GLAY

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BIOGRAPHY

2000

  • 18th SINGLE「HAPPINESS~WINTER MIX~」リリース

    2000.01.01

    01. HAPPINESS―WINTER MIX―
    02. MISERY (GLAY EXPO`99 SURVIVAL LIVE VERSION)
    03. ここではない、どこかへ(GLAY EXPO`99 SURVIVAL LIVE VERSION)
    04. HAPPINESS (instrumental)

    INFORMATION

    タイアップ情報
    TBS系金曜ドラマ「金曜日の恋人たち」主題歌

    CD-EXTRA仕様
    『GLAY pure soul MOVIE~ここではない、どこかへ~』ダイジェスト版を収録。

    REVIEW

    いろんな音源や映像がつまった超豪華盤だ!

    「あなたをもうこれ以上、傷つけたくない。あなたにとっての“しあわせ”の意味を、ぼくに教えてくれないか?」
    そんな意味をはらんだ英語のフレーズが、滑らかな起伏を持ったメロディーに乗るラブソング、「HAPPINESS」。天文学的数値のセールスを日々記録更新中の、GLAYの最新アルバム『HEAVEY GAUGE』の中でも、ひときわ美しい響きをたたえていたこのナンバー。その“WINTER MIX”と銘打たれた新装バージョンが、2000年最初のメガ・ヒットになろうとしている。
    去る1月1日、まさに新年の幕開けとともにマキシ・シングルとして市場に並んだこの曲のメロディーが、きっと今頃は日本の日常を埋め尽くしているはずだ。ブルージ-に枯れたギター・ブレイを指して、よく「泣きのギター」なんて表現をするものだけど、だとしたらこの「HAPPINESS」は、「泣かせまくりの」とでもいうべき究極のバラード。イントロのギターから、TERUの口から発せられる言葉の数々、エンディングを荘厳に締めくくるピアノの響きまで、すべてが聴く者のココロをチクチクと突き刺し、涙腺を緩ませてしまう、「時間無制限タマネギみじん切り1本勝負」のようなナンバ-なのだ。
    また、この曲は、すでに1月14日から放映が開始されているTBS系の金曜ドラマ、『金曜日の恋人たちへ』の主題歌としても使用されているもの。従来のファン層を超え、性別や年齢と関係のない、さまざまな視聴者層に“胸キュン”な思いを味あわせていることだろう。
    (Zappi 00年2月号)

    MEMBER'S COMMENT

    TAKURO「この曲に関してはエンジニアのマイケルが凄いお気に入りで、別のミックスを作ってくれてたのね。俺たちが頼んだわけじやないんだけど、こういうのもあるよって。その後シングル・カットしようっていう話になって、マイケルのリミックスっていうのが結構冬っぼくてなんかピッタリだったんでこの曲に決まったんだ。カップリングに関しては幕張のライヴやビデオって出してないしね。で、あの中でいくつかいいのがあって、その中でも「MISERY」は凄く気持ちが入ってて、来られなかった人達にも聴かせたいなって思って入れたんだ。」
  • 『GLAY pure soul MOVIE~ここではない、どこかへ~』公開開始

    2000.01.03

    『GLAY pure soul MOVIE~ここではない、どこかへ~』1月3日の大阪厚生年金会館から全国8か所で公開。各会場とも昼、と夜の2回上映。

    INFORMATION

    上映スケジュール
    1月3日,4日,8日,9日 大阪厚生年金会館大ホール
    1月3日,4日,29日,30日 渋谷公会堂(現CCレモンホール)
    1月5日,6日 福岡サンパレス
    1月5日,6日 新潟県民会館
    1月7日,8日,9日 名古屋市民会館
    1月15日,16日 広島厚生年金会館
    1月15日,16日 宮城県民会館
    1月23日,30日 札幌市民会館 


    REVIEW

     それは、いつか見た景色のようだった。そこには、いつもと変わらない顔をした4人がいた。まるで、GLAYというバンドの日常を、きれいに切り取って投影しているかのような映像の連続-。
     GLAY初のドキュメント・ムービー“pure soul”MOVIE ここではない、どこかへ』は、スタジオの風景からはじまる。TAKUROが組んだ足の上にアコースティック・ギターをかかえて座り、「“pure soul”歌います」マイクに向かってそう言い、きっと作ったばかりなのであろうこの曲を、丁寧に歌ってメンバーに披露していた。「いい詞だね」TERUは、そんな感想を漏らす。GLAYの一つの時代を象徴する曲が、生まれた瞬間だった。そんな、ステージ以外の場面を中心に、カメラはGLAYを追って行く。全国の街のホールを廻り、そしてスタジアムに会場を移し(その後半では、HISASHIの事故によって延期になったホール公演も並行して行なっている)、初のドーム・ツアーに突入。息をつく間もなく、一度も踏んだことのなかった地・沖縄に向かい、そして、故郷の北海道を細かく廻る。想像を絶するほどの時間をかけ、日本各地を大きく小さく巡った98~99年のGLAY。その旅の過程で、生まれたばかりの「pure soul」はサウンドという肉体を持ち、TERUの声によって命を吹き込まれ、逞しく成長していくことになるのだ。
     映像は、そんな様を淡々と観せ続ける。日時が入るでもなく場所が入るでもなく、何の説明もないままに、すべては旅の中の小さな日常の風景として映しだされていた。
     たとえばTERUとTAKUROが各地の楽屋で、「ここではない、どこかへ」を生みだそうとしているシーン。2人は、なんとも楽しそうな顔をしてまだ仮の段階の歌詞を歌っている。もちろんその詞にも、何の説明もない。たとえばJIROが移動のバスの中から窓
    のカーテンを開けて、雪の中で待っていた人達に手を振るシーン。北海道でそんな風に彼らを待っていた人は、それがどこの場所でどんな時だったのか知りたいと思うかもしれない。たとえばHISASHIが、因縁の札幌厚生年金会館に再び立ったシーン。彼は「もう怖くないじゃん」と言って、ギブスもボルトも取れた足で降り立つ。そこに、一瞬、事故の瞬間の粗い映像がかぶさり-もしかして、そこに日時が入っていたなら、もっとドラマチックに映ったかもしれない。けれど、当然のことながらそんなものは入らない。
     そんな映像が進んでいく中でハタと気付いたのは、このような形で公開されてはいるものの、この映像は、GLAYと共にした人達のためのフィルムなのではないか……ということ。そういえば1月1日の早朝、ライヴが終わった幕張の楽屋で、映画を撮った翁長裕氏とヒロ伊藤氏は、何100本というフィルムを2時間半に編集するのがどれだけ大変だったかを話して下さったのだけれど、「大変だ」と言う顔はとってもニコニコしていて、 「絶対に観てよ」と強く念を押す姿からは、彼ら自身のこの映像に対する思い入れが痛いほど伝わってきた。そう。この映像は彼らの日記であり、そこに
    は、それぞれのとても個人的な想いが込められているのだ。だから勿論、観る人を想定した作りにする必要なんてなかったし、だからこそ、信じられないほどの素顔が出る。

    EPISODE

    ■映画館での上映以降、2002年にGLAY会員制サイト「HAPPY SWING MEMBERS SITE」で分割上映を実施。
    DVDは2009年6月17日発売「THE GREAT VACATION VOL.1 ~SUPER BEST OF GLAY~」【初回限定盤B】に収録。
  • GLAY 秋葉原ジャック

    2000.04.02


    「VIDEO GLAY 4」のプロモーションのため秋葉原にてイベントを開催。

    REVIEW

    3日後に控えるビデオクリップ集『VIDEO GLAY 4』の発売を記念して、4月2日(日)に東京の秋葉原にある街頭ビジョン“スーパーライザ秋葉原”にてGLAYの映像が流れるというイベントが行なわれた。今回は東京のみということで、ビジョンの前に集まったファンは約1万人! 20分間という短い時間ではあったが、数日前に撮影されたメンバーからの最新コメントではビデオの内容と見所、今後の活動についてと、プロモーションビデオのディレクターである中野氏、翁長氏、浅井氏からはそれぞれ作品の解説やエピソードなどが語られ、久しぶりのメンバーの姿にファンは大喜び。メンバーが映る度にキャー!!という歓声が上がり、買い物に来ていたお客さん達を驚かせていた。さらにビジョンでの放映が終わった後も電気街のテレビ約1000台にはビジョンと同じ映像(メンバーのコメントはナシ)が終日流れ、まさに秋葉原がGLAY一色となった一日だった。
  • 4thミュージックビデオコレクション『VIDEO GLAY4』発売

    2000.04.05

    収録曲
    01. 誘惑  
    02. SOUL LOVE  
    03. BE WITH YOU  
    04. Winter, again (directed by Yutaka Onaga)  
    05. ここではない、どこかへ  
    06. HAPPINESS -WINTER MIX-  
    07. HEAVY GAUGE  
    08. Winter, again (directed by Hiroyuki Nakano)

    INFORMATION

    GLAYのビデオクリップ第4弾。「誘惑」「SOUL LOVE」「BE WITH YOU」ほか全8曲収録。
    「SOUL LOVE」は各メンバーごとのマルチアングルverも収録
    ジャケットのイラストはTERU。

