BIOGRAPHY
- RECENTLY
- 2025
- 2024
- 2023
- 2022
- 2021
- 2020
- 2019
- 2018
- 2017
- 2016
- 2015
- 2014
- 2013
- 2012
- 2011
- 2010
- 2009
- 2008
- 2007
- 2006
- 2005
- 2004
- 2003
- 2002
- 2001
- 2000
- 1999
- 1998
- 1997
- 1996
- 1995
- 1994
2002
-
VIDEO/DVD「GLAY EXPO 2001 GLOBAL COMMUNICATION LIVE IN HOKKAIDO」リリース
2002.01.01
収録曲
01. OPENING
02. 生きてく強さ
03. Super Ball 425
04. SOUL LOVE
05. SHUTTER SPEEDSのテーマ
06. サバイバル
07. GLOBAL COMMUNICATION
08. 口唇
09. ビリビリクラッシュメン
10. ひとひらの自由
11. summer FM
12. HAPPY SWING
13. 真夏の扉
14. VIVA VIVA VIVA
15. BACK-UP
16. とまどい
17. pure soul
18. STAY TUNED
19. MERMAID
20. 誘惑
21. ACID HEAD
22. TAKURO ブルース
23. WET DREAM
24. MISERY
25. BURST
26. HOWEVER
27. グロリアス
28. I'm in Love
29. ENDINGINFORMATION
上記「LIVE IN HOKKAIDO」に加え、特別編集の未公開映像集をセットにしたスペシャル・エディション。
メンバーのインタビューを中心に、打ち合わせやリハーサルの様子、バックステージ、事前に行われたシークレットライブの模様、東京、九州のライヴ映像(ライブシーンはいずれも抜粋)が楽しめる。 メンバー自身によるEXPO展示館の紹介など、レアな映像も収録されている。
ライブフォトを中心とした36Pメモリアルブックを封入したスペシャルBOX仕様。
DISC1は通常盤と同内容
DISC2:特典DISC
01. TAKURO INTERVIEW
02. GLOBAL COMMUNICATION RECORDING DOCUMENT
03. TAKURO INTERVIEW
04. “GLOBAL COMMUNICATION” DEMO Ver.
05. GLAY EXPO 2001 STAFF MEETING
06. TAKURO INTERVIEW
07. JIRO INTERVIEW
08. GLAY EXPO 2001 OPENING CG STAFF MEETING
09. HISASHI INTERVIEW
10. “STAY TUNED” SAPPORO Ver.
11. TERU INTERVIEW
12. GLAY EXPO 2001 REHEARSAL DOCUMENT
13. TERU INTERVIEW
14. SHIBUYA-AX LIVE DOCUMENT
15. TERU INTERVIEW
16. TOKYO STADIUM“テルビスのテーマ”
17. TERU INTERVIEW
18. TOKYO STADIUM“グロリアス”
19. TOKYO STADIUM“ROCK ICON”
20. TERU INTERVIEW
21. TOKYO STADIUM“SPECIAL THANKS”
22. HISASHI INTERVIEW
23. HOKKAIDO REHEARSAL DOCUMENT
24. エキスポ館メンバー案内
25. TAKURO INTERVIEW
26. JIRO INTERVIEW
27. TERU INTERVIEW
28. HISASHI INTERVIEW
29. KYUSHU“GLOBAL COMMUNICATION”
30. TAKURO INTERVIEW
31. KYUSHU“Cynical”
32. JIRO INTERVIEW
33. KYUSHU MC
34. HISASHI INTERVIEW
35. KYUSHU“FATSOUNDS”
36. TERU INTERVIEW
37. KYUSHU“Super Ball 425”
38. TAKURO INTERVIEW
39. KYUSHU“I'm in Love”
40. END ROLLREVIEW
11月28日に発表したアルバム『ONE LOVE』が大ヒット中、12月13日からは5大ドーム・ツアーがスタートするGLAY。'01年夏の最大の思い出として、彼らの“GLAY EXPO 2001”を挙げる人も多いのではないだろうか。東京、北海道、九州の各場所で趣向を凝らしたことしのEXPOは、真夏の一夜を楽しむお祭り的要素と同時に、ロック・バンド“GLAY”が見据えるこれからの方向性やあリ方を予感させるライブでもあった。
なかでも、故郷・北海通が元気になってほしい、という思いで企画、実行された北海道石狩市でのEXPOは、広い空の下で会場全体が温かい“LOVE”で包み込まれた、まさに“ONE LOVE”を実感させるものだった。
この北海道でのライブのもようを収めたDVDとVHSが、来年1月1日リリースされることになった。ここでは「生きてく強さ」から「I'm in Love」まで、2度のアンコールを含む全27曲を完全収録。トータル150分を超えるライブがリアルに体感できる。
なお、“SPECIAL EDITION”して通常版と未公開映像集がセットになった2本組の完全限定版も同時発売(DVD、VHS各¥7500)。メンバー・ロング・インタビューや「GLOBAL COMMUNICATION」のレコーディング風景、各会場のハイライトなど、満載の内容。 -
TAKURO、TOKYO SKA PARADISE ORCHESTRA ライブに飛び入り出演
2002.01.20
TOKYO SKA PARADISE ORCHESTRA 2001 TOUR “Goin' Round The SKA”にTAKUROがゲスト出演。REVIEW
1月20日に赤坂BLITZで行なわれた東京スカパラダイスオーケストラのライブに、急遽ゲスト出演することになったTAKURO。メンバーの谷中氏とは飲み友達らしく、「俺の耳を掴んだ男!」(飲むと説教がしたくなる谷中氏に「お前の恋愛はなってない!」と言われたTAKUROが、「谷中さんに俺の何が分かるんすか!」と言って谷中氏の耳を引っ張ったとのこと・笑)と紹介されたTAKUROは、ステージ上で谷中氏とがっちり握手を交わし、アンコール1曲目の『スキャラバン』を演奏。初めてのスカに不安を隠せないTAKUROだったが、無事に演奏を終えると、歓声に手を振り笑顔で応え、一言も発することなくステージ袖へと消えていったのだった…。TAKUROいわく「ライブ中のことは何も覚えてない…」そうだ(笑)。
HAPPY SWING会報Vol.24 -
