GLAY

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BIOGRAPHY

2004

  • 『HAPPY SWING presents GLAY COUNT DOWN LIVE IN MESSE “COME TOGETHER”』幕張メッセ展示ホール9・10・11にてカウントダウンライブ

    2004.12.31


    2001年以来3年ぶりのカウントダウンライブを実施。

    INFORMATION

    【SET LIST】
    ~SE~
    1.HAPPY SWING
    2.生きてく強さ
    《MC》
    3.サバイバル
    4.天使のわけまえ
    《MC》
    5.Blue Jean
    6.INNOCENCE
    7.春を愛する人
    ~映像SE~
    8.BLAST
    9.coyote,colored darkness
    《MC》
    10.Winter, again
    11.BE WITH YOU
    《MC》
    12.More than Love
    13.Billionaire Champagne Miles Away
    14.SHUTTER SPEEDSのテーマ
    15.Runaway Runaway
    《MC》
    16.笑顔の多い日ばかりじゃない

    ENCORE
    〈VTR〉
    《MC》
    1.ホワイトロード
    《MC》
    2.ピーク果てしなく ソウル限りなく
    《MC》
    〈COUNT DOWN〉
    3.BEAUTIFUL DREAMER
    4.彼女の“Morern…”
    《MC》
    5.BEAT SWEET(BOOWY)
    6.南東風

    REVIEW

    12/31 幕張メッセ展示ホール9-10-11

    2001年の札幌ドーム以来、3年振りとなるカウントダウンライブが、幕張メッセ展示ホール9-10-11にて行なわれた。この日、東京では午前中から雪が降り始め、首都高速の全面封鎖という予期せぬハプニングが発生したため、メンバーは予定より1時間遅れの15時30分に会場入り。そして、16時45分から約2時間に及ぶリハーサルを終えたメンバーは楽屋に戻るや否や、格闘技好きのJIROを筆頭に『PRIDE 男祭り 2004 大晦日スペシャル』に釘付け状態。それからしばらくテレビを観たり、ギターを弾いたり、準備をしたりしながら開演までの時間を過ごし、21時30分から最終準備に取り掛かかると、TAKUROは「お風呂に入ろう!」と言って洗面器にお湯を溜め、そこに手を入れて指先を温める。そしていよいよ、オンタイムの22時に『HAPPY SWING』でライブがスタート。2曲目の『生きてく強さ』を歌い終えたTERUは、「今日、すごい大雪だったから、俺達も辿り着けるかどうか心配で、半分くらいの人が来れないんじゃないかと思ったけど、最高です。みんなありがとう!! 2004年最後のライブってことで俺も舞い上がってるのね。すでにナチュラルハイ入ってるので、思いっきりブチキレるぜ!! 今日は心と心をぶつけ合って楽しもうぜ」と会場に呼びかけ、2004年の終わりに向けてライブは盛り上がっていく。しかし、カウントダウンを前に本編も残すところあと1曲となり、TERUが残念そうに「最後の曲になってしまいます」と告げると、当然のごとく会場から「えーーーーー」というブーイングが!! その反応にTERUは「“えーーー”って言うなよ。分かってるくせに。まだカウントダウン迎えてないじゃないか。とりあえず終わらせてくれ(笑)」と付け加え、『笑顔の多い日ばかりじゃない』で本編を終了すると、会場にアンコールの声が響き渡る。と突然、ステージの大画面にサラリーマンに扮したメンバーが餅つきをする映像…といってもただの餅つきではなく、TAKUROが杵をバット代わりにスイングしたり、HISASHIが杵でゲートボールしたり、TERUとJIROが杵で戦ったりという超スペシャル映像が流れ、会場は大喜び♡ その後、メンバーがステージに登場し、アンコール1曲目の『ホワイトロード』を終えると、TERUは「いよいよ近付いている感じがするんだけど、みんな時間が気になるよね。はい、ズバリあと15分…あっ、13分だ。計算できないわけじゃないんだよ(笑)。これでもそろばんは2級だからね」と自らフォロー。そして、いよいよカウントダウン5分前となり、TERUが「今ね、福岡の三井グランド…三井グリーンランドに、なんと! ここの2倍40,000人以上の人達が集まってくれて、一緒にカウントダウンを迎えてくれようとしています。本当にありがとう。ラジオを聴いているお友達、三井グランド…三井グリーンランドで楽しんでいるお友達…」と2回も名前を間違えたTERUに、すかさずピックを投げつけるHISASHI&JIRO。さらに、TAKUROから三井グリーンランドは熊本だっていうと耳打ちされたTERUは、「誰だぁ!! 誰だ!!これを書いたのは」と、自分の足元に貼られていた“福岡 三井グリーンランド”と書いてあるカンペをはがし「俺のせいじゃないよ」と逆ギレモード。そんなTERUにJIROが背後からシメ技(チョークスリーパー!)をかけ、「GLAYの飲み会ってこんな感じです(笑)」と盛り上がっていると、会場に“ピッピッピッ”という時報が鳴り始め、カウントダウンがスタート!! 「10、9…3、2、1、0!! A HAPPY NEW YEAR!!」と、TERUのシャウトと共に銀テープが会場に舞い、「2005年も夢を見てるやつらにこのナンバーを贈り続けます」というMCの後、『BEAUTIFUL DREAMER』『彼女の“Modern…”』を演奏。そして、「やっぱり新年1発目は、メンバーの声を聞きたいでしょ」というTERUの提案で、1人ずつ話すことになり…