    REVIEW

    見どころはたくさんあるが、やはり一番ファンにとってうれしいのは『HEAVY GAUGE』だろう。彼らが次の次元へ突入したことを示唆する最新アルバムのタイトル・チューンであり、しかもこの映像自体TV等で全編オンエアの予定はないということでまさに、これだけでも本作を購入する価値があるという感じだ(DVD版はメンバーそれぞれのサブ・アングル映像も特別収録)。筆者はデビュー当時から彼らを傍で見続けてきたが、GLAYというバンドはあまりにもピュアで生々しいゆえに時にはある種の悲壮感にも似た感覚を度々感じてきた。だが、本作は全編ポジティブさが先行し漂っている。それは何度も言うようにやはり冒頭で述へた1年間が深く影響していると思う。ピュアでせつなくて生々しくポジティブ、これこそが今のGLAYそのものの姿であり、それが4月からのツアーでますます深く広がっていくはずだ。その意味では、図らずもバンドの過渡期かギュッとそのまま詰め込まれた貴重な作品たと思う。

    誘惑(directed by 中野裕之)
    曲のイメージをそのままパックしたような映像。超ハイパーなメリーゴーランドに乗っているようなカメラワークと速いカット割り、カラフルなスピード感ある映像は何度でも見たくなる。

    SOUL LOVE(directed by 翁長裕)
    ここちらはメイキング風の映像で、メンバーも終始笑顔。D.I.E.とTOSHIも交えて、メンバー全員が楽器を替えたり、歌ったりと遊びながらじゃれ合って最後までひたすら楽しい雰囲気が続く。

    BE WITH YOU(directed by 中野裕之)

    画面は一転、モノクロのTERUのアップからスタート。NYでのロケらしく、街を歩くメンバーの姿も。摩天楼を見上げるカットを挾みながら、路地裏のセットで演奏するメンバーの存在感が素晴らしい。

    Winter,again(directed by 翁長裕)
    雪の舞う白い大地で撮影された作品。荒く生々しい映像処理でTERUの瞳の青と唇の赤が協調され独特の色の配色が非常におもしろい。TERUを中心に進みながら雄大な背景が徐々に映しだされる。

    ここではないどこかへ(directed by 浅井健)
    本作の中では唯一ストーリー性のある作品。古代の遺跡に囲まれた小さな川の上の石に乗ったメンバーが演奏する。羽ばたく烏はおそらく自由を、そして遺跡は時間軸を象徴しているのだろう。

    HAPPINESS -WINTER MIX-(directed by 浅井健)
    セットから衣装まですべて白のイメージで統一されている。無機質で近未来的な全体像で、ゆったりしたニュアンスの中、挿入される細かいカットが印象的。グラスの水が人間性の根本だろう。

    HEAVY GAUGE(directed by 浅井健)
    一方、こちらは同じ近未来的でもダーク・サイドを描いたような映像。廃墟の上での演奏姿はリアルな重みがある。バンド自体の破壊と再生がそのまま表現されており、新たな可能性を強く感じる。

    Winter,again(directed by 中野裕之)
    もうひとつのバージョンは、雪をイメージ的にとらえ、全編に光が浮遊するキラメいた映像に転換されている。奥行きのあるセットの中で縦横無尽に弾けるメンバーの動きが中心になっている。
  • CLUB CITTA' TRANSFORM-2001 SPECIAL "LIGHT GAUGE"開催 CLUB CITTA’川崎にてシークレットライブ

    2000.04.07

    クラブチッタ川崎にて、CLUB CITTA' TRANSFORM-2001 SPECIAL "LIGHT GAUGE"開催

    INFORMATION

    ~SE~
    01. LEVEL DEVIL
    02. グロリアス
    03. 生きがい
    04. Freeze My Love
    05. Savil Row
    06. Summer FM
    07. ここではない、どこかへ
    08. 新曲(とまどい)
    09. Will Be King
    10. HEAVY GAUGE
    11. 月に祈る
    12. 口唇
    13. 新曲(MERMAID)
    14. サバイバル
    15. 誘惑
    16. HAPPINESS

    [ENCORE]
    01. FATSOUNDS

    REVIEW

    ツアー前にライブがやりたい!! というメンバーの熱い要望により急遽決定したこの日のライブは、ツアー前のウォーミングアップ(笑)ということで、タイトルも“HEAVY GAUGE”ではなく“LIGHT GAUGE”。また、会場となったクラブチッタ川崎は、本来ならば3月末日をもって建て替えのために一年半の休業となるところを、GLAYがやるなら!と一日だけ再業してくれてのスペシャルライブとなった。
    ライブが始まると客席からは大歓声が起こり、メンバーもそれに応えるようにオープニングからハイテンション。一曲一曲ライブのカンを取り戻すかのように演奏する。『ここではない、どこかへ』ではTAKUROのイントロが合わず「ごめん、もう一回(笑)」とやり直す場面や(そんなところがウォーミングアップ!?)、MC中に客席から「人が倒れてる!」という声がかかるがなかなか気づかず、やっと気づいたかと思うと「大丈夫? 気づかなくてゴメンね。俺もね、今はライブをやるだけで余裕がないのね。自分のことで精一杯で…」とコメントするTERU…そう、ちょうどギターを弾きながらの新曲を披露する直前だったからなのだ(笑)。そして、本邦初公開となった、この時点ではタイトル未定の新曲を演奏する。さらに、その数曲後にはもう一つの新曲を披露し、『HAPPINESS』で終了…となるはずが、みんなの熱いアンコールに応えてもともと予定されていなかった『FATSOUNDS』を演奏すると、盛り上がりは最高潮!! ますますツアーが楽しみとなったライブだった。

    EPISODE

    JIROデザインのTシャツが販売された。
  • 『J-PHONE presents GLAY ARENA TOUR 2000 “HEAVY GAUGE”』前半スタート

    2000.04.15


    GLAY ARENA TOUR 2000 "HEAVY GAUGE"前半戦(4.15~6.28)が代々木競技場第一体育館 からスタート。

    04/15 代々木競技場第一体育館
    04/16 代々木競技場第一体育館
    04/18 代々木競技場第一体育館
    04/19 代々木競技場第一体育館
    04/22 盛岡市アイスアリーナ
    04/23 盛岡市アイスアリーナ
    04/26 宮城県総合運動公園(仙台グランディ21)
    04/27 宮城県総合運動公園(仙台グランディ21)
    04/29 宮城県総合運動公園(仙台グランディ21)
    04/30 宮城県総合運動公園(仙台グランディ21)
    05/03 石川県産業展示館4号館
    05/04 石川県産業展示館4号館
    05/06 石川県産業展示館4号館
    05/07 石川県産業展示館4号館
    05/10 新潟市産業振興センター
    05/11 新潟市産業振興センター
    05/13 新潟市産業振興センター
    05/14 新潟市産業振興センター
    05/17 神戸ワールド記念ホール
    05/18 神戸ワールド記念ホール
    05/20 神戸ワールド記念ホール
    05/21 神戸ワールド記念ホール
    05/27 長野エムウェーブ
    05/28 長野エムウェーブ
    05/31 広島グリーンアリーナ
    06/01 広島グリーンアリーナ
    06/03 広島グリーンアリーナ
    06/04 広島グリーンアリーナ
    06/07 名古屋レインボーホール
    06/08 名古屋レインボーホール
    06/10 名古屋レインボーホール
    06/11 名古屋レインボーホール
    06/14 大阪城ホール
    06/15 大阪城ホール
    06/17 大阪城ホール
    06/18 大阪城ホール
    06/24 真駒内アイスアリーナ
    06/25 真駒内アイスアリーナ
    06/27 真駒内アイスアリーナ
    06/28 真駒内アイスアリーナ

    REVIEW


    クラブチッタ川崎でのウォーミングアップ(笑)と、3日間にも及ぶ入念なゲネプロを経て、いよいよ待望のGLAY ARENA TOUR 2000“HEAVY GAUGE”がこの日、代々木競技場第一体育館からスタートした。


     アルバム『HEAVY GAUGE』を引っさげ、いよいよ全国ツアーに乗り出したGLAY。東京での初日は、4月15日の代々木第一体育館。この会場で、15、16、18、19日の4日間、彼らは超満員のオーディエンスを熱狂させた。本誌が訪れたのは19日。アルバムの性質上、シンプルで聴かせることに重きを置いたパフォーマンスになる
    のでは…と予想していたが、実際にはさらに原点を感じさせるステージだったように思う。メンバーはそれぞれ、歌やプレイに集中し、それによって醸し出すグルーブを楽しんでいるように見えた。会場こそ、デカい規模だけれど、ライブハウスでの空気に近いものが漂う。最初のMCでのTERUが、元気に語りかけた。
     「OK!代々木!思い切り楽しんでくれよ。今日は一緒に歌える曲もあるんで」
     もちろん、『HEAVY GALUGE』からの曲が中心だが、彼らが昔から大事にしてきたナンバーも合間にしっかりと顔を出す。しかも、多くの人に知られた曲ばかりなのだ。観客にとっても、それぞれの思いが各曲につまっているのだろう。かなりの人が一緒に歌っている声が響いてくる。
     「今日は幸せ感じながらライブやってます(ここで拍手)……いいから、いいから(笑)」
     MCの合間にも、こうやってTERUは飾らない部分をみせる。印象的だったのは、新旧おりまぜての構成の中で、ミディアム・テンポの曲になると、場内がじっと聴きいっているところ。曲が終わると、それこそ拍手がわきおこる。かと思えば、フリー・セッショ
    ン風に曲をつなげていったりするようなラフでカッコいいプレイも見せつけてくる。HISASHIやTAKUROのからみも、時おりジャンプしながらベースを弾きまくるJIROも楽しそうだ。当然、彼らのステージにはハイテクな演出もつきもの。しかし、今回ばかりはその演出より、メンバーの熱さのほうが勝っていたようだ。さらに、バンドからはこんなプレゼントが―。
     「もっと盛り上がりたいんで、新曲を用意しました!」
     CDで最初に聴くよりも、ライブで新曲が楽しめるのは何よりうれしい演出である。そして、誰もが待ち望んでいた曲調であったことは付け加えておこう。
     こうして、本編はアッという間に終了。やはり、なじみ深い曲が多かっただけに、時間の感覚がすっ飛んでしまう。アンコールでは、アドリブ風の歌でスタート。その後、またまた懐かしい曲を含めて、たっぷりとノリのいい曲が披露されていく。
    「最高だったぜ!」
     最後にメンバー全員、ステージ上でシメのジャンプ。観客も一緒に高く飛び上がる。メンバーの表情が実にカッコよかった。無邪気に笑うJIROやHISASHI、男らしさを増したTERUやTAKURO。充実の笑顔を見ていると、なんだかこのままライブが終わってしまうのがもったいない気がした。と、一度はステージわきに引っ込みかけたメンバーがまた戻ってくる。
     「ホントに1曲だけ(笑)」
     バンドのこんなイキなはからいに、観客は大喜び。完璧なエンターテインメントに徹したハイテクなライブもカッコいいけれど、ノリー発、予想外のハプニングのあるステージは、やはり基本!なんだか、そんなベーシックに立ち返ったGLAYの精神を感じた。
    これから長いツアーになる。各地で、彼らがそんなパワーをはき出してくれると思うと楽しみだ。ライブが終わってから、昨年のある取材で、TERUが言っていた言葉を思い出す。
     「前回のツアーではお客さんにパワーをもらった気がするんで、今度は僕らがパワーをあげられたらいいな」
    HAPPY SWING会報Vol.18
  • 『LIGHT GAUGE たびたび…』Zepp Sapporoにてシークレットライブ