『GLAY TOUR 2002 Special Extra Package “ONE LOVE”』スタート
2002.02.01
02月01日青森市文化会館
02月02日宮城・仙台サンプラザホール
02月04日岩手県民会館
02月05日秋田県民会館
02月07日山形県民会館INFORMATION
東北地方限定ライブ。
東北地方にはドーム規模の会場がないため、ドームツアーに変わるものをやりたいというキョードー東北スタッフの熱いリクエストにこたえたもの。
ライブ当日の深夜0:00(前日24:00)からその地方のみで放送するGLAYの特別ラジオ番組内で告知、
その時点から電話予約のみでチケットを販売、チケット引き換えは当日会場で行うという変則的な方法を取った。EPISODE
◆新曲「またここであいましょう」をこのツアーで初披露。この時のタイトルは会場ごとに違い、その土地の誰もが知ってる場所やイベントが選ばれた。
青森:駅前アウガで逢いましょう
仙台:フォーラスで逢いましょう
岩手:川徳デパートで逢いましょう
秋田:アゴラ広場で逢いましょう
山形:芋煮会で逢いましょう
◆市内を散策中、ローカル放送のサテライトスタジオで生放送をやっているのを発見したTAKURO。「ライブの告知で飛び入り出演したい」と言い出すも、スタッフから「GLAYが来てることは今日の深夜のラジオ放送まで秘密ですからダメです」と言われ断念。
◆スケジュールの関係で夜間のバス移動が多かった本ツアー。深夜0時を超える場合、移動中に「チケット完売」の知らせを聞き、乾杯をするというシーンが多くみられた。
◆2.2 青森から仙台に向かうバス車中でHISASHI誕生日を祝うが、HISASHIは読書に夢中で、非常にそっけない態度で周囲の非難を浴びた。
同日 LIVEのステージ上で樽酒の鏡割りを実施。 -
25th SINGLE「Way of Difference」リリース
2002.02.27
収録曲
01. Way of Difference
02. 卒業まで、あと少し
03. Way of Difference~Instrumental~
INFORMATION
◆ タイアップ情報
Way of Difference
フジテレビ恋愛観察バラエティ「あいのり」主題歌
REVIEW
すでに人気番組「恋愛観察バラエティ あいのり」(フジテレビ系)の主題歌として流れているので、聞いたことのある人も多いと思う。「STAY TUNED」や[]GLOBAL COMMUNICATION」など、ここ最近の突き抜ける感覚のロック・テイストのシングルとはまた違う、アナザー・サイド・オブ・TAKUROともいえる美しいメロディのバラードである。シンプルなサウンドの中で、TERUのボーカルとサビでの高音域を保ったコーラス・ワークが印象的な楽曲だ。カップリングの「卒業まであと少し」ともどもリリースが待ち遠しい。
(ZAPPY)EPISODE
◆「Way of Difference」から「逢いたい気持ち」までのリリースに際し、GLAYは一切インタビュー取材を実施しなかった。 -
ハードロックカフェ・ユニバーサルシティウォーク店キャンペーンスタート
2002.03.02
ハードロックカフェ・ユニバーサルシティウォーク大阪店で、3月2日より31日までキャンペーンを実施。
愛用の楽器の展示のほか、オリジナルドリンクの販売を行った。
邦楽のアーティストとハードロックカフェは組むのは、これが初であった。REVIEW
“世界”もついにGLAYを認めた-
人気ロックバンド「GLAY」がアメリカンレストラン「ハードロックカフェ ユニバーサル・シティウオーク大阪店」(大阪市此花区)にメンバー4人の楽器を貸し出し、3月2目から楽器の展示などのキャンペーン展開を行うことが分かった。世界39カ国で事業展開をするハードロックカフェが邦楽アーティストと手を結ぶのは初めて。同店はテーマパーク「ユニバーサル・スタジオ・ジャパン」の前にありUSJの新スポットとして話題を呼びそうだ。
ハードロックカフェは1971年に英ロンドンに第1号店をオープン。ロック博物館のような店内が若者の人気を呼び、現在では世界39カ国で100店以上の事業展開を誇る。日本では83年に東京店がオープンし現在は大阪、福岡など7店舗。海外アーティストにも同店は信頼が厚く、エアロスミスらが来日のたびに各店舗を訪れ、サイン入りの楽器などを寄贈している。
ハードロックカフェのBGMは総て洋楽で、展示物も海外アーティストがほとんど。しかし今回、ユニバーサル・シティウォーク店が初めて邦楽の代表的なアーティスト、GLAYと手を組み、大々的なキャンペーン展開をすることになった。GLAYは明日27日に最新シングル 「Way of Difference」を発売するが、店内では同曲を重点的にオンエア、またFM802と協力してGLAYのオリジナルソフトドリンクの製作・販売などを行う。
同店の来馬昌裕店長は「店内ではかけたことのない邦楽ですが、その活躍には十分敬意を表すべき」と今回のキャンペーンに積極的。GLAYのメンバーも全面的に協力し、店内での展示用にTAKURO、HISASHI、TERUが愛用のギターを、JIROがベースを提供した。
欧米のトップミュージシャンとGLAYが“夢の競演”を行う店内。USJの新名所として話題を呼びそうだ。 -
TERUレギュラー番組「TERU ME NIGHT GLAY」最終回
2002.03.28
4人によるレギュラーラジオ「GLAY RADIO COMMUNICATION」開始のため、各メンバーのレギュラーラジオが一時お休みとなる(のち2003.10復活)REVIEW
1995年からスタートしたTERUのレギュラーラジオ番組『TERU ME NIGHT GLAY』(Bay fm毎週水曜日22時~22時54分放送)が、この日残念ながら最終回を迎えることになった。
最終回ということで、スタジオには新旧番組スタッフやアンリミテッドスタッフが大勢集まり、スタジオに到着したTERUは思わず「うわっ、すっげー」とビックリ! さらに、元GLAYマネージャーであるタッキーもかけつけてくれたため、スタジオには歴代GLAYマネージャーが勢揃いだ。そして、用意されていたハガキ1枚1枚に真剣に目を通した後スタッフとの打ち合わせを行ない、21時50分にブースへ移動するTERU。今日はなんとブース内に3台のカメラがセットされていて、インターネットができる人はリアルタイムでこの番組の様子を見ることができるのだ。しかし、そのことを直前まで内緒にされていたTERUは、「そういうことは先に言ってよ。鼻ほじるところだったぁ」とニヤリ(笑)。さらに、「毎週最終回だったらいいよねー、人がいっぱいいて(笑)。寂しい時なんて2人とかあるからね」とTERUらしい天然発言が続く中、本番までの時間が刻一刻と近付いていた。そしていよいよ、「イエーイ、TERUです!」という元気のいい挨拶で、『TERU ME NIGHT GLAY』がスタート。番組にはリスナーの方から、今回のテーマ“10年後の自分”についてのハガキがたくさん寄せられていて、そのハガキを1枚でも多く読みたいとテンポ良く進行していく。「今日は“質より量”で…“質より量”って失礼だよね俺(笑)」と自分で自分をツッコんだり、曲間では番組構成作家である玉(ぎょく)さんから「TERUさん、10年後40なんですか~?」とまじまじ聞かれ、「10年後…40だよ! 悪い(怒)?」と冗談まじりで答えたりと楽しいトークが続き、最後は自分自身の10年後について「10年後も愛に生きる自分になりたい」と話すTERU。また、リスナーの皆さんには「愛のある10年後を夢見て、前向きに歩いてほしいと思います」とメッセージが贈られ、7年間続いた『TERU ME NIGHT GLAY』が終了した。今まで支えて下さったリスナーの皆さん、本当にありがとうございました。
