GLAY

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BIOGRAPHY

1997

  • 『GROOVY TOUR』三菱自動車PAJERO Jr.のCFイメージソング

    1997.01.14

    3rdアルバム『BELOVED』収録曲『GROOVY TOUR』三菱自動車PAJERO Jr.のCFイメージソング
  • LIVE & DOCUMENTARYビデオ『無限のdéjà vu DOCUMENT of "BEATout!"TOURS』 発売

    1997.01.29

    LIVE&DOCUMENTARY VIDEO
    『無限のdeja vu DOCUMENT of "BEATout!"TOURS』 発売

    ビデオは現在廃盤

    DVDは 2003年12月3日に再発売
    (TOBF-5280税込\3,360  税抜\3,200)
    ←のジャケット写真は再発売DVDのもの。

    REVIEW

    GLAY初の、ライブ&ドキュメント・ビデオ。昨年の『BEAT out! '96』と『BEAT out! '96 reprise』ツアーから9月9日の日本武道館を中心に、3月の渋谷公会堂と、8月の東京厚生年金会館の模様も収録されている。ライブを軸に、間にツアー・ドキュメントを挟むという、この手のビデオの王道スタイル。そのドキュメント・シーンも、開演前のステージ・リハーサルや楽屋の様子、移動時の素顔にインタビューなど定番といえるものに加え、昨年6月に訪れたアイスランドやロンドンでのオフショットもあるなどかなり豊富。ライブはM2.3あたりは渋公や厚生年金のようだが、基本は武道館でのもの。初の武道館公演とあって、勢いで突っ走ったパワフルさが魅力的。
    CDデータ

    MEMBER'S COMMENT

    --ライブ映像がメインだけど、今まで見られなかったメンバーの素顔もふんだんに盛り込まれたビデオだね。
    JIRO「ああいう素顔の部分を自分たちが否定しなかったっていうのは、ライブでの自信だったり、自分たちの活動においての自信だったり。それがあったから、出してもいいかなと思ったんでしょうね。この話は、ドキュメンタリー・ビデオを作りたいっていうところから始まったんですよ。みんなそういうビデオは好きだし、ビデオを見る人たちにも自分達と同じ経験をして欲しいっていうのがあって。そういう意味でもドキュメンタリーだったんです。」
    TAKURO「でも、ここまでバンドの成長、状況の変化が見られる時期っていうのも、今後そんなにないでしょうね。94年、95年よりは96年の方が大きかったし、見た感じもそうでしょ。だから、タイミングとしてもすごく良かったと思う。ドキュメンタリー・ビデオを出したいと思って計画を練ってたら、偶然なのか必然なのかわからないけど、GLAYがどんどん世間に認知されていく過程も入ってるわけだし。バンドとしても永井さんやD.I.E.さんを入れて、成長した時期だったしね。」
    --ツアー中ずっとカメラに追われるというのはどうだった?
    TERU「最初はカメラが迫ってくる感じがしたけど、カメラマンとコミュニケーションが取れるようになってからは、カメラじゃなくてカメラマンが近寄ってくる感覚になって、余計素に戻っちゃうんですよ。そういうホントに作ってない自分達を見せられたのが、このビデオのいいところですよね。印象的なのは、武道館をやる感想を訊かれてるときに、“この街で武道館をイメージするのは難しいですよ”って言ってる部分。」
    --あれは函館で撮ってるんだよね?
    TERU「そう。そういう気持ちはビデオを見た人は分かってくれるんじゃないかな。こんな小さな街で生まれて、夢を追いかけてきたバンドがいて、その夢を現実にした。そしてこのビデを見た人たちが、またがんばろうと思えるきっかけになればいいなと思うんですよ。」
    HISASHI「これ見てると、リハーサルから本番に向ける顔の違いとか、そういう自分たちのかおとか目の違いっていうのが良くわかりますね。だからホント、このビデオは自分たちが見たいから作ったようなものです。僕らが作るのとは視点が違って、客観的にGLAYってバンドを見る目になってるから。それってもしかしたら、俺がいちばん見たかったところかもしれない。」
    --こうやってみてるとツアー中いろいろあったんだね。永井さんが20針縫う大怪我をしたこととか
    TAKURO「俺たちもあの場面は怖くて、まっすぐ見れないんだけど、永井さんが怪我する瞬間もカメラ回ってたし。それもはずすわけにはいかないエピソードだから、スタッフもいい形で入れてくれて。そういう、いいも悪いもこのビデオには全部入ってますね。」
    --ツアーやってたら何かしら事件はあるよね。
    TAKURO「今年はちょっと異常だったけどね。何か大きな力がGLAYを押したぶん、あちこちで歪みが起きたっていうか。あと、ビデオの最後に入ってる『ずっと2人で・・・』のときのお客さんの顔とか見てると、すごいことになったなって言うのは思った。やっぱり10代の頃の自分たちの計画表には、あの子達の顔まではインプットされてなかったからね。ただ曲がヒットチャートの上位になって、テレビに出て、武道館でライブやってっていうくらいで。やっぱりいちばん重いものは10代の頃にはわからなかったっていうか。このビデオであの子達の顔を見たときに、これがすごい大事なものなんだって、それはすごく思いましたね。」
    PATi PATi