    2000.06.29

    HEAVY GAUGEツアー 真駒内アイスアリーナ公演の翌日、Zepp SApporoにてシークレットライブ『LIGHT GAUGEたびたび…』を実施。

    INFORMATION

    SET LIST
    01.LEVEL DEVIL
    《MC》
    02.SURVIVAL
    03.彼女の“Modern…”
    04.誘惑
    05.とまどい
    06.生きがい
    07.HOWEVER
    08.I・N.Y
    09.HEAVY GAUGE
    10.FATSOUNDS
    11.MERMAID
    12.COME ON‼
    13.ACID HEAD
    [ENCORE]
    01.SUTTER SPEEDSのテーマ

    REVIEW

    リハーサル終了後、楽屋には今日もせっせとTシャツ作りに勤しんでいるHISASHIの姿が…そう、シークレットライブでは恒例(?)となった、NEVER MIND用の衣装作りである。手のあいている人からそれぞれ言葉や絵を書いたり、ハサミで切ったりと、オリジナリティ溢れたTシャツに仕上げていくメンバー。みんな真剣だ(笑)。と、そこへ別室にてレギュラーラジオの収録を終えたTAKUROがやってきて、早速Tシャツ作りに参加。「過去最高のを作ろう!」と、まずはTシャツに書く言葉を考えるのだが、なかなか良い言葉が浮かんでこないらしく、かなり悩んでいる様子。
    Tシャツが完成したHISASHIは、次にトレードマークであるサングラスの微妙な曲がり具合を鏡を見ながら調節。また、NEVER MINDはパンクバンドのはずなのに、メイクルームから帰ってきたTOSHIの髪型はなぜか七三分け(笑)。さらにTシャツがYシャツに(下の写真参照)!?と、除々にそれらしくなってきたメンバー。そして全員の準備ができると、「前座のNEVER MINDの皆さん、GLAYさんの邪魔にならないように、話は短めにお願いします」と舞台監督の増渕氏にクギをさされながらも、いざステージへ──ボーカルのHISA…じゃなかった(笑)、トニーがステージに現われると、まさかの登場に客席からはものすごい歓声。そして、いつものなまり口調でメンバー紹介をしながら一人ずつステージに呼び込み、NEVER MINDの十八番『ANARCHY IN THE U.K.』を演奏すると、あまりにもヘタクソな演奏にマネージャータッキーのハリセンがトニーの頭に炸裂。予定よりちょっと早いタイミングにアレッ!?という顔をしつつも(笑)、気を取り直してもう一度演奏するが、今度もやっぱり増渕氏のハリセンが飛んできて、結局最後まで演奏できずにステージから逃げ去るNEVER MINDなのであった。
    それから少しして、いよいよGLAYが登場。ところが、『LEVEL DEVIL』や『彼女の“Modern…”』が終わった次の瞬間にメンバーはNEVER MINDの『POWER NEVER MIND』を演奏し、さらに『HOWEVER』の後には、いつの間にやらHISASHIが手にしていたラジカセからNEVER MINDの『What's goin' on~極悪トニー~』が流れてくると、これまたNEVER MINDの『I・N.Y』を演奏…と、なぜかNEVER MINDのカバー(?)をするGLAY(笑)。そして、そんなGLAYなんだかNEVER MINDなんだかわからないライブは(笑)、楽しい雰囲気の中、約1時間半続いたのであった。
    (HAPPY SWING VOL.18)
  • 19th SINGLE「MERMAID」リリース

    2000.07.19


    収録曲
    01. MERMAID
    02. ROCK ICON
    03. MERMAID (instrumental)
  • hide Museum Cafe La Psyenceにてシークレットライブ

    2000.07.22


    hide Musiumオープンを記念して、hideMUSIUM内のイベントスペース"Cafe La Psyence"にてライブを行う

    INFORMATION

    SET LIST
    01. ROCKET DIVE
    《MC》
    02. ROCK ICON
    03. FATSOUNDS
    04. 誘惑
    05. 生きがい
    《MC》
    06. とまどい
    《TAKURO MC》
    07. SPECIAL THANKS
    08. HEAVY GAUGE
    09. MERMAID
    10. COME ON‼
    《MC》
    11. SURVIVAL
    12. MISERY

    [ENCORE]
    01. TELL ME
    02. ACID HEAD

    REVIEW


    今年7月20日、横須賀にオープンしたhideミュージアム。その1階部分に位置するライブスペース“Cafe La Psyence”にて、2000年7月現在HAPPY SWINGの会員であり、以前hideオフィシャルFan Club“JETS”に入会していた方を対象にGLAYのライブが行なわれました。
    まず、会場に到着したメンバーはミュージアム内を見学。それからしばらくしてリハーサルが始まり、まずはhideさんの曲である『ROCKET DIVE』を演奏するメンバー。今日は『ROCK ICON』と『SPECIAL THANKS』をライブで初披露する他、hideさんの曲も何曲か演奏するのだ。
    リハーサルが終わると、ミュージアムの隣にあるレモネードショップに行き、ファンの子に紛れてhideグッズを購入するTAKURO。楽屋に戻ってきて早速、買ってきたばかりの写真集を嬉しそうに開く。さらにTAKUROはメイクが終わると、「TAKURO、横須賀の街に飛び出していきます」と言ってスタッフと車で出かけてしまった。開演までかなり時間があるため、と~ってもヒマなのだ。そして開演20分前、なぜかシングル『MERMAID』を買って帰ってきたTAKURO。駅前をブラブラしてきたらしく、「サインいっぱい書いてきたよ」とのこと。また、TERUはスタッフに買ってきてもらった“横須賀”とでっかく書かれたTシャツ(なんてベタな…笑)に着替えて気合いも十分!と、全員の準備ができたところで、いざメンバーはステージへ。会場にはhideさんもGLAYも大好きな人が集まっているということで、一曲目の『ROCKET DIVE』から全員で大合唱。いつにも増してメンバーも元気で楽しそうに演奏をしていて、それが客席のみんなにも伝わっているのか、会場全体が和やかムード。途中のMCでは、「みんなhideさん好きでしょ? 俺も大好き!」と、hideさんについてTAKUROが熱く語る場面もあり、本編12曲と曲数は少なかったものの、中身の濃い内容にみんな大満足!! また、会場の外に“音だけでもいいから聴きたい”と集まっていたファンにもライブを観せてあげようと、アンコールでは入口の扉を全開。まさか中の様子が観れるとは思っていなかったファンは大喜びで、会場の中も外も大盛り上がりの中ライブは終了。この日のライブは、メンバーもファンもスタッフも、会場にいた全ての人が本当に楽しそうにしている姿が印象的であった。
    (HAPPY SWING Vol.18)

    EPISODE

    HIDE MUSEUM
    2000年7月20日開館 2005年9月25日閉館
    当初3年間の運営予定で開館したが、世界中から35万人以上の人が訪れる場所となり、期間を約2年延長した。
  • LIVE VIDEO/DVD「GLAY EXPO '99 SURVIVAL LIVE IN MAKUHARI」リリース

    2000.07.31

    【収録曲】
    01. OPENING  
    02. HAPPY SWING  
    03. 口唇  
    04. グロリアス  
    05. SHUTTER SPEEDSのテーマ  
    06. More than Love  
    07. サバイバル  
    08. 生きてく強さ  
    09. Yes, Summerdays  
    10. summer FM  
    11. INNOCENCE  
    12. Freeze My Love  
    13. HOWEVER  
    14. ここではない、どこかへ  
    15. LADY CLOSE  
    16. TWO BELL SILENCE  
    17. MISERY  
    18. 誘惑  
    19. COME ON!!  
    20. ACID HEAD  
    21. I'm in Love  
    22. 彼女の"Modern…"  
    23. ビリビリクラッシュメン  
    24. BURST  
    25. ENDING