(HAPPY SWING Vol.25)MEMBER'S COMMENT
TERU
7年前に始まったこの『TERU ME NIGHT GLAY』が、とうとう最終回を迎えてしまいました。7年間という長い月日の中でたくさんの人達と出会いました。そして、今日一緒に最終回を迎えたこのメンバーこそが、本当にTERU MEを築き上げてくれた人達だと思っています。また、ラジオっていうものの大変さや、言葉で伝えることの大変さを身にしみて感じたのがこの番組でもありました。メンバー4人で話してる時は気楽にボケたり、ツッコんだり、くだらない話をして時間を過ごすこともできるのですが、 この番組は全てが自分の発言次第なので、その時思っている気持ちを素直に伝えられた番組でした。どんな番組なのか?っていう、雲を掴むような、捉えどころのないところが唯一の自慢でしたね。なので、今ここにいるチームワークがなせた、このチームワークがあったからこそ継続できた番組だと思っています。FM局なのに曲はかけない、いやらしい話はするという不埒な番組でもありましたけど(笑)、でもやっぱりすごく愛のある番組でした。これはスタッフの愛情が、俺のフィルターを通して皆さんに伝わったのではないかと思っています。『TERU ME NIGHT GLAY』は永遠に不滅です! -
TAKURO、TBS系ドキュメンタリー「情熱大陸」に出演
2002.04.07
TBS系ドキュメンタリー「情熱大陸」にTAKURO単独で出演。
サブタイトル「自分の証明」。EPISODE
◆番組中で制作過程が大きくフューチャーされた「ALL STANDARD IS YOU」N.Y.バージョンは「ALL STANDARD IS YOU~END ROLL」としてアルバム「UNITY ROOTS FAMILY,AWAY」に収録。 -
「Flow of Soul Vol.1 ~TAKURO meets Vanessa-Mae」リリース
2002.04.24
GLAYの楽曲を新進気鋭のヴァイオリニストVANESSA MAEがアレンジしたヒーリングミュージックアルバム。
「Francis Elena」はTAKUROの書き下ろし楽曲
POCE-8500 ¥2,500+税INFORMATION
収録曲
01. Way of Difference
02. Francis Elena (TAKURO書き下ろしによる新曲)
03. ずっと2人で…
04. グロリアス
05. a Boy~ずっと忘れない~
06. 彼女の”Modern…”
07. HOWEVER
08. I'm in Love
09. 誘惑
10. ビリビリクラッシュメン
11. 千ノナイフガ胸ヲ刺ス
12. pure soulREVIEW
TAKUROがつむいだGLAYの代表的なメロディーを世界的に活躍するロンドンの気鋭のヴァイオリニスト、ヴァネッサ・メイが全面的にプロデュース。
彼女の指揮のもと、ロンドンのトップストリングスプレイヤーがレコーディングに参加。
クインテットを中心とした編成によるクラシカルな空気感あふれる、みずみずしいインストゥルメンタルが完成しました。
今回は、TAKURO氏も自らレコーディングが行われたロンドン、Sarm West Studioを訪問。
この企画のために書き下ろした新曲“Francis Elena”では、ヴァネッサ本人自らもメインパートでヴァイオリンを披露し、アルバムに花を添えています。MEMBER'S COMMENT
今回GLAYのメロディーがこういった形で、新しくヴァネッサ・メイのプロデュースによって生まれ変わるということで、僕自身すごく楽しみにしています。今はまだ制作の途中なんですが、彼女に会った第一印象は、「写真と全然違うじゃないか。」という感じです。写真で見る限り僕はもっと自分よりも年上なんじゃないかなと思っていたんですが、会ってみるとすごくチャーミングな女性でね、このパワフルな演奏はどこから出てくるんだろうというふうに思わせるような華奢な女性なんです。けど、やはり世界のトップレベルということで、実際の演奏は驚きに値するような素晴しいものでした。 スタジオでの彼女はまさにもうプロフェッショナルという言葉が似合うほど、実に仕事が丁寧、且つ正確だと感じましたし、自分のお父さんぐらいの世代のトッププレイヤーたちに指示するさまは、本当に世界を見たなっていうそういう状態でした。 その中で、GLAYのメロディーが彼女の手によって・全く新しいもの・と言っていいほどに生まれ変わってるっていうのは、作った僕としては本当に、作曲者冥利につきますね。GLAYの時も相当他のメンバーによっていい服(アレンジ)を着せてもらっているけれども、それがさらにここちよい世界の風が吹いているようなところに彼女が立たせてくれている感じがしました。
TAKURO
(2002年2月19日レコーディング中の LONDON.SARM WEST STUDIOにて)
私は日本の音楽や歌に馴染みがあったので、GLAYの音楽はとても素晴しいと思いました。 もちろん、私は詞や日本語が分からないけど、音楽や自己解釈による演奏を楽しみました。あとは、彼とまた一緒に何かをやらないかって言われて嬉しかったですね。今回アレンジするにあたって、一番難しかった事は、やっぱり詞を理解できなかったことですね。旋律をより理解する事は良い事だと思うので、私はオリジナルに対してもっと長い音符を書いてみたりしました。私は日本に住んでいたらなあ、と本当に思いましたね。例えば、私が日本人の女の子で以前5年ぐらい日本に住んだ事があるとしましょう。そうすれば、私が彼等に会うまで凄いヒット曲を知らないなんて事はないでしょう。あとは、デモを造る事が一番の難しかった事でしょうか。なぜなら、音を造り直す為のリアルライフ、いってみれば本当の人生をイメージしなければいけないですからね。
Vannesa-Mae
(2002年2月19日レコーディング中の LONDON.SARM WEST STUDIOにて)EPISODE
VANNESA MAE Profile
ロンドン在住の弱冠23歳の天才ヴァイオリニスト
1994年 世界的な大ヒットを記録したアルバム「THE VIOLIN PLAYER」(EMI)で、その名を広く知られるようになった。
1996年 イギリスの「BRIT Award」にもノミネート。