    EPISODE

    タイトルに込められた意味
    --GLAY初のドキュメントビデオが出ますが
    TERU「はい。『無限のdeja vu』というタイトルなんですけど、これはGLAYを始めた頃、高校生の時に曲のタイトルとしてあったものなんですよ。そういうのは実はけっこうあって、『ずっと2人で…』も高校時代の曲でしたしね。あと、『SPEED POP』も、以前あったデモテープのタイトルだし。」
    --それはどうしてなんだろう?
    TERU「その当時の純粋な気持ちみたいなもの・・・っていうか、バンドを始めた頃の、とにかく楽しい気持ち、なんじゃないかな。そういう意味では、GLAYは変わってないんだなというのを再確認しますね。昔あったタイトルを今持ってきても違和感がないし、そのイメージも変わらないですから。」
    WHAT's IN?
  • 『GLAY TOUR ’96-’97 “BELOVED YOU”』追加公演『BELOVED YOU ENCORE』スタート

    1997.02.01

    全国7ヶ所7公演、即時SOLD OUT

    2月 1日  福岡サンパレス
    2月 6日  倉敷市民会館
    2月 7日  広島郵便貯金ホール
    2月 9日  名古屋センチュリーホール
    2月10日  大阪厚生年金会館
    2月13日  北海道厚生年金会館
    2月 18日  日本武道館 (FINAL)

    INFORMATION

    SET LIST (2/10 大阪厚生年金会館)
      1. GROOVY TOURS
      2. Lovers change,fighters cool
      3. RHAPSODY
      4. 春を愛する人
      5. Fairy Story
      6. Yes,Summerdays
      7. 生きてく強さ
      8 都忘れ
      9. a Boy~ずっと忘れない~
      10. カーテンコール
      11. HIT THE WORLD CHART!
      12. neuromancer
      13. LOVE SLAVE
      14. SHU丁TER SPEEDSのテーマ
      15. ACID HEAD
      16. BELOVED
    アンコール
      1 May Fair
      2 グロリアス
      3 BURST

    SET LIST (2/18 日本武道館)
      1. GROOVY TOURS
      2. Lovers change,fighters cool
      3. RHAPSODY
      4. 春を愛する人
      5. Fairy Story
      6. Yes,Summerdays
      7. 生きてく強さ
      8 都忘れ
      9. a Boy~ずっと忘れない~
      10. カーテンコール
      11. HIT THE WORLD CHART!
      12. neuromancer
      13. LOVE SLAVE
      14. SHU丁TER SPEEDSのテーマ
      15. ACID HEAD
      16. BELOVED
    アンコール
      1 May Fair
      2 グロリアス
      3 BURST
    アンコール
        彼女の“Modern…”

    REVIEW

    2/18 日本武道館
    4人組の人気ロックグループGLAYの全国ツアー最終公演が18日、東京・北の丸日本武道館で行われた。昨年12月8日にスタートしたツアーは33ヶ所公演で約15万人を動員。最終日は立ち見が出る約1万2000人の超大入り。オープニングの「GROOVY TOUR」のイントロが流れた瞬間からファンが絶叫。大声援を受けてメンバーが登場すると、、館内のボルテージは早くも最高潮だ。 ボーカルのTERUが「帰ってきたぞ!武道館に。ファイナルだから目いっぱい楽しもうぜ」とアピール。昨年発売して130万枚をセールス中のアルバム『BELOVED』の曲を中心にアンコールを含めて19曲を演奏した。ツアー後はレコーディングを予定しており、新曲は夏ごろ発売される。
    報知新聞
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    4人組人気ロックバンドGLAYが18日、東京・北の丸公園の日本武道館に満員の約1万人のファンを集め全国ツアーのファイナル公演を行った。終演後、アルバム『BELOVED』の100万枚突破を記念し、都内のホテルで、ロックバンドとしては異色の謝恩パーティーを開いた。
    ※ボーカルのTERUは「コンサートも無事終え最高の気分。これからもよろしく。」
    日刊スポーツ
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    人気ロックバンドGLAYのコンサート・ツアーが18日、東京・日本武道館の公演で幕を閉じた。昨年12月8日から全国33ヶ所のハードなツアーをこなしたメンバーは、休みもなく今春発売のニューシングル、アルバムの曲作りを開始する。 コンサートでは最新ヒット曲「a Boy~ずっと忘れない」など19曲が演奏され、ボーカルのTERUはコンサート中盤のMCで「今日は北海道や九州から来てくれたファンもいる。今回のツアーで出会った人みんなに感謝したい」と呼びかけてツアーを締めくくった。 カラオケでも人気のバラード「BELOVED」は通算売り上げ100万枚を突破、12月に発売された同名のアルバムも130万枚を越え、“日本ロック界の救世主”とさえ呼ばれているGLAY。会場の武道館周辺には百人以上と異常な数のダフ屋も出現する人気で、ふだんは使わないステージ後方の席もこの日は解放し、約1万2000人のファンを詰め込んだ。
    デイリースポーツ
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    アルバム『BELOVED』もミリオンセラーとなり、一気にブレイクしたGLAY。2/18日本武道館で「TOUR '97 BELOVED YOU」のファイナルを迎えた。この日は全方位ステージのため360度どこを見てもファンでいっぱい。「全国のみんなからパワーをもらってきたから、それを今日はみんなに返します」というTERUのMC通り、のっけからパワー全開。いきなりアップテンポの『GROOVY TOUR』で煽る。会場がオーバーヒートしてきた後半は、これでもかと言わんばかりの激しいナンバーで攻めまくり!それに負けじと武道館を壊すぐらいの力で揺らしまくるファン。大ヒット曲『BELOVED』では13000人の大合唱が歓声とともに巻き起こった。ファイナルの名残惜しさを吹き飛ばすように・・・。アンコールでは「まだ発売する予定はないです」という新曲『May Fair』を披露。客席の照明が付いても帰ろうとしないファンのために予定外の歌も演奏。GLAYの威力と成長を痛感させられた1日だった。
    TVガイド