    INFORMATION


    1999年7月31日、幕張メッセの広大な駐車場で、日本音楽史上に残る20万人というオーディエンスを集めた伝説のライヴ・イベント“GLAY EXPO ’99 SURVIVAL”を収録したDVD。

    REVIEW

    いやあ、ステージのメンバーも客席もみ~んなイイ笑顔。思わずこちらまで顔がほころんでしまう・・・。あの20万人もの観客を集めて行なわれた日本音楽史上最大のライブ・イベント「GLAY EXPO '99 SURVIVAL」がついにビデオ&DVD化!よくもこれだけの楽しそうな空気をパッケージできたもんだと感心しきり。そこに参加できたことが幸せっ!という20万人分の思いが画面からあふれ出ているのだ。もう本作はただライブを記録したのではなく、GLAYとサポート・メンバー、数多くのスタッフたち、参加した観客たちとでっくりあげたひとつの作品といっても過言ではないと思う。特に何か凝った映像処理がほどこされているわけではないのだが、ひとつひとつのカットが心に深く染み入る。おそらくそれは、メンバー自身がもつ“温かさ”からくるのではなかろうか。この1本さえあれば、いつでもあの夏の日に帰ることができる。
  • 渋谷レコード店(TSUTAYA・HMV・TOWER RECORDS)にて店頭イベントを行う

    2000.07.31

    LIVE VIDEO/DVD「GLAY EXPO '99 SURVIVAL LIVE IN MAKUHARI」リリース に際し、渋谷レコード店(TSUTAYA・HMV・TOWER RECORDS)にて店頭イベントを行う

    INFORMATION


    REVIEW

    全国のTSUTAYAレコード・HMV・タワーレコードにてシングル『MERMAID』を購入された方を対象に、ライブビデオ&DVD『GLAY EXPO'99 SURVIVAL LIVE IN MAKUHARI』の発売を記念したスペシャルイベントが開催された。このイベントにはメンバーも参加するとあって、応募数はナント約10万人! そして、その中から抽選で選ばれた計1200人のラッキーなファンが、渋谷のTSUTAYAレコード・HMV・タワーレコードの3店鋪で行なわれたビデオ&トークイベントに参加し、また残念ながら抽選にハズレてしまった方にも楽しんでもらえるようにと、各会場の模様をインターネットで生中継!! さらに、インターネットができないファンのために、TSUTAYAレコードとHMVはラジオの公開録音も同時に行なっていたりと、至れり尽せりのこのイベント。幕張での20万人ライブからちょうど一年が経ったこの日、ライブの思い出をファンとともに振り返り、これからも7月31日には何かやっていきたいと語ったメンバー。来年の夏も楽しみだ!!

    TSUTAYAレコード 13時30分 START 
    この模様は、イベント当日のニッポン放送『allnightnippon SUPER! GLAY SPECIAL』でオンエアー。

    HMV 15時 START 
    この模様は、翌日のJ-WAVE『GROOVE LINE』でオンエアー。

    タワーレコード 18時 START 
    なんと、ここではビデオ上映とトークの他にアコースティックライブが行なわれ、『Summer FM』『とまどい』『I'm In Love』の3曲が演奏されたのだ!
  • 20th SINGLE「とまどい/SPECIAL THANKS」リリース

    2000.08.23

    01. とまどい
    02. SPECIAL THANKS
    03. Good Bye Bye Sunday
    04. とまどい(instrumental)  
    05. SPECIAL THANKS(instrumental)  


    INFORMATION

    ◆ タイアップ情報
    とまどい
    未来日記・「サマーデイズ」テーマソング
    SPECIAL THANKS
    映画版「未来日記」テーマソング

    REVIEW

    話題の「未来日記」テーマ曲をGLAYが担当!
    テーマ・ソングとして起用した楽曲が、次々にミリオン・ヒットを記録し、いまや注目の番組となった「未来日記」(TBS系「ウンナンのホントコー」で放送中の人気コーナー)。この7月から新シリーズがスタートしたが、今回そのテーマ・ソングをGLAYが担当している。すでに耳にした人も多いと思うが、素朴でGLAYらしいバラードだ。このテーマ・ソング「とまどい」と、8月26日よリ公開の映画版「未来日記」のテーマ・ソング「SPECIAL THANKS」が、ダブルA面シングルとして8月23日に発売される。
    「とまどい」のほうは、すでに今年前半に行ったツアーで披露してきたナンバー。それを、「未来日記」のスタッフが“あの曲でいきたい”と先にリクエストしたほど自然にハマった作品とのこと。その後、番組スタッフとの打ち合わせを経て、その内容に共感したTAKUROは、映画版テーマ・ソングの「SPECIAL THANKS」を、短時間で書き上げたという。
    すれ違ったり、傷ついたり…誰もが感じることを素直に表現すことこそ、GLAYらしさなのだろう。もう1曲の収録曲、JIRO書き下ろしの「Good Bye Bye Sunday」も含め、切ない恋愛感情が詰まったシングルに仕上がった。ハードなナンバーもいいけれど、こういう素朴な曲もまた彼らの核であることを再認識させられる。(What's In?)

    MEMBER'S COMMENT

    未来日記にハマッてビデオで全部観ました
    アルバム「HEAVY GAUGE」を完成させた後、2000年を迎えてから約3か月間の長期オフに入っていたGLAY。その間TAKUROはなにをしていたのかといえば、「出すあてのない曲を作り続けるという日々だった(笑)」という。書いた曲数は、トータで70曲を超える。
     「それも片手間に作るというより、『Winter,again』級の曲を作る!という集中力でやっていた。だからアルバムの1曲を作るという感じではなかったですね。シングルって、アルバムよりも外に向かっている要素がありますよね。そういう意味でもすごい集中してやってたと思う。実際に、この70曲のなかには『MERMAID』も、8月に出るシングルの2曲も入ってましたからね」
     彼がいうこのシングルとは、8月23日にリリースされる両A面の「とまどい/SPECIAL THANKS」。「とまどい」は、すでにテレビ番組『ウンナンのホントコ』(TBS)の人気コーナー「未来日記Ⅶ~サマーデイズ~」で流れている曲。また「SPECIAL THANKS」は、映画版『未来日記』と、どちらも“未来日記”の主題歌になっている新曲だ。
     「『未来日記』にはハマってますよ(笑)、ビデオで第1回目から全部観ましたからね。ただ曲を作ってるときはまだ観たことがなくてツアー中もぜんぜんテレビとか観れなかったから。それで、自分の10代の体験とか、夏のせつない感じを表現したいなと思ったら、こういう感じになった。あとは『未来日記』のスタッフと飲んだときに撮影の苦労話とかを聞いて、“こういう経験があって、せつなかったんですよ”“それ、わかりますよ”みたいな感じで。どっちかというとスタッフの男気にホレて作ったという方が大きいかな。いまの『未来日記』ですか?もちろん、ちゃんと観てますよ!(笑)」
     「とまどい」と「SPECIAL THANKS」どちらの曲もメッセージ性を帯びた「MERMAID」とは一転して、夏をテーマにしたさわやかなサウンドが印象的なセンチメンタルなラフ・ソング。
     「それは入れ物、器の違いだけであって、外に向かって歌っているという意味ではいっしょだと思う。『HEAVY GAUGE』の流れからというと「MERMAID」は確かに、なるほどなと思う部分はあるんだけど、世のなかに対して歌っているという点では、「とまどい」も「MERMAID」もいっしょ。どっちも俺のなかでは一本の道の上に立っている作品なんですね。ただ俺はあまのじゃくだから(笑)、
     『HEAVY GAUDE』の後で「MERMAID」がきて、「ROCK ICON」のような激しいところにいって、このままGLAYはヘビーな方にいっちゃうのかと思われるのも、ちょっとシャクで(笑)絶対に「生きてく強さ」を否定するけにはいかないし、ああいう部分も自分のなかのひとつだから、イイ曲なんだからイイんじゃないのと。またやりたくなったらヘビーな曲もやるだろうし。それは毎日いっしょにいるメンバーにも影響されてるんでしょうね。正反対な印象の曲でも、こいつらがイイといってるんだから、イイんだ、みたいなところはある。メンバーが喜んでくれるかどうかが第一。それは10年前もいまも変わっていないですね」

    EPISODE

    「SPECIAL THANKS/とまどい」「とまどい/SPECIAL THANKS」と曲の順番を変えた2種類のディスクが作られた。
  • 『LIGHT GAUGE たびたび…』前橋ラタンにてシークレットライブ

    2000.08.31

    前橋RATTANにて、シークレットライブ『LIGHT GAUGEたびたび…』を実施。

    INFORMATION


    ~SE~
    1. HEAVY GAUGE
    2. FATSOUNDS
    《MC》
    3. MERMAID
    4. COME ON‼
    5. 生きがい
    6. ここではない、どこかへ
    《MC》
    7. Missing you
    8. とまどい
    9. SPECIAL THANKS
    《MC》
    10. 誘惑
    11. LEVEL DEVIL
    12. ROCK ICON
    13. SURVIVAL
    14. SHUTTER SPEEDSのテーマ
    15. ACID HEAD