クラシカルなヴァイオリニストという枠におさまることなく、パフォーマーとしての最大限の可能性を求めて、積極的にポップスフィールドでも活躍の場を広げている。
2006年のトリノ五輪・女子フィギュアスケート金メダリスト荒川静香選手の使用曲、プッチーニのオペラ「トゥーランドット」の『誰も寝てはならぬ』の演奏者。
自身も2014年ソチオリンピック・アルペン女子大回転に、父親の祖国タイの選手として出場(ヴァネッサ・ワナコーン名義)。 -
TAKURO、坂本龍一さんのイベント「ARTISTS' POWER & NO WAR!」に出演
2002.04.29
渋谷PARCO スペースパート3で行われた坂本龍一さんのイベントにTAKUROがトークゲストで出演。REVIEW
坂本龍一氏を始めとした様々な分野で活動する人達と協働し、地球環境に負担をかけない“モノづくり”を考え、活動していくプロジェクト“code”。このプロジェクトによるエコカルチャースクールが渋谷パルコで開講され、その中の「ARTISTS' POWER & NO WAR!」というテーマの講演に、TAKUROがスペシャルゲストとして参加した。
14時から講演が始まり、しばらくして坂本氏に呼ばれてTAKUROが登場。しかし、席に着いたものの、そのまま淡々と話しを進めていく坂本氏に、「坂本さん、自己紹介してもいいですか!」とツッコむTAKURO(笑)。その一言で緊張感漂っていた会場が一気に和やかムードとなる。そして、「GLAYというバンドのギターのTAKUROです。よろしくお願いします」と自己紹介を終えると、今度は「スッキリした?」と坂本氏からのツッコみが(笑)。また、GLAY EXPO 2001の話題になると、「GLAYのファンの子は、自らライブ会場でゴミ拾いしてるんだよね」という坂本氏の嬉しい言葉に、自慢気な表情で「羨ましいでしょ!」と答えたり…と、こんなやり取りを交えながら講議は進んでいく。そして終盤に差しかかると、「坂本さんに共感できる部分があるから、今こうやって同じ場所に机を並べて話ができるんだと思う。これからもいろいろな活動を通して分かりあっていきたい」とTAKUROは今後の抱負を述べ、約2時間にも及ぶ講演は終了した。
環境問題は非常に難しいテーマですが、“ゴミをむやみに捨てない”といったような、誰でも簡単にできることから始める。それが大事なんですよね。興味のある方は、TAKUROが執筆で参加している坂本龍一氏監修の書籍『非戦』を是非読んでみて下さい。
(HAPPY SWING Vol.25) -
宇多田 ヒカルさんのシングル「SAKURAドロップス」カップリング曲にHISASHI参加
2002.05.09
02. Letters (NTTドコモ「FOMA」 CMソング)
HISASHIギター参加 -
中国・北京にて「JAL Presents 日中国交正常化三十周年特別記念コンサート GLAY ONE LOVE in 北京」記者会見を実施。
2002.07.04
中国・北京にて「JAL Presents 日中国交正常化三十周年特別記念コンサート GLAY ONE LOVE in 北京」記者会見を実施。REVIEW
日本で行なっているコンサートを中国で再現し、多くの人達にGLAYのコンサートを楽しんでもらおうという主旨のもと企画された「日中国交正常化三十周年特別記念コンサート GLAY~ONE LOVE in 北京」。その開催を知らせる記者会見が北京市内の北京飯店というホテルで行なわれることになり、前日3日に北京へと出発したGLAYご一行。
中国・香港・台湾などの記者、数百名が集まっての会見となった。
まずは、会場内のモニターにGLAY EXPO 2001のライブ映像が流れ、さらに10月13日に北京工人体育場でライブを行なうことをスクリーンにて正式発表。次に、日本航空のキャンペーン“JAL NEW CHINA”のCFが流れると、拍手とフラッシュで迎えられる中、いよいよGLAYのメンバーが登場!! それぞれ自己紹介をした後、“中国の感想”“上海でのCF撮影のエピソード”“今回のライブの内容”といった質問を次々と受けるメンバー。通訳の方を介しながら会話をしていく。この後、ステ-ジ上で撮影会が行なわれ、それが終わると記者会見は一旦終了し、懇親会へと続くのだが、なぜかそこでも撮影とインタビューは終わることなく、人・人・人でごった返す会場内。さらに場所を移動し、新聞・雑誌社の取材、そしてラジオの収録を行ない、この日の仕事は終了となったのだが、中国の方の歓迎ぶりに、ますますライブが楽しみとなったメンバーであった。
(HAPPY SWING Vol.26) -
JAL NEW CHINA CM(「またここであいましょう」、メンバー出演)OA
2002.07.06
「日中国交正常化三十周年特別記念コンサート GLAY ONE LOVE in 北京」のサポート企業、日本航空の中国キャンペーンのCMに出演。EPISODE
撮影場所は上海。5月末から6月初旬の撮影であった。
GLAYはこの時、中国大陸初上陸だった。 -
26th SINGLE「またここであいましょう」リリース
2002.07.24
収録曲
01. またここであいましょう
(JAL NEW CHINA イメージソング )
02. GIANT STRONG FAUST SUPER STAR -
TOKYO FMレギュラー番組「GLAY RADIO COMMUNICATION」公開録音PRIVATE ACOUSTIC LIVE
2002.07.31
TOKYO FM本社ビルの会員制ラウンジでアコースティック・ライブを開催。INFORMATION
2002年7月31日、この日はTOKYO FM本社ビルの会員制ラウンジで、『GLAY RADIO COMMUNICATION presents PRIVATE ACOUSTIC LIVE』と題したアコースティック・ライブが行われた。
これは、当時放送されていたGLAYのレギュラー番組「GLAY RADIO COMMUNICATION」のスペシャル企画として実施されたもの。
当日集まったのは、番組スタート時からその時点までに、番組宛に送られてきた総数2万通を越える手紙やファックスの中から選ばれた15名組30名のみ。客席とステージに段差がなく距離も1メートル程度という近さ、ライブの途中に観客に自己紹介をさせるという前代未聞の企画等、アットホームな雰囲気でライブは進行。まさにプライベートライブの名にふさわしいイベントとなった。
当日演奏されたのは、奥田民生さんのカバー「The STANDARD」を含む全11曲。ガラス越しの夜景をバックに聴くGLAYナンバーを選ばれた30名は堪能しきっていた。
このライブの模様は、「GLAY RADIO COMMUNICATION」内にて数回にわたってオンエアされた。
SET LIST
1.SUMMER FM
2.またここであいましょう
3.君が見つめた海
4.a Boy~ずっと忘れない~
5.Way of Difference
6.THE STANDARDS(奥田民生カバー)
7.BROTHEL CREEPERS
8.逢いたい気持ち
9.HOWEVER
