーク果てしなく ソウル限りなく
    3.SHUTTER SPEEDSのテーマ
    4.ACID HEAD
    《MC》
    5.南東風
    ENCORE2
    1.RAIN


    3/21 SET LIST
    ~SE~【GLAY HIGHCOMMUNICATIONS TOUR 2003 オープニングSE】
    1.HIGHCOMMUNICATIONS
    2.Freeze My Love
    《MC》
    3.MERMAID
    4.生きてく強さ
    5.STAY TUNED
    《MC》
    6.Winter, again
    7.時の雫
    《MC》
    8.GLOBAL COMMUNICATION
    9.サバイバル
    ~映像SE~
    10.グロリアス
    11.SOUL LOVE
    《MC》
    12.HOWEVER
    13.ずっと2人で…
    《MC》
    14.RAIN
    《MC》
    15.ピーク果てしなく ソウル限りなく
    16.誘惑
    《MC》
    17.BEAUTIFUL DREAMER
    《MC》
    18.つづれ織り~so far and yet so close~
    ENCORE1
    1.ギンギラギンにさりげなく(近藤真彦)
    《MC》
    2.彼女の“Modern…”
    3.SHUTTER SPEEDSのテーマ
    4.ACID HEAD
    《MC》
    5.南東風
    ENCORE2
    1.ホワイトロード

    REVIEW

    3/21 インテックス大阪5号館

    大阪4DAYの最終日となったこの日、会場の都合で沖縄のステージセットの規模が縮小されるため、沖縄には参加しないスタッフを含むオールスタッフとステージ上で記念撮影をした後、12時30分からリハーサルがスタート。最後にTERUが「このGLAY 10th Anniversary Yearシリーズも大詰めです。大阪最終日ということで、共に10年間歩いてきてくれた皆さんに、この場を借りて感謝の気持ちを述べたいと思います。ありがとうございます。しばらく会えないスタッフもいると思いますが、お互いに力を溜めて、また会えることを楽しみにしています」と締めくくると、会場のスタッフから盛大な拍手が沸き起こり、1時間30分に及ぶリハーサルが終了。そしていよいよ、15分押しの16時15分に1曲目の『HIGHCOMMUNICATIONS』でライブがスタートすると、会場は一気にヒートアップ。2曲目の『Freeze My Love』を歌い終えたTERUが、「外も熱けりゃ、ここも熱いわ。1曲目からすごいね。大丈夫ですか? 大阪最終日、思いっきり楽しんでくれ!! 思いっきり熱い大阪にしてくれーーー!!」とシャウトし、3曲目の『MERMAID』へ。5曲目の『STAY TUNED』ですでに会場のテンションは最高潮となり、「スタイリストさんに謝らなきゃいけないんだけど、(ウォレットチェーンが)ブチ切れたからね。そのくらいテンションが高いです」とTERU。その勢いはとどまることなく本編を終えると、アンコールで登場したTERUが「1日目はHISASHI選曲でTHE OFFSPRINGの『Hit That』、2日目は俺選曲でAerosmithの『Jaded』、そして、昨日はTAKURO選曲でBryan Adamsの『Summer of '69』、残るはコイツだ!」と、MCをJIROにバトンタッチ。「僕はFM802で『Buggy Crash Night』という番組をやらせてもらっていて、番組では割と洋楽を中心にオンエアしているんですが、今回僕が選曲した曲は全く違って…」と話すJIROの言葉を遮るかのように、会場から「えーーー」というブーイングの声が。さらに「えーもこーもないんだけど、80年代の邦楽にこだわってみました。昨年末のライブでBOOWYの曲をカバーしたんですが…」と続けると、今度は会場から「わぁーーー」という歓声が上がり、「いちいちわーきゃー言われると話進まないから(笑)」とダメ出しするJIRO。その後悪戦苦闘しながらもMCを終え、JIROが初めて買ったレコード(自分のためではなく、お姉ちゃんの誕生日プレゼント用に購入)だという、近藤真彦の『ギンギラギンにさりげなく』のイントロがスタートすると、全く予想もしていなかった選曲に大喜びで盛り上がる会場。そして最後には、TERUが「何年かかるか分からないけど、GLAYはここ大阪に1つの大きな夢を残していきます。大阪ドーム、必ずやりたいと思います。何年かかってもこの夢は実現させたいと思います」と新たな抱負を語り、19時15分にライブが終了。
    4日間に渡って行なわれた、GLAY 10th Anniversary Year Final OSAKA 4DAYS SPECIAL 2005“WHITE ROAD”は、大成功のうちに幕を閉じたのだった。