    REVIEW

    “HEAVY GAUGE”TOUR前半戦最終日となった真駒内公演から約2ヶ月。久し振りのライブだからか、はたまたライブハウスでのライブだからか、1曲1曲を確かめるように入念なリハーサルを行なうメンバー。いつものシークレットライブなら、かなりリラックスした雰囲気の中でリハーサルは行なわれるのだが、この日は2日後からツアー後半戦が始まるということで、笑いの中にも緊張感があり、少し重たい空気が漂っている。 また、このところライブの度に新曲を発表しているGLAYさん。ここでは『Missing you』初披露ということで、一週間前に発売されたばかりの『とまどい』『SPECIAL THANKS』を含めた新曲を中心にリハーサルは進み、一通り終わったところでSEの選曲へ。ローディーY氏お薦めのパンクバンド、DED KENNEDYSの『TOO DRUNK TO FUCK』という曲をまずかけてみるのだが、イントロ部分を聴いた瞬間「『タッチ』? 岩崎良美っぽい(笑)」とTAKURO。もちろんその曲は却下され(笑)、次にかけた『Holiday in Cambodia』という同バンドの曲に決まると、楽屋に戻ってすぐに準備を開始。床が畳のせいか、まるで誰かの家に遊びにきているようなアットホームな雰囲気の楽屋では、とてもライブ前とは思えないくらいくつろぎモードのメンバー。さらに「上着、着た方がいいかなぁ…。でも、今日の夜もこれ着るんだよね」と、私服のままステージに立とうとしているTAKURO(笑)。しかし、そんな中でも準備は着々と進み、楽屋からステージまでは客席を通らなければ辿り着けないため、黒い幕で覆われている脇道を通ってステージへ。お客さんの入場に少し時間がかかってしまったものの、10分押しでスタートとなった。
    この日のお客さんは、なんと55倍もの倍率の中でチケットをゲットすることができた超ラッキーな200人!! みんなにもそれがわかっているのか、“思いっきり楽しもう!”という想いが会場内に溢れている。また、ホールでのライブとは違い、手を伸ばせばすぐのところにメンバーがいるという状況に興奮を抑えきれない様子で、メンバーの一挙一動に大きな歓声が上がる。TERUがMCで「ずっとライブがやりたくて欲求不満だった」と言っていたが、もちろんそれはみんなも同じで、お互いに欲求を解消するべく大いに盛り上がり、その熱気で会場もライブもとにかくアツイ! 全15曲、さらにアンコールなしという短い時間だったが、約8年ぶりの前橋RATTANは、ツアーに対しての意気込みが強く感じられるライブとなった。
  • GLAY ARENA TOUR 2000 "HEAVY GAUGE"後半戦スタート

    2000.09.02


    09/02 群馬・前橋グリーンドーム
    09/03 群馬・前橋グリーンドーム
    09/06 東京・日本武道館
    09/07 東京・日本武道館
    09/09 東京・日本武道館
    09/10 東京・日本武道館
    09/16 アスティとくしま
    09/17 アスティとくしま
    09/21 静岡・浜松アリーナ
    09/22 静岡・浜松アリーナ
    09/27 鹿児島アリーナ
    09/28 鹿児島アリーナ
    10/04 マリンメッセ福岡
    10/05 マリンメッセ福岡
    10/07 マリンメッセ福岡
    10/08 マリンメッセ福岡
    10/11 大阪城ホール
    10/12 大阪城ホール
    10/14 大阪城ホール
    10/15 大阪城ホール
    10/18 神奈川・横浜アリーナ
    10/19 神奈川・横浜アリーナ
    10/21 神奈川・横浜アリーナ
    10/22 神奈川・横浜アリーナ
    10/25 愛知・名古屋レインボーホール
    10/26 愛知・名古屋レインボーホール
    10/28 愛知・名古屋レインボーホール
    10/29 愛知・名古屋レインボーホール
    10/31 愛知・名古屋レインボーホール
    11/01 愛知・名古屋レインボーホール
    11/13 大阪城ホール
    11/14 大阪城ホール
    11/18 さいたまスーパーアリーナ
    11/19 さいたまスーパーアリーナ
    11/23 東京・国立代々木競技場第一体育館
    11/25 東京・国立代々木競技場第一体育館
    11/26 東京・国立代々木競技場第一体育館

    INFORMATION


    EPISODE

    11/18にさいたまスーパーアリーナのライブはViewsicが収録。12月にオンエアされた。

    今世紀最強・最大のライブ特番。Viewsicで独占放送!

    GLAY ARENA TOUR 2000 "HEAVY GAUGE"
    ●12/20(水)19:00~20:00 vol.1「AUDIENCE REMIX」
    ●12/21(木)19:00~22:00 vol.2「LIVE REMIX」

    記念すべきミレニアムの今年2000年に、のべ90万人を動員した「GLAY ARENA TOUR 2000 HEAVY GAUGE」を行い、圧倒的なるライブパフォーマンスで日本全国を席巻したGLAY。
    Viewsicでは、GLAYのライブの魅力、そしてアーティストGLAYの魅力に迫る特別番組をオンエア。
    GLAYの魅力を最大限に満載した、2日間にわたるこのプログラム。
    Vol.1 AUDIENCE REMIXでは、11/18にさいたまスーパーアリーナを埋めた3万5千人のオーディエンスの目を通して、アーティストGLAY、そしてそのライブの魅力に迫る特別番組を、vol.2「LIVE REMIX」では、11/19さいたまスーバーアリーナでのライブと、GLAYのメンバーのみで行われた、この番組だけのスペシャルトークセッションをお送りします。
    今世紀、最強・最大のスーパースペシャルプログラム。ファンならずとも必見です!



    この放送はさらに編集を加えて2004年11月3日DVDとして発売された。
    TOBF5343 \3,675(tax in)
    2000年に全国19ヶ所77公演、100万人を動員した伝説のLIVE TOUR『GLAY ARENA TOUR “HEAVY GAUGE”』。
    その集大成として、11月19日に行われたさいたまスーパーアリーナでのLIVEを初商品化!

    収録曲
    01. HEAVY GAUGE  
    02.FATSOUNDS  
    03. MERMAID  
    04. ビリビリクラッシュメン  
    05. 生きがい  
    06. SPECIAL THANKS  
    07. Savile Row~サヴィルロウ3番地~  
    08. とまどい  
    09. Missing You  
    10. LEVEL DEVIL  
    11. ROCK ICON  
    12. 誘惑  
    13. 彼女の“Modern…”  
    14. COME ON!!  
    15. SURVIVAL  
    16. Will Be King  
    17. WET DREAM  
    18. 生きてく強さ  
    19. SHUTTER SPEEDSのテーマ  
    20. ACID HEAD  

    特典DISC
    1 メンバー4人のトーク・セッション
    2 ひとひらの自由」リハーサル映像
  • 映画版「未来日記」オリジナルサウンドトラック リリース

    2000.09.06

    【収録曲】
    01. 未来日記
    02. SPECIAL THANKS~PIANO VERSION
    03. 夏の彼方へ ~VOCAL VERSION
    04. Prayer
    05. Whenever you smile
    06. 生きてく強さ ~INST:RE'ARRNGE VERSION
    07. tomadoi ~summer days
    08. EVE
    09. Far away
    10. Obey
    11. とまどい~STRINGS VERSION
    12. 夏の彼方へ ~SLIDE GUITAR VERSION
    13. SPECIAL THANKS ~STRINGS VERSION

  • 「HAPPY SWING MEMBERS SITE」オープン

    2000.10.01

    会員制有料サイト「HAPPY SWING MEMBERS SITE」オープン。
    オープン当時は、インターネットが一般に膾炙し始めた時期で、プロバイダーコースのみを提供していた。
    2010年3月31日で無料化、HAPPY SWING SPACE SITEと統合し、GLAY official Web Site"HAPPY SWING"としてリニューアル
  • 『BOYS ONLY NIGHT』
    福岡DRUM LOGOSにてシークレットライブ

    2000.10.02

    福岡DRUM LOGOSにて、TERUプロデュースによる男性限定ライブ「BOYS ONLY NIGHT」実施。

    INFORMATION


    ~SE~
    1. 誘惑
    2. FATSOUNDS
    《MC》
    3. SURVIVAL
    4. ROCK ICON
    《MC》
    5. LEVEL DEVIL
    6. HIT THE WORLD CHART!
    《MC》
    7. 生きがい
    8. Missing You
    《MC》
    9. HEAVY GAUGE
    10. MERMAID
    11. SHUTTER SPEEDSのテーマ
    12. COME ON!!
    13. ACID HEAD