10.Good Bye Bye Sunday
11.航海REVIEW
5月19日のO.AでTAKUROが突然やろう!と言い出した“スタジオライブ”
--番組がスタートした時から今までに、リスナーの方から番組宛に送られた2万通以上もの手紙やFAXの中から選ばれた、15組30名様だけを対象とした招待制のライブ。この超プレミアムライブが、TOKYO FM内にある会員制レストランにて行なわれた。そんないつもとは一味違ったライブだからか、メンバーも会場の様子が気になるようで、早速会場となるレストランを見学。そこでの第一声は「うわっ、近い!!だった(笑)。「ライブやるの恥ずかしいよ~」と口ぐちに言うメンバーだが、時間は刻一刻と過ぎ、いよいよライブスタート。メンバーが登場するやいなや感極まって泣き出してしまう人もいたが、「泣かない、泣かない」と優しく声をかけるTERU。そして和やかなムードの中、TERUが客席に向かって「今日は何の日?」と質問すると、みんなが声を合わせて「GLAYの日ーー!!」と叫び…そう、7月31日は、GLAYにとってもファンにとっても思い出深い日ということは言うまでもないだろう。中には、毎年幕張に足を運んでいる人もいるという情報を人づてに聞いていたJIROは、「今日、俺も間違えて(幕張に)行きそうになっちゃったよ(笑)」と話し、続いてTERUが、「次の曲はファンクラブのアンケートでも上位にあって、俺達の思い出の曲です。聴いて下さい。『a Boy~ずっと忘れない~』」とカッコ良く決めたはずが…「それ、辛くねぇ?」とツッコむTAKURO。実は、次の曲は『君が見つめた海』だったのだ(涙)。すると、「TAKUROが熱唱してくれます。『君が見つめた海』」と思い掛けないフリをするTERU。どうやらこういったアクシデントには慣れているのか(笑)、何もなかったかのようにライブを進めるのだった。ライブもいよいよ中盤に差し掛かりTERUが選曲した奥田民生さんのカバー曲を演奏し終わると、「ちょっと休憩しようか」と言ってタバコを吸い始めるTERUと、それに便乗するHISASHI。そして、「タバコを吸う人がいたらどうぞ吸って下さいね。あっ、でもライブ中はダメね!」とファンへの気配りも忘れない。さらに今度は何を言い出すのかと思えば、「端の人から1人1人自己紹介してもらおうか!」と提案するTERU(もちろん予定外の出来事です)。参加していたファンも突然のことに驚いてはいたが、自分の番になるとしっかり自己紹介をしてから、メンバーに質問をしたり、GLAYとの思い出話を語ったり、とても楽しいひとときとなった。こうしてスタジオライブは、予定時間を30分程越え無事終了。控え室に戻ると、「自己紹介が始まった時は、今日ちゃんと家に帰れるの!? って心配になったよ」と、冗談交じりに話すTAKUROだった(笑)。 今日のライブは、メンバーのファンに対する優しさ、そしてファンのGLAYに対する愛情が伝わってきた、とても温かいライブとなった。
(HAPPY SWING Vol.26) -
27th SINGLE「逢いたい気持ち」リリース
2002.07.31
収録曲
01. 逢いたい気持ち
(テレビ朝日系ドラマ「サトラレ」主題歌 )
02. BROTHEL CREEPERS -
中国でCD「絶対震撼」リリース
2002.08.10
収録曲
01. GLOBAL COMMUNICATION
02. 生きてく強さ 生存的勇気
03. SOUL LOVE
04. BELOVED
05. 春を愛する人 恋慕春天的人
06. BE WITH YOU
07. HOWEVER
08. グロリアス GLORIOUS
09. 誘惑 誘惑
10. SHUTTER SPEEDS のテ一マ SHUTTER SPEEDS的主題
11. Winter,again
12. ずっと2人で...永遠両個人
13. I'm in LoveINFORMATION
北京コンサートのチケット応募券が付いており、購入者は無料でライブを見ることができた。 -
HAPPY SWING・HAPPY SWING MEMBERS SITE限定『HAPPY SWING Presents GLORIOUS NIGHT CRUISE』スタート
2002.08.11
GLAYオフィシャルFan Club 「HAPPY SWING」会員、HAPPY SWING MEMBERS SITE会員、GLAYPHONEユーザーを対象とした限定ライブを実施INFORMATION
FAN CLUB限定ライブ「GLORIOUS NIGHT CRUISE」
08月11日新潟PHASE
08月12日Zepp Sendai
08月14日Zepp Sspporo
08月16日名古屋ダイアモンドホール
08月17日高松オリーブホール
08月19日東京国際フォーラム
08月21日広島クラブクアトロ
08月22日Zepp Fukuoka
08月24日横浜アリーナ
08月25日横浜アリーナ
08月28日大阪城ホール
09月1日沖縄ダンスクラブ松下REVIEW
-
~Quand J'y pense, Je me dis gue Je viens de loin~(FC古参会員限定LIVE、東京国際フォーラム)
2002.08.19
-
LIVEビデオ『GLAY DOME TOUR 2001-2002“ONE LOVE”』発売
2002.08.27
収録曲
01. OPENING
02. ALL STANDARD IS YOU
03. 嫉妬
04. WET DREAM
05. Prize
06. 君が見つめた海
07. Fighting Spirit
08. ひとひらの自由
09. HIGHWAY No.5
10. mister popcorn
11. 電気イルカ奇妙ナ嗜好
12. VIVA VIVA VIVA
13. Way of Difference
14. 夢遊病
15. Christmas Ring
16. STAY TUNED
17. MERMAID
18. THINK ABOUT MY DAUGHTER
19. GLOBAL COMMUNICATION
20. 卒業まで、あと少し
21. ACID HEAD
22. ENDINGINFORMATION
2001年末から2002年の初頭にかけて日本を縦断して行なわれたGLAY DOME TOUR 2001-2002“ ONE LOVE”の模様を収録。
この作品は2002年1月15日の東京ドーム最終公演を収録したもので、DVDはGLAY初の5.1chを採用。 -
『GLAY TERU Produce 男ナイト -大阪BIG CAT』大阪BIG CATにてライブ
2002.08.27
8月27日大阪BIG CATにて3回目となるTERUプロデュースの男性限定ライブを実施。INFORMATION
GLAYTERU Produce 男ナイト-大阪BIG CAT
8月27日 大阪BIG CATREVIEW
前回は福岡、前々回は東京と、各地で熱いライブを繰り広げてきたTERUプロデュースによる“男ナイト”。今回の開催地となった大阪ではいったいどんなライブが行なわれたのか? 浪速パワー炸裂!?