    MEMBER'S COMMENT

    ツアー終了後のコメント
    TERU
    前回のrepriseツアーで、GLAYのライヴの形の完成型が見えた気がしてたんだけど、今回は、前半の数回のライヴでそれと全く違う次元のところに行けて。さらに可能性を感じられるようなツアーが出来た。“もっと上”って、毎回思ってたしね。今回俺は、凄い笑顔があふれるライヴをしたいと思ってた。俺自身がずっと笑顔でいられて、楽しくって楽しくってしょうがないっていうのを、体中で表現できるようなライヴをしたかった.だから、“きっと今までなら、恥ずかしかったり、イメージが…とか考えて出来なかっただろうな”と思うことも、どんどんやったし。ちょっとヘマしても、以前だったらテレ笑いして終わってたのが、それを逆手に取って「お前ら、ラッキーだな!」って言ってみるような(笑)。ここに来てる子達は、それでOKって思ってくれるだろうなっていう安心感もあったしね。今回、ライヴの中で特に印象的だったのは、「HIT THE WORLD CHART!」と「カナリヤ」。何の打ち合わせもなく目で合図して、毎回適当に音を出して曲をセッションしてたんだけど、その適当がハマったときは、本当に“俺達は凄いバンドなんじゃないか!”って思えてね(笑}。今までGLAYって、“こうでなければいけない”っていうのがあったと思う。でもこのツアーで自由にやる楽しさ、完成されてないカッコ良さを楽しめるようになった。このツアーで得たことは、自分のために歌えるようになったこと。俺いつも.聴いてくれる子を思って歌ってるんですよ。でも今回は「カーテンコール」を、よく自分のために歌った。目を閉じてね。あと、「aBoy~ずっと忘れない~」は、メンバーのために歌った。今までよく頑張ってきたよなって気持ちになる歌だから。会話や言葉と同じなんだよね。“対象がいてこそ伝わる何かが本当にある”って信じられる瞬間を、何度も体験したんですよね。

    TAKURO
    ライヴが全部終わって1ヵ月以上が経ったんだけど、振り返ってみて、最初に自分が“こうしよう”と思ったことは達成できたんじゃないかって気はしてる。なんかね、例えば100mを毎回12秒で走る感覚っていうのかな?11秒も出すけど13秒もあるというんじゃなく、毎回12秒で走り続けること。それが目標だった。楽しいとかキレたとか…そういうんじゃなくて、あるクオリティを保つためのGLAYの力をつけたかったんだよね。で、2月18日(ファイナルの武道館)が終わって、あの位のライヴなら、どんなコンディションだろうが、みんな出来るようになったんじゃないかって思えて。まあ.それは精神力も含めた技能のことなんだけど。その上で、今度は、もの凄く崇高なものを求めてるんだろうな。去年の99(9月9日)の武道館のように、ライヴの神様が降りてくるような瞬間…?うん、また感じたいよね。でも、ツアーってことで言うと、少なからずギャップは感じてるよね。それは、あまりにもストレスが溜まる移動だったことと関係してるのか、お客さんが見ているGLAYと自分が思ってるGLAYとが一致しないと感じたことが多少なりともあったからか…うーん、分からないけど。でも“BELOVED YOU”を完結させた今年1年ってことを考えると、今が過渡期なんだと思うからね、モヤモヤしていても仕方ないんだろうけど。多分、そんなものすべてが、みんながそれぞれに思っていることすべてが本当で、今のGLAYを的確に表しているんじゃないかな。だから今後ってことだと、GLAYの姿勢をハッキリさせなきゃいけないな…とは思う。“自分はこうです”と言える手掛かりを、早いうちに見つけたいと思う。そういう意味では次に出すシングルが、次のライヴの入り口とか、GLAYの今後の活動の方向の手掛かりになるんじゃないかとは思っているんだけどね。