    TOSHI「おめでとう!! 昨年もドラムばっかり叩きまくった1年だけど、今年もドラムだけの人生になりそうです。このバンドでは僕が一番最年長なんだけど、若さに負けず歳に負けず頑張っていきたいと思います。みんなも一緒についてきて」
    JIRO「おめでとう!! まずは、今日このステージに立てて本当に良かったです。実は、3日くらい前に40度の熱を出しちゃって、リハーサルでフラフラになりながら『彼女の“Modern…”』を弾いてたんだけど、マジで健康第一。そして、大好きなみんなの前でプレイできることが本当に嬉しいです。ありがとう!!」
    HISASHI「新年…明けまして…おめでとうございました!ってね、TERUが言ってたんだけど、言うか? ございますじゃないの? これTERU語録に追加していいんですかね。2004年もライブをたくさんやった年でした。2005年もみんなからパワーをもらって、作品を残したりドームツアー頑張ったり、ちょっと休んだり…。また大忙しの1年になると思うのですが、付き合って下さいね」
    TAKURO「改めて、明けましておめでとうございます。昨年はデビュー10年目ということで相当充実した活動ができました。新曲だけのツアーをやってみたり、ユニバーサル・スタジオ・ジャパンと組んでみたり、3時間ライブをやってみたりとか、その一つ一つがバンドの血となり肉となったような気がします。また今年も、3度目のドームツアーという自分達の挑戦がありますが、みんなで力を合わせて乗り越えていきたいと思います。これからもよろしくお願いします」
    TERU「今日で禁煙8ヶ月目です。これからも頑張ります。一つ挑戦するとまた新たな発見があって、ユニバーサル・スタジオ・ジャパンもそうなんだけど、昨年1年でいろんな発見がありました。みんなと協力して一つの夢を持って頑張れば、その夢が現実になるっていうこともちゃんと自分達の体で感じたし、禁煙一つでもそうなんだけど、自分で目標を持ってやることによって、歌も自分で変わってきてると思うので、みんなの心に暖かさを与えてあげられるような歌を歌っていきたいなと思います」

    と、メンバーそれぞれが2005年の抱負を語り、TERUが「それじゃあ、恒例ではありますが…」と“南東風ダンス”の練習モードに入ったのだが、会場からブーイングの声が起り、「まだはえ~ってか!?」とTERU。そこで、メンバーは急遽ステージ上でミーティングを始め、「しょうがねぇやつらだな~(笑)。せっかく持ったアコギをTAKUROが持ち替えました。ということで、本当にサービスです!! 照明さん達、しっかりついてきて下さい。突然ではありますがよろしくお願いします。COME ON!!」というTERUの合図でHISASHIのギターソロがスタートし、なんと! 昨夜のShibuya O-Eastでも演奏された、BO∅WYの『BEAT SWEET』が!! メンバーからのスペシャルプレゼントに会場は大興奮のままラストナンバー『南東風』へ。そして、TERUが「本当にありがとう。みんな最高!! 今日はサービスしまくりだね。最高に楽しかったよ!! ドームツアーは今日以上の楽しいライブをやるから、ドームでまた一緒に夢を見ましょう!!」と締めくくると、ゆっくり花道を一周しながら会場のみんなに笑顔で手を振るメンバー。最後は全員で手を繋ぎ、ステージ上の5人+会場の22,000人による大ジャンプでカウントダウンライブは大成功のうちに終了。その後、展示ホール内の特設会場では新年会が開かれ、大いに盛り上がるメンバーなのであった。
    (HAPPY SWING会報 VOL.36)