過去2回、くしくもチケットはソールドアウトならずで涙を呑んできたプロデューサーTERUだったが、今回の“男ナイト”は見事10分でソールドアウト!! というわけで、今日はチケットの売れ行きを心配せず、ゆったりと楽屋で過ごすTERU(笑)。しかし、そんなTERUにも一つだけ気になっていることがあった…。実は、GLORIOUS NIGHT CRUISE名古屋公演の前日、“名古屋城夏まつり”に行ってきたというTERUがそのステージを観てえらく気に入ってしまったアコーディオン&バイオリンのユニット“TENGO”という女性2人組に“男ナイト”のオープニングアクトを務めてほしいと交渉。出演をOKしてもらったのだが、果たしてお客さんはどういう反応をしてくれるのか…。自分達のリハーサルが終わると、客席の後方に腰を下ろし“TENGO”のリハーサルを見学するTERU。真剣な顔でステージを見つめる姿はまさにプロデューサーそのもの。そこでしばらく見学した後、楽屋に戻って早速その迫力を他のメンバーに伝えるのたが、かなり期待大だ。そしていよいよ本番! 今日はプロデューサー自ら前説し(笑)、その後“TENGO”を呼び込むと、ステージ袖で見守るTERU。自分達の曲の他に、なんとGLAYメドレーも演奏してくれた“TENGO”。2人合わせて98才という年齢からは想像できないエネルギッシュな演奏にメンバーも客席も魅了されていた。彼女達のライブを観て、「すごかったね」(HISASHI)、「頑張らなきゃー」(TERU)、「すごい緊張するよね」(JIRO)とすっかり気持ちを煽られたメンバーは、みんなで男ナイトTシャツに身を包み、いざステージへ。メンバーの登場に野太い歓声が沸く。とにかく熱いステージに、ダイブしたり、拳を振り上げたりと盛り上がり、アンコールまで息付く暇もなく突っ走っていた。楽屋でJIROが「今日の客すごいよ。曲の理解力が」と言っていた通り、どんな曲をやってもちゃんとついて来る男達。大阪BIG CATが熱く燃えた2時間だった。
(HAPPY SWING Vol.26) -
中国・江沢民国家主席と会見・歴史的握手を交わす
2002.09.10
-
7th ALBUM「UNITY ROOTS&FAMILY,AWAY」リリース
2002.09.19
収録曲
01.WE ALL FEEL HIS STRENGTH OF TENDER
02.またここであいましょう
03.girlish MOON
04.Way of Difference
05.航海
06.ゆるぎない者達
07.夏の彼方へ
(Johny the unity mix)
08.neverland
09.彼らのHOLY X'mas
10.Father & Son
11.卒業まで、あと少し
12.Friend of mine
13.ALL STANDARD IS YOU~END ROLL~ -
『GLORIOUS CHINA CRUISE』赤坂BLITZにてGLAY PHONE・HAPPY SWING MEMBERS SITE限定ライブ
2002.10.04
-
田家秀樹著『GLAY DOCUMENT STORY 2001-2002 -夢の絆-』(角川書店)発刊
2002.10.10
夢の絆―GLAY document story 2001-2002
田家秀樹著
四六判上製 ハードカバー 437ページ
発行 角川書店REVIEW
刊行直前の「夢の絆」特別編より
あれから一年半がたとうとしている。
2001年4月。レコーディング中のニューヨークのスタジオを訪れるところからこの連載が始まった。
マンハッタンは、冬から春に移り変わる境目のような季節で、冷んやりとした乾いた空気と抜けるような青空が印象的だった。
GLAYは誰にもわずらわされることなくレコーディングに集中していた。
でも、その時は、そうやってセッションされている曲たちが、どういうアルバムとして形になるかは、まだ見えていなかった。
2002年9月19日、ニュー・アルバム『UNITY ROOTS & FAMLIY,AWAY』が発売された。
「これがやりたくてニューヨークに来たんですよ」
TAKUROがニューヨークのスタジオでそう言ったのは、2001年の4月16日だった。
スタジオにはカーティス、ブレンダ、タワサという3人のゴスペルシンガーがいた。彼らのソウルフルなボーカルは、GLAYの新しい一面を引きだしていた。その時にレコーディングされたのが、2001年のGLAYを象徴するような曲となった「ひとひらの自由」と、新しいアルバムの1曲目「WE ALL FEEL HIS STRENGTH OF TENDER」だった。
アルバムに入っているのは、そうやって収録されたゴスペル・コーラスに、東京に戻ってからTERUが新たに絡んでいったものだ。ニューヨークと東京。2つの街で一年以上にわたって行われたレコーディング。その中から『ONE LOVE』『UNITY ROOTS & FAMLIY,AWAY』が生まれた。TAKUROはその2枚のアルバムを「同じ親から生まれた違う人格の子供」と表現している。
北海道で生まれたGLAYが生んだ2枚のアルバム。そこには、誰も経験しなかった激動の一年が色濃く反映されているだろう。
そして、それを見届けるためにこの連載があった。そんなふうに取材していた過程が、ようやく形となったのが、9月に発売された「夢の絆」という単行本だ。
刊行時の著者コメント
「1年間に及んだ取材がようやくまとまりました。この激動の一年のドラマ、そして幕張(99年のGLAY EXPO)以降の彼らのかっとう。今まで表に出なかった真実にも迫れた気がします。450ページ。まだ書き足りないくらいです。じっくり読んでください。」EPISODE
300名限定のスペシャルーイベントにファンが大興奮
GLAYの新刊「夢の絆」とニュー・アルバム「UNITY ROOTS & FAMILY,AWAY』の発売にあたり、去る9月7日に共同イベント「GLAY BOOK & ALBUM SPECIAL EVENT」がSHIBUYA TSUTAYA Q-FRONTで行なわれた。
300名限定の超スペシャル・イベント。「夢の絆」著者・田家秀樹氏からGLAYに関する取材エピソードが聞けるトーク・ライブのほか、どこよりも早くニュー・アルバム収録全曲が聴ける先行試聴会もあるというファンにはたまらない内容。トーク・ライブではほかでは絶対に聞くことのできないGLAYのレアな話も満載! 「夢の絆」でしか読むことのできない今まであまり見せることのなかった彼らの素顔や、その取材秘話を聞いて思わず涙を流すファンも…。また、その後の先行試聴会でも、初めて全曲を耳にしたファンたちは大興奮。しかも、本格的な音響システムで、というのだから、まさに会場はライブハウスさながら。田家氏による各曲のコメントとともに、みんな熱心に耳を傾けていた。 -