    REVIEW

    GLAY SECRET LIVE in Fukuoka“BOYS ONLY NIGHT”
    10/2 福岡DRUM LOGOS
    「今日は何人入るんだろう…」リハーサルを終え、楽屋でコンピューターをいじりながら不安そうにTERUが呟く──ここ数年で“唯一チケットがソールドアウトしなかったライブ”、それが昨年末にZepp Tokyoで行なわれたTERUプロデュースによる“BOYS ONLY NIGHT”なのだが、そのリベンジとも言うべき男ナイトを、今度は福岡で行なうのだ。が、17時30分、チケットがまだ300枚も残っているじゃないですかーーーーー(涙)!! それを聞いたTAKUROも「18時過ぎたら男っぽい女の子だったらいいことにしません!?」と、かなり弱気発言。もちろん、入場制限がなければとっくにソールドアウトしているはずのこのライブ。しかし、今回は男性限定でソールドアウトさせることに意味があるのだ!! というわけで、開演まであと1時間30分もあるし、まだまだ望みはあるかも!? と希望を胸に、楽屋でせっせと準備を進めるメンバー。今日は男性しかいないからなのか、いつにも増して髪型や服装がラフである。一度セットした髪をオールバックにしたいと言い出したTERUは、「時間があるとロクなことがない」とタニヤンに言われながらも(笑)髪型を変更。ところが、数十分後にはセットした髪を自ら手でほぐしているじゃないですか! あれっ!? と思い「髪どうしたんですか?」と尋ねると、「気が変わった」とのこと…。そして、今度は真っ赤なタオルをバンダナ代わりに頭に巻いてみるのだが、さすがにこれは周りから止められ(笑)、結局、一番最初の髪型に戻して一件落着。その後、キョードー西日本の霜上氏が前説をしながら客席を煽り、会場全体が勢い付いたところで、いよいよライブのスタートだ。まずJIROとTOSHIがステージに上がりセッションを始めると、「オイ! オイ! オイ! オイ!」と拳を振り上げながら自らのテンションを高めていく男達。続いてSHIGE、HISASHI、TAKUROがセッションに加わり、会場が暗くなったところでTERUが登場。1曲目の『誘惑』からガンガン飛ばしまくり、最初のMCではライブハウスということで注意事項を言いつつ、男心をギュッと掴む下ネタトークも忘れないTERU(笑)。普段とは少し違うノリにさらに激しい曲が続き、本編ラストの『ACID HEAD』まであっという間に終了してしまった。また、アンコールでは熱くなった体を冷やしてあげるかのように、客席にステージドリンクをまいたり、氷を投げたりしているメンバー。そして「異様な雰囲気だよね。修学旅行みたいだ。」というTERUのMCの後には、メンバーそれぞれの修学旅行の思い出話が語られ、この日一番の盛り上がりを見せていた。その、気になる内容とは!? 残念ながら、ここでの話は絶対に他言しないように!とメンバーから堅く口止めされているのでヒ・ミ・ツ・なのですが、HAPPY SWINGERのために少しだけバラしてしまうと…下ネタバリバリっす(笑)。それから「こういう話をした後にカッコつけるのもなんだけど…(笑)」と、メンバー紹介をした後に『彼女の“Modern…”』を演奏し、本日の公演は全て終了…となるはずが、すごく気持ちの良いライブができたということでもう1曲演奏することになり、会場からは『BURST』コールが!! そこで、最近やっていなかった曲だけに、「女の子には内緒ね」とフォローを入れつつ『BURST』を演奏。結局、チケットはソールドアウトしなかったものの、客席にいるほぼ全員が拳を振り上げている姿に大満足!! といった表情のメンバー。「たまには、こういうのもいいよね」と思えるライブであった。
  • 奈良女子大学にて学園祭ライブ

    2000.11.03

    奈良女子大学「恋都祭」にて、約4年ぶりに学園祭ライブを行う

    INFORMATION


    ~SE~
    1. グロリアス
    2. FATSOUNDS
    《MC》
    3. MERMAID
    4. ビリビリクラッシュメン
    5. Missing You
    6. SPECIAL THANKS
    《MC》
    7. HOWEVER
    8. とまどい
    《MC》
    9. WET DREAM

    REVIEW

    約3年振りにGLAYの学園祭ライブが決定!! しかも女子大…というわけで(笑)、ここでは11月3日に行なわれた、奈良女子大学「恋都祭」でのライブの模様をお届けします。

    この日の楽屋は、ライブ会場となっている講堂の裏側にある弓道場。すぐ隣がグラウンドのため、周りから中が見えないように黒い幕で覆われているのだが、「どこまで行けるかゲーム!」と言って幕の外に出て行ってしまったTAKURO(笑)。しかし、弓道場はグラウンドの隅にあり、さらにグラウンド内は立ち入り禁止となっていてあまり人がいないため、誰もTAKUROに気付いていない様子。すると、そこへJIROも参戦。ベースを持ったままポーズを決めてみるのだが、やっぱり誰にも気付かれず、ちょっと寂しそうな2人…(笑)。その後サウンドチェック、リハーサルが進み、準備が終わると、またまた幕の隙間から外の様子を伺っているTAKUROとJIROは、そこでもう一回外に出てみるが、やっぱり何の反応もなく、「うんともすんとも言わない」と、その状況にちょっと不満な表情のTAKURO。ところが、その直後にやっとファンの子が気付いてくれたらしく、遠くから「キャー!」という声が聞こえると、かなり嬉しそうに手を振る2人(笑)。と、そんなことをしているうちにライブの時間が近付き、直前にはシカの格好をしたPA早坂氏が前説をするためにおもちゃのシカを連れて登場。なんと、この“前説ができる権”は“HEAVY GAUGE”TOURの打ち上げで行なわれたビンゴ大会の景品で、これを楽しみにしていたメンバーはステージ袖に集合。「皆さんいいでシカ?」なんてダジャレを交えながら見事に前説の役目を果たした早坂氏に、メンバーもスタッフも大喜び。そして、いよいよお待ちかねのGLAY登場となったのだが、1曲目の『グロリアス』ではまだ感覚がつかめていないのかお客さんのノリがいまいちで、最後まで盛り上がらなかったらどうしよう…と心配になってしまったが、2曲目の『FATSOUNDS』ではみんなノリノリで一安心。最初のMCでは「皆さん、こんにちは。GLAYです。非常に恥ずかしくて、いまいち、前に出れないです。」とテレているTERUを前に押し出すJIRO(笑)。TERUは本当に恥ずかしがっているようだ。また、「今月、新曲が出るんですが…確か15日だったと思うんですけど…」とTERUが不安そうに言うと、「15日ー!」という声が客席から返ってきて、「やっと安心しました。GLAYの“ぐ”の字も知らなかったらどうしようかと思いました。」とTERU。そして、メンバーみんなが楽しみにしていた学園祭ライブということで、1人づつ学園祭の思い出や今回の感想を語り、アンコールでは「恋都祭」のハッピを着てステージに再登場のメンバー。そんなメンバーの姿に客席は大喜び。このライブを行なうに当たり、学内でGLAYの曲の人気投票を行なったらしく、その結果を10位から読み上げるTERU。そして、『HOWEVER』と同票で見事1位に輝いた『春を愛する人』をアンコールで演奏し、最後に『SURVIVAL』で盛り上がってライブは全て終了。久しぶりの学園祭は、すごく楽しいライブとなった。
  • 21th シングル『Missing You』リリース

    2000.11.15

    【収録曲】
    01. Missing You
    02. time
    03 WHY DON'T WE MAKE YOU HAPPY
    04. Surf Rider
    05. Missing You [Instrumental]

    REVIEW

    弦と鍵盤による哀愁を帯びた旋律に絶妙に絡んでくるテジタルエフェクト、そしてさらついたギター・サウンド。楽曲自体の印象の新しさに、まずはっとする。11月15日にリリースされるマキシ・シングル『Missing You』の表題曲。制作の手法は、GLAYがこれまで築きあけてきた彼らなりの方法論に基づいているように思えるが、このスモーキートーンの世界観や内省的な言葉たちに、ここまでの奥行きをもたらすとは、さすがにGLAY。TERUのファルセットによって、叙情的なメロディがさらにふくよかになっていたり、雪が降ろ前の凍てついた町が、まぶたに浮かぶような風景描写があったりと、聴きどころも山ほどある。
     ただ、楽曲全体を通じてどうにも救いがないのは、もしかしたらTAKUROの挑戦だったのだろうか。GLAYが音楽で指し示すやさしさや温かさが、今回に限っては具体的じゃなく、あくまで聴き手の感覚に委ねられている。少なくとも、わたしにはそんなふうに響いてくる楽曲なのだ。つまり、『Winter,again』とは逆のベクトルを持った、冬仕様の名曲。
     そして、GLAYのマキシといえば、当然他の収録曲も忘れてはならない。今作も例によって相当にゴージャスだ。JIROの洋楽嗜好が前面に押し出された『TIME』は、“GLAYらしい”楽曲をJIROが書いたという観点からも大注目だし、TAKUROが受けたビートルズ(というよりジョン・レノンこの影響が、さり気なく感じられる「WHY DON'T YOU MAKE HAPPY』は、風刺的でありながら賛美歌のように美しい。そして、HISASHIのデジタル頭脳全開の「Surf Rider」。解読不明の文字がうごめくコンピュータ・モニターが、そのまま音楽になっちゃったような感じで、これは見事にHISASHIらしい。以上、「Missing You」のインストを含めると全5曲収録。パーフェクト。
  • 『おいでやす~LIGHT GAUGE』京都ミューズにてシークレットライブ

    2000.11.16

    京都ミューズホールにて、シークレットライブ「おいでやすLIGHT GAUGE」を実施。

    INFORMATION

    ~SE~
    1. 誘惑
    2. MERMAID
    《MC》
    3. 彼女の“Modern…”
    4. FATSOUNDS
    5. 生きがい
    6. SPECIAL THANKS
    《MC》
    7. とまどい
    8. HOWEVER
    9. Missing You
    《MC》
    10. グロリアス
    《MC》
    11. LEVEL DEVIL
    12. ROCK ICON
    《MC》
    13. SHUTTER SPEEDSのテーマ
    14. SURVIVAL