    HISASHI
    ライヴを何本も重ねていくうちにね、これ以上は出来ないってほどのものを演っても、“今回のは最高だった”とは思わなくなっていった。“もっと凄いものが出来るんじゃないか!?”って、貪欲に思うようになってた。だから、ずっと満足出来なかったの。みんなが満足して帰っていく顔を見ても、よく居残り授業みたいな気分を味わってた。でもね、1本1本のライヴは本当に楽しんでた。しょっちゅう大笑いしたし、感情を抑えることが出来ないときは機材を蹴とばすのもOKだと思えるようになったし、自己中心的なぐらいに自分の演り方で表現するようになったし。GLAYが成長したって事なんだろうけど、俺が何をやっても歌は聴かせられるっていうのが分かったんだよね。だからいつも、もっと装飾品でいようと思ってた。オープニンクで幕がドンって落ちた瞬間、会場とステージの空気が1つにつながる感覚に陥って、でね、“わーい!”って思うのよ(笑)。いや本当、意外にそんなモンなんだよ。それからずっと、体がムズムズしてしょうがなかったもんね。だから、どんなに聴かせる曲を演っていても俺は華でいたかったし、逆に、そうじゃなきゃいけないっていうか。うん、そんな感覚でいつも演ってた。ライヴ以外では、映画に行くほか殆ど出歩けなかったんだけど、印象に残ってる土地は沢山ある。例えば倉敷、俺は“HISASHIの一番長い日”って呼んでるんだけど(笑)、作家みたいにホテルで原稿を書いたのね。で、それをFAXするのに凄く苦労してさ、送って…その瞬間にすべてから開放された気分味わっちゃって、もう“今なら猪木にも勝てる”って思ったもんね(笑)。で、街にくり出してちょっと飲んで、NAGAIさんとパターゴルフをやった(笑)。きっと、人や自分の感情から、いかにすりぬけるかってことを.楽しめるようになってたんじゃないかなって思う。

    JIRO
    今回は初めての土地が凄く多かったから、そこで観にきてくれる人達をどうノック・アウトしていくかってことだけを考えていたんですよ。でも実際にツアーが始まってみたら、新しい発見がいっぱいあった。今までのツアーって10何本なりで、ファイナルに向けて完結できるような感じだったんだけご、33本もあると何度も山があるんだよね。中盤に最高のものがあったりして“究極は何か”っていうのをずっと探し続けてた気がした。だから、その中で身についたもの、すごく多かったですよ。自信だったり、プレイだったり。自分の中の体力精神力を含めてみたいなものも.凄くついたと思うし。バンドもそうなんだけど、タフになったのかな。あと、客観的に見れるようになったことが大きかった。GLAYの中での自分の存在とか。その中で見つけたこと?俺はPOP人間だな…と(笑)。GLAYの中で俺が出していかなきゃいけないのは、POPな所とか、爆発しちゃう所だと思った。だから、ハジケっぷりも、どんどん凄くなっていってた。でも、いいことばっかりでもなかったかな。「カナリヤ」とか、すんこいストレスたまったし。あの曲、「都忘れ」と1日交替で演ってたじゃない?長い曲だしさ、弾きながら“もしかしてみんな「都忘れ」聴きたいと思ってんじゃないか?”とか考えて(笑)。もうGLAYに預けてるものだから、責任は無いはずなんだけど。それに、「HlT THE WORLD CHART!」まではミディアム系が多いから、凄い緊張度が高かったしね。音をハズせないから、うん。だから毎回が刺激的だった。 でもなんかね、旅の楽しみってのは殆ど感じられなかった。四六時中追っかけられてさ、キツかったから。本当に嫌だったって言いたい。…ああ、だからツアーで色々発見したとは言っても、その流れからというより、ライヴ毎に得ていたんだと思う。
    GB
  • LIVE&DOCUMENTARY VIDEO『無限のdeja vu 海賊盤』 発売

    1997.03.19

    LIVE&DOCUMENTARY VIDEO
    『無限のdeja vu 海賊盤』 発売

    限定30000本のみの販売で、予約だけで完売。
    ビデオは現在廃盤


    2003年12月3日に再発売されたDVD
    『無限のdeja vu DOCUMENT of "BEATout!"TOURS』に収録
    (TOBF-5280税込\3,360  税抜\3,200)
    ←のジャケット写真は再発売DVDのもの。