『JAL presents 日中国交正常化三十周年特別記念コンサートGLAY ~ONE LOVE in 北京』
2002.10.13
「日中国交正常化30周年特別記念コンサート ONE LOVE in 北京」を北京市内工人体育場で実施。INFORMATION
SET LIST
1.GLOBAL COMMUNICATION
2.生きてく強さ
MC
3.SOUL LOVE
4.グロリアス
5.春を愛する人
6.またここであいましょう
MC
7.歌声与微笑(中国の童謡)
8.BELOVED
9.ずっと2人で…
10.航海
MC
11.電気イルカ奇妙な嗜好
12.VIVA VIVA VIVA
~HISASHI ソロ
13.FRIDEHICKEN&BEER
14.HOWEVER
15.Winter,Again
16.FATSOUNDS
17.誘惑
18.SHUTTER SPEEDSのテーマ
19.ACHID HEAD
MC
20.I'm in Love
ENDROLLEPISODE
前々日の10月12日には、日本からのツアーで来た方対象の公開リハーサルを実施。
公開リハーサル終了後、実際にステージに登ることもできた。
◆テレビ朝日にてドキュメンタリーを放送
12/14(土)16:00-16:55
ニュースステーションでも特集をオンエア -
氣志團の函館でのLIVEに飛び入り出演
2002.11.13
氣志團のライブハウスツアー「氣志團Ⅳ完結編~房総与太郎行進曲」の函館フライデーナイトクラブ公演に飛び入り出演。
アンコールで「グロリアス」を演奏。EPISODE
◆GLAYは“風雲松塾”の新塾生として、全員学ランを着て登場。
「グロリアス」を演奏後、いったんステージを降りるが、アンコール・ラストの「ワンナイト・カーニバル」の演奏で再び登場。
「ワン・ナイト・カーニバル」のダンスからエンディングまで参加。 -
5thミュージックビデオコレクション『VIDEO GLAY5』発売
2002.11.20
収録曲
01. MERMAID
02. とまどい
03. SPECIAL THANKS
04. Missing You
05. GLOBAL COMMUNICATION
06. STAY TUNED
07. ひとひらの自由
08. Fighting Spirit
09. 嫉妬
10. Way of Difference
11. またここであいましょう
12 逢いたい気持ち
DVD映像特典:
スペシャルメイキング映像
ディレクター本人による音声解説
INFORMATION
「MERMAID」から「逢いたい気持ち」まで全12曲のプロモーションビデオの他、 TV-CF等の魅力的な映像も収録!
ジャケットはTERU オリジナル・デザイン!
ピクチャーレーベル仕様。 -
『NESCAFE presents SAKUMA SUMMIT 2002』 SHIBUYA-AXにて佐久間正英氏プロデュースによるライブイベントに参加
2002.11.30
第2回「SAKUMA SUMMIT」を11月29日、30日の2日間にわたりSHIBUYA AXにて開催。
GLAYは2日目に登場。大トリを飾った。INFORMATION
SET LIST
01.航海
02.グロリアス
03.MERMAID
04.いつか(新曲)
05.THINK ABOUT MY DAUGHTER
06.彼女の“Modern…”
07.ACID HEAD(with 佐久間正英)REVIEW
2日目。前日にも増して会場は、開演前からヒートアップしていた。それもそのはず、この日はGLAYが出演するのだ。中国公演を大成功させ、また1つデッカイ扉を開いた彼ら。それでなくともキャパ2000人弱クラスのライヴハウスでGLAYのライヴを観られるなんてことは滅多にない。というわけで、渋谷AXは幸運にもプラチナ・チケットをゲットした人達で超満員。物凄い熱気がみなぎっていた。
そんな中、前日と同様々佐久間ソロで幕開けしたステージ。そのトップ・バッターは女の子4人組バンド、THE☆SCANTYだ。
THE☆SCANTYのライブ終了後、悲鳴にも似た大歓声。会場が突然、パニックのような大騒ぎとなった。というのも、佐久間さんが出てくるはずのトーク・コーナーに、なんとGLAYのTAKURO(以下T)がひょいっと1人で現われたからだ。
「佐久間の佐久間による佐久間のための“SAKUMA SUMMIT 2002”へようこそ!」。
彼はラフに話し始めた。「ちなみにこの“SAKUMA SUMMIT”っていうのは、もうずいぶん前になるんだけど、スタジオで話してる時に“佐久間さんプロデュースのバンドを集めてイベントをやろうよ”って話になって。“じゃあタイトルはどうしようか?”って聞かれたんだね、俺が。で当時はXとかルナシーとかが“エクスタシー・サミット”ってやつをやってたんで、俺は饅頭をかじりながら“『サクマ・サミット』でいいんじやないスか?”って言ったら、翌週(その名前が)ぴあに載ってた時は俺、ビビッた(笑)」。
そんなとっておき秘話で会場を大爆笑させる。かと思えば、佐久間さんをステージに呼んで、こんなやりとりも。
T「佐久間さんは今、結局、どのバンドが一番かわいいの?」
佐「お、いい質問だね。え~最近だと、サイコ・ル・シェイムかな(笑)」
T「佐久間さんは長きに渡ってこの日本の音楽シーンを支えてきたけども、ほんと幅広いよね。HA.GA.NEもやったり、スライダーズからサイコ・ル・シェイムまで!…あの、でも、GLAYのグの字もないんだけど(笑)。佐久間さん、これ内緒なんだけど、GLAYは打たれ弱いんだよ。誉めて伸びるタイプなんだよ(笑)」
佐「あ、いや、やっぱり(かわいいのは)GLAYでしょう(笑)」
T「……って、無理矢理言わせてますけど(笑)」
今や世界に足を一歩どころか五歩も六歩も踏み出したグレイテスト・バンドGLAY……なのに、この変わらなさ、気取りのなさ。いいなぁ。
さてTAKUROの話を楽しんでいるうちに、次のバンドの準備も完了。
2番手はスリーピース・バンド、THE PANの登場だ。(略)
トーク・コーナー。ここではGLAYのJIROと、サポート・ドラマーのTOSHIがゲストとして呼ばれ、6年前の“SAKUMA SUMMIT”のエピソードを語る。当時GLAYのメンバー間では空気銃が流行中で、それを使って楽屋で遊んでいたら、間違って共演者である四人囃子のメンバーに弾が当たってしまいビビッた、なんて話を披露。これまた会場、大爆笑だ。