    [ENCORE]
    1. 新曲
    2. COME ON!!
    3. ACID HEAD

    REVIEW


    GLAY初の全国ツアー“灰とダイヤモンドTOUR”以来、約6年振りとなった京都ミューズホール。
    今回もライブハウスということで楽屋が狭く、衣装を並べ、メイクする場所を確保すると、ほとんど空きスペースがなくなってしまったため、いつものように(?)コンピューターをセッティングすることができないメンバーは何をしていいのやら…。落ち着いて座ってもいられず、「昔は、この狭い楽屋でどうやって過ごしてたんだろう(笑)」とTERU。また、今日はスタイリストさんが会場に来れないため、予め用意しておいてもらった衣装を確認してみるのだが、HISASHIが頼んでいた“AC/DC”というバンドのTシャツが、ニューヨークの有名なライブハウス“CBGB”のTシャツになっていたり、TAKUROの皮パンのサイズが小さくてウエストが締まらなかったりと、ハプニング続出。さらに、2日後に行なわれるさいたまスーパーアリーナでのライブ準備のため、舞台監督の増渕氏も今日は来ていないのだ。それから開演までを楽屋の隅の方で過ごし(笑)、ステージ脇へと移動して気合い入れ!となったのだが、今日は大声を出してしまうと客席に聞こえてしまうため、小声で気合いを入れるメンバー。ところが、その話を聞いていなかったのか1人大声で「オーー!」と叫んでしまい、アレ?という顔をするJIRO(笑)。その後すぐにJIROとTOSHIがステージ上でセッションを始め、続いて他のメンバーもそのセッションに加わると『誘惑』からライブがスタート。リハーサル中、「ここに白いタオルがあります。演ってる途中でそっとタオルを置いて、タオルを置かれた人がMCをします」と言っていたTAKUROだったが、本番では誰のところにもタオルは置かれることなく(笑)、MCになる度にメンバーが1人ずつ京都の思い出などを語るという、通常のライブとはやっぱりちょっと違う、ファンには嬉しいライブとなった。
  • 沖縄ダンスクラブ松下にてシークレットライブ

    2000.11.29

    沖縄ダンスクラブ松下にてシークレットライブを実施。

    INFORMATION

    ~SE~
    1. HEAVY GAUGE
    2. MERMAID
    《MC》
    3. 彼女の“Modern…”
    4. FATSOUNDS
    5. 生きがい
    6. SPECIAL THANKS
    《MC》
    7. グロリアス
    8. 口唇
    《MC》
    9. とまどい
    10. Missing You
    11. LEVEL DEVIL
    ~VJセッション~
    12. ROCK ICON
    《MC》
    13. 誘惑
    14. COME ON!!
    15. SURVIVAL
    《MC》
    16. Will Be King

    [ENCORE]
    1. 新曲
    2. 生きてく強さ
    3. SHUTTER SPEEDSのテーマ
    4. ACID HEAD

    REVIEW


    外でご飯を食べようと少し早めにホテルを出たら、入りの時間より20分も前に着いてしまったという、会場一番乗りのTERUは、他のメンバーが来るまでの間をスタッフと談笑しながら楽屋で過ごし、それからしばらくして、HISASHI、JIRO、TOSHI、SHIGEが会場に到着。さらに、その数分後に「地元から来ました!」とヘルメットを抱えて登場したTAKUROは、マネージャー岡村氏とレンタルバイクで沖縄の街をツーリングしてきたとのこと。その後サウンドチェックが始まり、自分の番が終わると、雑誌のインタビューを受けるために屋上へと移動するJIRO。11月末といっても沖縄はまだまだ暖かく、まるで日向ぼっこをしているかのようにイスに座ってインタビューを受けている。リハーサルが終わると、またまた屋上に上がるJIRO。下を覗きながら会場の外にいるファンの子に「チケット取れた?」と話しかけている。また、開場すると、「キャー!」と言いながら嬉しそうに入ってくるファンの子を隙間から覗いたりと、久し振りの沖縄なだけに、JIROはかなりファンの子の反応が気になる模様。と、その間にも開演準備はどんどん進み、キョードー西日本の霜上氏の前説後に“HEAVY GAUGE”TOURと同じSEが流れると、ステージのスクリーンには映像が映し出され、10分押しでライブがスタート。今回のツアーでは沖縄公演がなかったということで、シークレットライブでも衣装や演奏曲は“HEAVY GAUGE”TOURとほぼ一緒。もちろん、ライブの途中にはVJコーナーもあり、沖縄の守護神である“シーサー”がスクリーンに登場。さらにアンコールでは、ベタな沖縄名物Tシャツ(JIROは前回の沖縄ライブの時と同じ赤い“ハブ対マングース”Tシャツ!)に身を包み(笑)、地元ファンはとっても嬉しそうで、あまりの盛り上がりに会場内は酸欠状態となり、倒れてしまう人が続出してしまうほどの熱いライブとなった。
  • BESTアルバム「DRIVE」発売

    2000.11.29

    【収録曲】
    DISC 1
    01. とまどい(Jet the Phantom)
    02. 口唇
    03. SHUTTER SPEEDSのテーマ
    04. ずっと二人で…
    05. グロリアス
    06. a BOY~ずっと忘れない~
    07. 生きてく強さ
    08. HAPPY SWING
    09. 彼女の"Modern…"
    10. SOUL LOVE
    11. HOWEVER
    12. I'm in Love

    DISC 2
    01. 誘惑
    02. 生きがい
    03. ビリビリクラッシュメン
    04. BELOVED
    05. HAPPINESS
    06. サバイバル
    07. pure soul
    08. BE WITH YOU
    09. Winter,again
    10. 春を愛する人
    11. SPECIAL THANKS
    12. Missing You(NEW SINGLE)

    INFORMATION


    選曲に際し、ファンからのリクエストを実施。以下、リクエスト告知文

    GLAY complete BEST 1994-2000(仮)
    「GLAY今世紀の活動の集大成となりうるベストアルバムを、
    「ファンの声を最大限に生かしたGLAY究極のベストアルバムを作りたい」というメンバーの意向のもと、収録される楽曲に関し、リクエストを大募集。アルバム制作上の貴重な参考資料とさせていただきます。
    リクエスト投票結果&収録曲発表は10月中旬予定
    とまどい/SPECIAL THANKS封入のリクエストハガキのみでの募集です。

    REVIEW

    デビューから現在までの軌跡が網羅されたベスト盤に。
    20世紀最後の年、それも年の瀬も押しせまったこの時期に、GLAYにとっては2枚目のベストアルバム
    『DRIVE~GLAY complete BEST』(11月29日発売/先着予約特典としてGLAYオフィシャル・ライナーノーツ付き)がリリースされる。
    GLAYが初めてベストアルバム『REVIEW BEST OF GLAY」を発表したのは、今から3年前、97年10月1日のことだ。発売後の1週間で約300万枚を突破したこのベストアルバムの記録的なセールスは、まるでその後加速度的に巨大化していくGLAYの未来を暗示しているかのようでもあった。“一家に1枚、GLAYの『REVIEW』”というコピーが出そうなくらい、このベストは老若男女を問わず、GLAYの名を一躍一般レベルにまで浸透させる結果となった。
    そして今や押しも押されぬスーパー・ロックバンドになったGLAYが、ふたたびベストアルバムを発表する。なぜこの時期に、なぜベストなのか…。
     『REVIEW』が、バンドの巨大化へとつながる導火線に火をつけた作品だとするならば、『DRIVE』は巨大な爆発を起こした後に、もう一度その爆発シーンの映像を見ながら追体験している感覚かもしれない。爆発が大きければ大きいほど、その衝撃も大きい。『DRIVE』という名のベストアルバムに収められた楽曲は、まさにそういった楽曲ばかりだ。20世紀最後のこの年に、あらためて自分にとって大切な、思い入れの強い曲を集めたベストを聴きながら想い出にひたる。それもまたよし、と思う。
     ここに収められた全24曲は、人気投票でも常に上位にランクインする「ずっと2人で…」や「HAPPY SWING」といった95年3月に発表した初期の名盤『SPPED POP』収録楽曲から、最新シングル「Missing You」まで。GLAYのデビューから現在までの軌跡が網羅された、まさに“コンプリートベスト”という名にふさわしい選曲となっている。
     ヒットシングルが多いGLAYのことだから、シングル中心になるのはしかたないことだが、もちろんそれ以外の楽曲、たとえばJIRO作の「SHUTTER SPEEDSのテーマ」や「ビリビリクラッシュメン」など、ライブでもおなじみのナンバーも選ばれていて、うれしい。
    今回の選曲にあたっては、「今世紀の活動の集大成となるベストを、ファンの声を最大限にいかして制作したい」というメンバーの意向によって、「とまどい/SPECIAL THANKS」に封入されていたリクエストハガキによるファン投票で決められたものである。そのあたりにもファンを大切にするGLAYの想いがうかがえる。
     またこのベストアルバムには、「とまどい」の“Jet The Phantom”バージョンなど、ニューバージョンで収録されている曲もあるのでチェックしてみるのも楽しい聴き方になるだろう。