    INFORMATION


    広告媒体

    REVIEW

    好評ビデオの海賊盤が限定発売で登場!!前回のツアー“BEAT Out!”のファイナル、武道館のステージを中心に、アイスランドでのオフ・カットなどが収録された好評発発中のビデオのブートレック盤が、限定3万本でリリースされる。前のビデオに入りきらなかった、オフ・ステージでのレアなショットが盛りだくさんの、貴重な映像集。スペシャルB0X仕様、現在行っている“BELOVED YOU”'ツアー・パス(シリアル・ナンバー入り)封入といううれしいオマケも。
    WHAT'S IN


  • HISASHIレギュラー番組NACK5「UPTOWN SQUARE」(毎週水曜、21:00~22:00)スタート

    1997.04.05


    MEMBER'S COMMENT

    HISASHI「番組が始まった当初は、しゃべるより書く方が得意かなと自分では思ってたく らいしゃべリベタだったんですね。友達と話しているのはすごく楽しいんですけど、それが電波にのってということを考えると、やっぱり最初の頃は緊張しましたね。相手の顔が見えないわけだしね。でも、みんなが書いてきてくれるハガキやFAXを読んでいるうちに、もしかしたらこれがGLAYの中のHlSASHIがいちばん見えやすい場所なんじゃないかと気づいて。それから、すごく楽になりましたね。今はやってて楽しいですよ。でも俺のしゃべりグセを、ここまでチェックしてる人がいるとはね(笑)。中学校の時、社会の担当で"ね"が多い先生がいたんですよ。授業中に数えて、あとで。200回突破してましたよ"と教えたら、鼓膜が破れるぐらい殴られましたけどね。今じゃ、逆に言われる身になって…。あの時の先生の気持ちがよくわかります(笑)。」
    HISASHI「GLAYのHISASHIと、やっぱりギャップがありますか?みんな俺のことを恐い人だと思ってるみたいでね(笑)。番組のゲストにきてくれた人にもよく言われるんですよ。でも恐いイメージがあるのも、けっこう嫌いじゃないんですけどね。そこらへんで、一応ラジオのHISASHIとGLAYのHISASHIという線は引いておきたいなという部分もあるんですよ。そのギャップをどれくらい自分の中で楽しめるかということですよね。まあ、ただラジオはいちばん普段の俺に近い。GLAYという名前がつかない、本名の俺に近い1時間じゃないかと思う。」

    POP BEAT
  • 『GLAY Official Fan Club HAPPY SWING Presents HAPPY SWING '97 Acoustic Live』開催

    1997.05.14

    GLAY Official Fan Club HAPPY SWING主催によるライブ・イベント'97 UNPLUGGEDが、国立代々木競技場第2体育館で開催された。
    ライブの模様は、約2ヵ月後の7月12日、WOWOWにて放送された。

    INFORMATION


    SET LIST
      1. 週末のBaby Talk
      2. LOVE SLAVE
      3. Trouble On Monday
      4. グロリアス
      5. Miki Piano
      6. LADY CLOSE
      7. The Man Who Sold The World
      8 情けない週末
      9. TWO BELL SILENCE…
      10. HIT THE WORLD CHART !
      11. Cynical
      12. 彼女の“Modern…”
      13. HAPPY SWING
    アンコール
      1 ずっと2人で…
      2 May Fair
      3 BELOVED
      4 口唇

    REVIEW

    人気ロックグループGLAYが、入場者限定の特別ライブを14日夜、国立代々木競技場第2体育館で開いた。最新アルバム『BELOVED』が150万枚セールスを記録。ビジュアル系ロックの中ではX-JAPAN以来の快挙となり、ファンクラブ対象の謝恩ライブを設けたもの。TERUは「こういう姿を見せるのは、お前らの前だけだからね」と新曲『口唇』など17曲を熱唱。7月20日に横浜アリーナを皮切りに、全国8ヶ所15公演規模で初の全国アリーナツアーを行うことも発表した。
    スポーツニッポン

    MEMBER'S COMMENT

    TAKURO「この間NY.に行ったときに、そういうのをたくさん聴いたことと、5月にやつた“アンブラグド・ライブ”で.、いろいろなリズムに挑戦したことが、今回うまくハマったっていうことなんじゃないかな。」
    --どんな刺激を受けたの?だれかのライブを見たり?
    TAKURO「いや、ただテレビや街に流れてる曲が、今まで俺が聴いたことのない感じだったっていうだけなんだけど。N.Y.から帰ってきて、おぼろげながら自分の感じるものがアンブラグドのアレンジをやるときにいろいろなリズムになって出てきたから“あ、これはもう楽勝でGLAYで出来るな”っていうのもあったし。」
    --あのへんのアレンジには、そういう影響があるんだ。
    TAKURO「いや、メンバーみんな新しい曲をやるにあたって、パズルみたいにいろんなリズムを組み合わせたいっていうのがあって、その辺がGLAYらしいっていうか、気持ちの変化の同調具合がみんな似てるんだよね。」
    JIRO「アンプラグドはファンクラブのイベントだったこともあってとことん遊んじゃおうっていう気持ちがあったんです。GLAYの曲を自分たちで遊んじゃうっていうか。だからHISASHIの作った「Cynical」にしても、バカ・ロックンロール的なアレンジでやったし、普段曲を作ったら、絶対にやりそうもない感じをはめてみたり、レゲエとかスカとか“GLAYでこれはないだろう”っていうようなことがけっこうはまったんじゃないかな?それが今回のシングルにつながったと思うんですよ。今まではその曲にとっての最高のアレンジっていうのを求めてたけど、今はその曲を楽しんじゃう思考に変わってきてる感じですよね。」
    --そのほうが、やってて楽しいんじゃない?
    JIRO「どっちも楽しいんだけど、TAKUROくんの思い描いているものに近づけようとすることも楽しいし、今回みたいに、王道のメロディーにちょっと視点を変えたアレンジをするのもおもしろかったし。こういうアレンジでもイケたっていうのは、次のアルバムでも楽しみだし、みんなもこれからのGLAYに期待してくれたらいいなと思いますよ。」
    PATI PATi
  • 11th シングル『口唇』発売