    MEMBER'S COMMENT

    HISASHI'S SELECTION
    『Hit That』/THE OFFSPRING 
    シングルにもなっているんですが、『SPLINTER』というアルバムに入っている最新曲です。昔から何度となくライブを観てきましたが、オレンジ・カウンティ出身のバンドというのはすごく上手いバンドばかりで、それぞれ個人のレベルが高いんだけど、そこに走らないでちゃんとバンドにフィードバックさせるという、バンドのバランスのとり方が上手くて大好きです。去年、TAKURO以外の3人でTHE OFFSPRINGの武道館公演を観に行ったのですが、ちゃんとライブのことを想定して曲を作っているんだなと思いました。オーディエンスの盛り上がりなど全てが計算に入っていて、アルバムの楽曲+ライブで完結するっていう、ショービジネスとしても完璧にできていて本当に尊敬できます。僕もその一体感みたいなものをGLAYで作ってみたいなと思いこの曲を選びました。


    TERU'S SELECTION
    『Jaded』/Aerosmith
    昔からAerosmithの曲はよく聴いているのですが、今回メンバーそれぞれが好きな曲をカバーするということで、自分の中で1つ挑戦をしてみたいなと思いました。スティーブン・タイラーのあの高音の音域を、キーを下げずに、果たして原キーで歌えるのかどうか挑戦してみたのですが、リハーサルでやった時に自分が思った以上に歌えたので、これはGLAYにとって良い勉強になると思い、やってみました。『Jaded』を選んだ理由は、まさしく好きだからです。


    TAKURO'S SELECTION
    『Summer of '69』/Bryan Adams
    10周年の大阪スペシャルということで、何をやろうかいろいろと悩んだのですが、俺の音楽的ルートであるBryan Adamsの『Summer of '69』という曲を選びました。この曲は、THE OFFSPRINGの『Hit That』やAerosmithの『Jaded』ほど派手ではないのですが、すごく良い曲です。Bryan Adamsが16歳の時に5ドルでギターを買い、指から血が出るくらいギターを演奏して仲間とバンドを作ったのですが、やがてバンドを辞めていく奴もいて、仲間と離れ離れになってしまったけれど、それでもその1969年の夏は自分にとって最高の夏だったと歌っている曲です。俺にとっては、2004年の夏が人生の中で最高の夏だったのではないかと思います。GLAYはこの間の東京ドームでまた夢ができました。この先、そのとてもキレイで大きな夢に向かって自分を磨いていく時、2004年の夏や今日という最良の日が自分の支えになるんじゃないかと思います。そんな想いを込めて、この曲を選びました。


    JIRO'S SELECTION
    『ギンギラギンにさりげなく』/近藤真彦
    特に想い入れがある曲ではないんですが、去年の年末のライブで、僕らが大好きなBOOWYのカバーを演奏した時に、改めてバンドの楽しさをメンバーみんなで確認することができました。なので、今回はそれを越えたいと思い選曲していたのですが、やっぱり4人の共通の思いがBOOWYに叶うものがなかったので、だったらGLAYでやったら面白そうなもの、やっていて楽しいもの、勉強になるもの、ファンのみんなが懐かしいと思ってくれそうなもの…そして一番の決め手は、GLAYでやればカッコ良くなるはずというところで選曲してみました。実際、リハーサルをやっている時から“早くライブでやりたいね”っていうくらい手応えも良かったので、今回はそういった意味でイレギュラーな選曲ではあったんですが、改めてGLAYっていうバンドが面白くてカッコイイバンドだなと思いました。

    EPISODE

    ◆ライブ中の振動で近隣住民の方に迷惑がかかるという理由で大阪ドーム使用ができなくなったため、急きょ大阪はスペシャルライブを実施。