    MEMBER'S COMMENT

    TERU
    --ベスト盤としては第2弾になりますね。
    「そう。今回はコンプリート(完全な、全部そろった)なベストを作ろうって目標があって。最初、今年ベストを出すのはどうかって
    話もあったけど、GLAYには、20世紀のいい区切りになるしね。」
    --それで前のベスト『REVIEW』に入っていた曲も収録されているわけだ。
    「でも“REVIEW2”みたいなベストは作りたくなくて。だったら今までのGLAYを総括しようと。そもそも『REVIEW』は、ニュー・アルバムを作るような感覚で新曲を入れたり録り直したりした作品なのね。それとは違うものにしたかった。じゃあ、ファンが好きな曲をリクエストで募って、それを収録しようかと。上位20位のうち、17位くらいまでは、ほとんど入ってるんじゃないかな。」
    --シングル「とまどい/SPECIAL THANKS」をリリースしたときにリクエストを集めたんですよね?
    「ええ。だから今度のベストは、フアンの子と一緒に作ったと思う。」
    --リクエスト結果は予想通り?
    「意外だった部分もあるけど、みんなライブを大事にしてくれてるなって感じた。たとえば『彼女の“Modern…”』なんて初期の曲だし、知ってる人なんかいないと思ってたんだけど、しっかりリクエストがあるしね。」
    --今でもライブの人気曲だから。
    「そう。ライブではすごく盛り上がる曲だからね。」
    --ちなみに、『REVIEW』から『DRIVE』までの3年って、どんな年だった?
    「色濃い3年。去年夏は幕張(20万人ライブ)があったり、夢だったスタジアム・ツアーがあって。いろんなことをしてきたおかげで、『DRIVE』は僕らにとっても、そのワンシーンが思い浮かぶ曲がたくさん入ってますよ。」
    --もちろんバラードのみならずハードな曲も入ってるんで、そこも楽しんでほしいよね。
    「うん、激しい曲がきたあとに聴かせるのがあってみたいな。自分たちが、“アルバムはこうあってほしい”と思える構成になってるんで、気軽に聴いてほしいですね。」

    TAKURO
    --ベストアルバムというと3年前にも『REVIEW - BEST OF GLAY』が出ましたけど、そこからさらに次にむかうってことなんですか?
    「そうですね、いろんなとらえ方ができるんですけど。この『DRIVE』に関してはサザンオールスターズの『海のYeah!!』ぐらい、日本人のマストになってくれないかなという気持ちで(笑)」
    --マストになる曲ぞろいですよ。
    「なってほしいなと思いつつ。ほかのメンバーを含め、自分も『HEAVY GAUGE』ツアーで学んだことを早く試したいんですけど、それにはどうも準備が必要、ということで。オリジナルアルバムが来年になるとしたら、もう1回自分たちを見直すのもありかなと。見直すといってもツアーでいっぱい曲をやってるから、いつも見直しているんだけど、それを世の中に姿勢として出すのもいいんじゃないかな。ベストを出さないかという話は去年からあったけど、『HEAVY GAUGE』もあったし、オリジナルアルバムも控えいたので、あとであとでっていってるうちに今年になったと。」
    --いいタイミングですけど。
    「でも、俺的に11月はビートルズのベストアルバムも出るし、嫌だなって(笑)」
    --といいつつ、『DRIVE』はいわゆるシングル曲じゃない曲も入っていて。
    「自分たちだけで選ぶと客観的に見られないんじゃないかということもあって。だからファンの意見も聞こうか、と。松本さん(B'z)に電話して。真似していいですか?ファン投票なんですけど”って。」
    --わざわざ電話したんですか?
    「ええ。そうしたら“いいよ”って(笑)。それで『とまどい/SPECIAL THANKS』のリリース時に好きな曲を投票してもらって、20曲ほどそれに合わせて選びました。あと『MERMAID』は、順位に入っていたけれどりリーダーの権限で外してます(笑)。まだ振り返ってもらっちゃ困るということで。」

    JIRO
    --タイミング的には総集編的なベストアルバムですね。
    「そうですね。ただ、ベストアルバムを単なる過去の集大成というだけじゃなくて、これからを予感させるものにしたかった。デビューしてからのGLAY『Missing You』に代表されるこれからのGLAY、その2つをまとめたものなんです。“DRIVE”という意味も自分たちのなかで2つあって。気楽にドライブしながら聴いてほしい、ドライブのお供にという意味と、これからもまだまだGLAYは転がりつづけていくよという意味で考えたんです。コンプリート・ベスト、ということであまり堅苦しくなってしまうのも嫌だし。」
    --3年前にも『REVIEW』がありましたけど。
    「あのときはまだバンドの歴史が浅いからベストに対して反対だったんですけど、今回は考え方が全然違うベストなんです。『HOWEVER』でひとつ抜けたっていうのがあったからかもしれない。あのときは、ライブ、テレビ、雑誌の見られ方も含めて、GLAYこういう音楽やってますっていう気負いがすごく強かった。ベストを出すほど俺らの歴史は深くないよっていう意味合いもあって、オリジナルアルバムを作るぐらいの勢いだったんです。けれど、今回はファン投票というのもあるけれど、誰もが認めるGLAYのコンプリートなものを作ろうと最初から決めていたので。」
    --そのファン投票の結果を見てどうですか?意外なものとか?
    「意外なものはなかったですね。それがよかった。俺たちにすると、と実験的な意味で大事な曲はいっぱいあるんだけれど、でもファンはこうくるだろうなというのが俺らのなかでも理解できて。そこがGLAYのよさだと思う。そこに僕は、GLAYはGLAYであるべきことをやっているなって思えて。曲が並んだ時、ファンとGLAYとの関係性もひとつ見えた気がしたから。」

    HISASHI

    --『DRIVE』の2枚組というボリュームに思うことは?
    「2枚組にしようっていうのは、わりと最初の段階から決まってましたね。GLAYの曲をコンプリートしようとしたら、1枚だと収録時間ギリギリだろうってことで。結果、『DRIVE』が本当にベストらしい形になったなと思う。3年前に『REVIEW』も出てるけど、バンドとしてはベストを出すには早いと思ったし。」
    --バンドが成長する過程もわかりやすいけど、改めてGLAYはどういうバンドだと思う?
    「ただバンドをやっているだけじゃなく、いろんなチャレンジをしてるね。『誘惑』と『SOUL LOVE』っていうシングルを2枚同時に出してみたり、『サバイバル』ではビデオシングルにも挑戦したし。単に音楽工場で働いているわけじゃないところで、無理なアイデアも実現させてきたと思う。面白い活動をしてきてるよね。」
    --ベストのなかで特に印象に残る曲なんて……全部か(笑)。
    「1曲1曲に思い入れがあるからねえ。でも、『Winter,again』なんかはGLAYがやるべき曲だったなっていうのはあるよ。自分たちが小さいころ、函館に住んでて、そのなかで感じたものを表現したっていうのはGLAYしかできなかったと思う。あと『口唇』では、ミディアム路線のイメージを打破できたと思うし、ホント自由にやりたい音楽をやってたなーって、この曲順を見て思いますね。」
    --『DRIVE』の収録曲は、ファンのリクエストがもとになってるけど、この結果を見てどう?
    「ん-、やっぱりミディアムの曲が多かった(笑)。ライブは最近、結構ハードなメニューになってるけど。できれば、シングルとかベストだけじゃなく、作品としてのアルバムも聴いてほしい。みんなアルバムって、買ってんのかな?そう思うのは偏見?(笑)」

    EPISODE

    オリジナルとのバージョン違いは以下の3曲
    ・とまどい:(Jet the Phantom) エンディングの長い別バージョンで収録。
    ・サバイバル:シングルバージョンとしてはCD初収録。
    ・BE WITH YOU:別テイクのボーカルでミックスされたバージョンで収録。


    ファン投票の投票結果は以下の通り
    1.HOWEVER
    2.とまどい
    3.生きてく強さ
    4.ずっと2人で…
    5.pure soul
    6.Winter,again
    7.春を愛する人
    8.BELOVED
    9.SPECIAL THANKS
    10.生きがい
    11.サバイバル
    12.SHUTTER SPEEDSのテーマ
    13.誘惑
    14.BE WITH YOU
    15.SOUL LOVE
    16.I'm in Love
    17.HAPPINESS
    18.May Fair
    19.ここではない、どこかへ
    20.RAIN
  • 沖縄ダンスクラブ松下にてファンクラブ限定ライブ

    2000.11.30

    11/30 沖縄ダンスクラブ松下でHAPPY SWING 会員限定ライブを実施

    INFORMATION


    ~SE~
    1. 新曲
    2. FATSOUNDS
    3. 誘惑
    《MC》
    4. MERMAID
    5. COME ON!!
    《MC》
    6. 新曲
    7. Young oh!oh!
    8. Missing You
    《MC》
    9. とまどい
    10. 春を愛する人
    《MC》
    11. WET DREAM
    12. 新曲
    13. 彼女の“Modern…”
    14. ROCK ICON
    《MC》
    15. SHUTTER SPEEDSのテーマ
    16. SURVIVAL
    18. ACID HEAD

    REVIEW


    全国各地のHAPPY SWINGERが沖縄に集結!!
    約1年振りとなった会員限定ライブは、“HEAVY GAUGE”TOURでは見ることができなかったメンバーの素顔がのぞく、お祭りのようなライブとなりました。

    EPISODE

    10月1日よりスタートしたHAPPY SWING MEMBERS SITE会員対象のインターネット生中継を実施。
    しかし、アクセスが集中したためトラフィックが大渋滞し、一部の方しかアクセスできない結果に終わった。
  • 「TAKURO meets オノ・ヨーコ」OA

    2000.12.23

    「オノヨーコ&GLAY TAKUROによるラジオ番組「HAPPY X'mas 2000 in NY City~SPECIAL THANKS ジョンレノン」放送

    INFORMATION

    GLAYのTAKUROが20世紀最後に敬愛するビートルズのジョン・レノン。
    ジョン・レノンの命日12月8日の前日、最後に暮らしたニューヨークのダゴダ・ハウスに、オノ・ヨーコを訪ねる。

    放送日と放送時間
    12/23
    ニッポン放送、山陽放送 21:00~22:00
    12/24
    北日本放送 11:00~12:00、山陰放送 13:00~14:00、信越放送 15:00~16:00、
    札幌テレビ放送、北陸放送 18:00~19:00
    12/26
    ラジオ関西 20:00~21:00