    1997.05.14


    11th シングル『口唇』発売
    (フジテレビ系「HEY! HEY! HEY!~MUSIC CHAMP~」エンディング・テーマ)発売
    c/w 春を愛する人

    オリコン・チャート初登場1位獲得 (5/26付)  

    REVIEW

    とても覚えやすいメロディ・ライン、楽器の使い方などはポップだけれど激しくハードな展開を見せる「口唇」は、またGLAYの世界観をグイと押し広げた感のある作品。ピアノから始まる「春を愛する人」も、ただメロディアスなだけではなく、GLAYらしいセンスの良さが光っている。TERUのヴォーカルにもさうに深い広がりが出ただけでなく、包みこむような優しさも倍増。ちょいと聴き逃したくない1枚だ。
    Vicious

    MEMBER'S COMMENT

    TERU
    この曲は、GLAYの本質を知ってもらう絶好のチャンスになる一曲だと思うんですよ。というのも、デビュー当時、いやデビュー以前から応援してくれてるファンの人たちは、GLAYがもっているいろいろな側面をわかってくれてると思うんですけど、「グロリアス」あたりから俺たちのことを知ってくれた人たちには、もしかしたらGLAYは歌い上げ系のバンドと思われていても不思議じゃないでしょう(笑)。だけど実際は、激しさとかやりきれなさとか、それに凶暴さまで(笑)内側に秘めていたりしますから。だから今回のリリースは、そういう、ここ3作あたりではなかな外に出せなかった“核”の部分を、一般の音楽ファンたちにも知ってもらういい時期だと思う。落ち着いた感じの曲が続いたことによるちょっとしたフラストレーションと、新たにみなぎるエネルギー、そして次への可能性といった、GLAYのいろいろな要素を備えた曲。これからが本当の勝負になるような気がしてます。

    TAKURO
    「BELOVED」の後に「aBoy~ずっと忘れない~」を出したとき、近い人間には似たようなトーンの作品が続いたと言われた。でも、俺たちはその先を見てた。「グロリアス」以前からGLAYを知っている人には、自分たちが何者であるかをわかってもらえていたから、そうじゃないところを見てた。もし「BELOVED」の次に「口唇」がシングルだったら、GLAYって何者なの?いったい何がやりたいの?で終わってたと思う。デビュー聞もないころのシングル攻勢があったでしょう?正直言ってあのころは自分たちを見失ってたと思う。自分たちはこういうのもできるああいうのもできるって、ただの器用なバンドに思われたんだろうなっていう反省もあったから、じっくり腰をすえて相手と話す必要があると思って、去年「BELOVED」を作ったんだ。で、もういいだろう、と。ツアーも33本廻って、どっしりとした余裕が出てきた。だから、その表われでもあるんだ、今回の「口唇」は。

    HISASHI
    とにかくレコーディングが楽しかったですね。『BEAT out!』も『SPEED POP』ツアーの勢いでやった感じだったけと、今回はそれ以上でした。今まではシングルだと、わりと歌モノを選んでたでしょ。でも「口唇」に関してはTERUも自分の声が楽器のひとつみたいだったって言ってましたからね。だから、ツアーの余韻を残したまま作業に入ったんで、メンバー全員がいい意味でTERUの歌だけを前に出すのを引き止める感じがあったんですよ。そもそも、この曲をシングルにしようと思った最初の動機っていうの、テレビに出たときに動きたいっていうのがあったんですよ。今、俺らがやりたいことを、みんなもわかってくれるだろうっていう自信みたいなものがあったし、この曲は、GLAYがまだまだ持っている切り札のひとつだからそれに、こういう曲をシングルにするのも久しぶりだから、今出すのがいいかなって。まあ、今までの反動っていうのもあるのかもしれないけどね。