そして次は、その四人囃子の登場となる。佐久間さんがベースを務めるこの四人囃子は、日本のピンク・フロイドとも称される往年のプログレ・バンド。当然のことながら演奏もバカテクで、大人の貫禄が音にも空気にも漂っている。と、3曲終えたところで佐久間さんが「ここでゲストを」と。現われたのは、なんとGLAYのTERUだ!演奏された「空飛ぶ円盤に弟が乗ったよ」はTERUの歌が、独特の世界観を持った四人囃子の楽曲に、しっくり溶け込む。会場はもちろん狂喜乱舞。「四人囃子でこんなに汗かいたのは初めて(笑)」と佐久間氏を言わしめたほどの大盛り上がりとなった。
大トリはGLAYである。期待と興奮で膨れ上がった空気は、もはや一触即発の様相。
そこにドカンと投下された一発目は「航海」。最新アルバムからのナンバーだ。4人の歌と演奏が心の奥深くまで熱くあったかく届いてくる。完全に湧いた会場は、以後は観客全員がコーラス隊のようになる。もう大合唱に次ぐ大合唱。メンバーと会場の凄まじいまでの一体感。そこから生まれる至福感に、渋谷AXがグラグラ揺れる(実際みんなが凄い勢いで飛び跳ね、床が揺れていた!!)。そして4曲目では「ほんとに最近できたばかり」という新曲も披露。「いつか」と題されたそれは、イントロに打ち込み音がフューチャーされた、今までとはちょっと違う要素を持った曲で、彼らは既に『ONE LOVE』や『UNITY ROOTS & FAMILY,AWAY』を超えた場所に立っているんだな、ということもそこから伺えた。全7曲。いやはや、もう圧巻!!以外の何物でもなかった。ドームだろうが、工人体育場だろうが、渋谷AXだろうが、何1つ変わらぬテンションで1曲1曲入魂していく彼らの姿勢に、このバンドの凄さを、原点を見た思いがした。
それぞれのステージが本当に楽しく、また異種格闘技のようでもあった2日間。プロデューサーには自分の色をアーティストに色濃く投影していく人と、アーティスト本来が持つ良さを活かし、長所を拡大していく人がいるが、佐久間さんは後者のタイプ。だからこそ、これだけ個性的な人達が集まるイベントになったとも言えるかもしれない。EPISODE
◆四人囃子のライブにTERUが参加。
「空飛ぶ円盤に弟が乗ったよ」を歌う。 -
LIVE&DOCUMENTARYビデオ『日中国交正常化三十周年特別記念コンサートGLAY ONE LOVE in 北京 LIVE & DOCUMENT』発売(DVD同時発売)
2002.12.18
12.18 LIVE VIDEO/DVD「日中国交正常化三十周年特別記念コンサート GLAY ONE LOVE in 北京 LIVE&DOCUMENT」リリース
収録曲
01. GLOBAL COMMUNICATION
02. またここであいましょう
03. 歌声与微笑
04. BELOVED
05. 航海
06. VIVA VIVA VIVA
07. FRIEDCHICKEN & BEER
08. Winter,again
09. I'm in Love
INFORMATION
2002年10月13日、中華人民共和国・北京工人体育場で行われた
“GLAY~ ONE LOVE in 北京”の模様をライブとドキュメンタリーを交えて収録。REVIEW
「GLAY~ONE LOVE in北京」待望のドキュメニント映像化作品リリース!
10月13日、北京工人体育場にて行われた「GLAY~ONE LOVEin北京」。
コンサートとしてはもちろん、今後の音楽シーンの一大事として記憶に残るライヴとなった。その一部始終が、『日中国交正常化三十周年特別記念コンサートONE LOVE in 北京 LIVE & DOCUMENT』と題した映像作品となって12月18日によみがえる。あの歴史的瞬間にに立ち会った人も、そうでない人も、この作品で感情を共有しよう。
またしてもGLAYに泣かされてしまった。一番最初に彼らに泣かされたのは、東京、北海道、北九州で行われた昨年のGLAY EXPO。そして2度目はアルバム『ONE LOVE』を引っ提げてのドームツアー。特に、彼らの故郷、北海道で行われた年末のカウントダウンライヴは秀逸だった。そして、10月13日、北京工人体育場にて行われた、記念すべき中国でのコンサートは、今年のナンバー1ライヴとして、筆者の心に感動の涙と共に深く刻まれた。そして、その感動に追い討ちをかけるように、12月18日にリリースされる映像作品『日中国交正常化三十周年特別記念コンサートONE LOVE in 北京 LIVE & DOCUMENT』。この作品で、またしても筆者の涙腺はゆるんでしまった。
あの日、あの場所で、あのコンサートを体験した人なら、誰もがあの時の空気を、そして自分が感動したことの一部始終を見ていない人に伝えたい…そう思うに違いない。
見に行った人のそんな思いを代弁したいと強く感じ、その熱い思いをあの原稿に託したのだが、本当のところ、北京で何があったのかは、言葉ではなかなか100%伝えきれてないのではないか…そんなもどかしい思いを感じないではいられなかった。しかし、この映像作品がそんな思いを一掃してくれた。言葉で伝えきれない部分-そして、それ以上にメンバーの生の声を拾ったノンフィクションの映像が北京ライヴでの感動をさらにリアルなものに感じさせてくれた。コンサート映像のみでも、あのステージは相当完成度の高いものになっただろう…しかし、この作品は、ドキュメンタリー映像も含めて構成されている。日本から北京へ赴いたファンはもちろん、取材に行った、日本の媒体関係も見ることが出来ないオフショットや舞台裏の部分までもがクローズアップされ、あの北京コンサートがメンバーにとってどんなものだったのか、そんなメンバー側からの視点をも垣間見ることが出来る。こういうノンフィクション映像を挟んで、改めて見るコンサートの映像は、当日、あの場所で見た感動をさらに増幅させて胸に迫るものがある。記憶が引き戻されるだけでなく、改めて、彼らが成し遂げたあのコンサートの意義についても考えさせられた。もちろん、あの場にいられなかった人は、まさにその場にいるような感覚で、あの空気を味わうことが出来るだろう。北京での記者会見や会場の下見をしているメンバー、中国語を必死に覚えているメンバーの様子、そしてライヴ当日、中国語のMCを、会場のみんなに伝わるまで言い直すところ、最初は堅い表情で警備をしていた公安警察の人たちの顔が笑顔になっていく場面、「I’m in Love」での大合唱…。現場にいても気づかなかった部分までもが詳細に映し出されていた。ラストシーンは終演後、北京市内のレストランで催された打ち上げパーティー。
あの日はコンサートだけでなく、打ち上げの席までもが一体感に包まれていたっけ…そんなことを回想しながら、エンドロールまで110分もの映像に見入っていたら、またしても涙が出てきてしまった。これで、惜しくも北京には見に行けなかった人とも感情の共有ができる。筆者含め、コンサートを見てきた人の涙の理由がわかってもらえることがすごく嬉し<思える。
(music creator vol.20)