    JIRO
    「口唇」のレコーティングは、ツアーが終わった直後ということもあって、自分の体がまだライブ・モードだったんですよ。その感覚が残っている間にスタジオに入れたのは、GLAYにとってすごくよかったと思うし、なによりもこの曲の感じにフィットしました。NAGAIさん(ドラムス)との波長もライブをいい意味で引きずったままで、ホントにイイ感じで、リズムが刻めたと思いますね。これぞライブて培った成果っていうか。言葉であれやこれやと説明しなくてもいいし、お互いから出てくるものがわかる。ホント、「ロ唇」はいいタイミングでレコーディングしました。あと、やっぱり33本もライブをやって、そこで僕が何をつかんだのか、ど.う成長したのかをレコーディングで見せたかった。佐久間さん(プロデューサー)に“33本もライブやったのに……”なあんて言われたくなかったし(笑)、そう言われない何かをつかんだ僕自身の自信みたいなものをこのシングルで確かめたかった。
    GB
  • HISASHI初の単行本「ありがとう」発売

    1997.06.09

    HISASHI初の単行本「ありがとう」シンコー・ミュージックより発売
    GIGS連載の「蟻伝説」「蟻列伝」「蟻烈伝」に加筆

    価格:2300円(税別)
    A5判・176ページ

    INFORMATION

    発売前広告

    発売後広告

    MEMBER'S COMMENT

    昔から本はあまり読まなかったんだけど、アーティスト本は別でした。今もそれは変わってないんだけどメンバーから先陣を切ってHISASHIが、とてもらしい風変わりな本を出版してくれました。約1ヶ月の休暇を本のデザインに費やすなどファンにとっても愛情たっぷりの最高のプレゼントだと思います。(JIRO「キャラメルブックス」より)
  • 『GLAY ARENA TOUR '97 ~HIT THE WORLD~』スタート

    1997.07.20

    全国9ヶ所18公演、即時SOLD OUT

    7月20日  横浜アリーナ SET LIST A
    7月21日  横浜アリーナ SET LIST B
    7月30日  名古屋レインボーホール SET LIST A
    7月31日  名古屋レインボーホール SET LIST B
    8月2日  大阪城ホール SET LIST A
    8月3日  大阪城ホール SET LIST B
    8月9日  新潟産業振興センター SET LIST B
    8月10日  新潟産業振興センター SET LIST A
    8月13日  広島サンプラザホール SET LIST B
    8月14日  広島サンプラザホール SET LIST A
    8月16日  福岡国際センター SET LIST B
    8月17日  福岡国際センター SET LIST A
    8月20日  仙台市体育館 SET LIST B
    8月21日  仙台市体育館 SET LIST A
    8月28日  日本武道館 SET LIST B
    8月29日  日本武道館 SET LIST A
    9月3日  月寒グリーンドーム  
    9月4日  月寒グリーンドーム  

    INFORMATION


    SET LIST A
      1. 口唇
      2. More than Love
      3. 生きてく強さ
      4. Freeze Mv Love
      5. 春を愛する人
      6. ずっと2人で…
      7. HISASH Solo~Cynical
      8. 週末のBaby talk
      9. BELOVED
      10. SHUTTER SPEEDSのテーマ
      11. 彼女の“Modern…”
      12. LOVE SLAVE
      13. ACID HEAD
    アンコール
      1. KISSIN'NOISE
      2. グロリアス
      3. HOWEVER
      4. BURST

    SET LIST B
      1. 口唇
      2. GROOVY TOUR
      3. 生きてく強さ
      4. Yes,Summerdays
      5. NNOCENCE
      6. 軌跡の果て
      7. HISASH Solo~Cynical
      8. 週末のBaby talk
      9. More than Love
      10. BELOVED
      11. 千ノナイフガ胸ヲ刺ス
      12. SHUTTER SPEEDSのテーマ
      13. ACID HEAD
      14. グロリアス
    アンコール
      1. HAPPY SWING
      2. 彼女の“Modern…”
      3. HOWEVER
      4. BURST

    SET LIST (9/3 月寒グリーンドーム)
      1. 口唇
      2. HIT THE WORLD CHART!
      3. More than Love
      4. 月に祈る
      5. 春を愛する人
      6. ずっと2人で…
      7. HISASH Solo~Cynical
      8. 週末のBaby talk
      9. BELOVED
      10. グロリアス
      11. SHUTTER SPEEDSのテーマ
      12. 彼女の"Modern…"
      13. ACID HEAD
      14. HOWEVER
    アンコール
      1. 生きてく強さ
      2. 千ノナイフガ胸ヲ刺ス
      3. BURST

    SET LIST (9/4 月寒グリーンドーム)
      1. 口唇
      2. More than Love
      3. 生きてく強さ
      4. Freeze Mv Love
      5. a Bov~ずっと忘れない~
      6. 軌跡の果て
      7. HISASH Solo~Cynical
      8. 週末のBaby talk
      9. BELOVED
      10. HIT THE WORLD CHART!
      11. SHUTTER SPEEDSのテーマ
      12. ACID HEAD
      13. グロリアス
    アンコール
      1. I'm yours
      2. KISSIN'NOISE
      3. 彼女の"Modern…"
      4. HOWEVER

    REVIEW

    「ぶっ倒れる用意はできてるかーい!」。四人組の人気ロックバンド、GLAYの「GLAY ARENA TOUR '97~HIT THE WORLD~」が二十日夜、横浜アリーナで幕を開け、一万二千人のファンが激しいビートに酔いしれた。最新アルバムの「BELOVED」は売上二百万枚に迫り、シングル「口唇」は現在、百三十万枚の大ヒットを記録している。この日はヒット曲のほかに八月六日発売のニューシングル「HOWEVER」もファンの前で初披露。同曲は初回八十二万枚の出荷が予定され、ミリオンセラーは確実といえそう。今回のツアーは九月二十五 日の大阪城ホールまて全国十一都市二十四公演。二十五万人の動員を見込み、GLAYとしては過去最大規模のもの。チケットは今月末発売の再追加公演分を残し、すべて発売当日に完売という人気ぶりだ。
    デイリースポーツ
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    ミリオンヒット「ロ唇」で知られる4人組人気バンド、GLAY(グレイ)が20日、横浜アリーナで夏の全国ツアーをスタートさせた。ボーカルのTERUの「やっとツアーがはじまったー」の第一声で1万2000人のファンは大興奮。ヒット曲「グロリアス」をはじめ、現在車のCMでオンエア中のタイアップ曲「春を愛する人」など17曲に声援を送った。同ツアーは、11都市24公演で約25万人の動員を見込んでいる。8月5日には、東京・有明で行われるイベント「ヒステリック・パラダイス」に参加。8月6日にニューシングル「HOWEVER」が発売になる。… サンケイスポーツ 人組人気バンドGLAYの全国ツアー「HIT THE WORLD」が20日、神奈川・新横浜の横浜アリーナでスタートした。9月25日の大阪城ホールまで全国12か.所24公演、25万人の動員が見込まれている。同バンドは昨年発売されたアルバム「BELOVED」が初めてミリオンセールスを記録し、最新シングル「口唇(くちびる)」もチャート誌オリコンで初登場1位になるなど130万枚を売り上げており、今ツアーのチケットは30分で完売する人気ぶり。浴衣姿の女性も見られた会場は、1万200O入のファ ンで満員。メンバーが登場するとたちまち総立ちで、オープニングの「口唇」からボルテージは最高潮。ボーカルのTERUが「きょうはぶっ倒れる用意はできてるか!オレたちは容赦はしないゾ!会場が大きいから思いっきり暴れてやる」と叫び、「グロリアス」や8月6日発売のシングル「HOWEVER」など、2度のアンコールを含め18曲を披露しファンを熱狂させた。同公演は21日も同所で行われる。
    報知新聞
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    横浜アリーナで開始
    人気ロックバンド「GLAY」の全国コンサートツアー「HIT THE WORLD」が20日、神奈川・横浜アリーナでスタートした。約10分の特殊映像に合わせて登場したボーカルのTERUは「おまえら、ぶっ倒れる用意はできているかい。容赦しないぜ」と1万2000人のファンを挑発。130万枚を突破した「ロ唇」や8月6日に発売する新曲「HOWEVER」など18曲を披露した。 バラード「BELOVED」のロングヒットで人気に拍車をかけた4人だが、同ツアーも急きょ6公演を追加、9月25日の大阪城ホールまで12会場24公演で25万人を動員する。
    日刊スポーツ
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    人気ロックグループGLAYの全国アリーナツアー「HIT THE WORLD」が20日、横浜市港北区の横浜アリーナでスタートした。ツアーは10ヵ所24公演が行われ、25万人が動員される。初日のコンサートには1万2千人のファンが集合。メンバーの4人が、CG映像を駆使したド派手なオープニング演出の後、花火やスモークとともにステージに登場。いきなり130万枚の大ヒット曲「口唇」を歌い出すと、全員が立ち上がって、両手を振り上げた。ボーカルのTERUが、「やっと今日でツアーが始まるけど、みんなぶっ倒れる用意はできてるかー。容赦しないからー」と語りかけると、観客は絶叫でこたえた。ツアータイトルの通り、2時間にわたって「グロリアス」「BELOVED」などのヒット曲の数々や、三菱パジェロ・ジュニアのCM曲「春を愛する人」などを披露。8月6日に発売される新曲「HOWEVER」も演奏した。最新アルバム「BELOVED」は150万枚を記録し、新曲は初回プレス82万枚が出荷される。ツアーは30、31日の名古屋レインボーホール、8月18、17日の福岡国際センター、同28、29日の日本武道館などで行われた後、9月24、25日の大阪城ホールでファイナルを迎える。
    東京中日スポーツ
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    ロックグループ「GLAY」が初の全国アリーナ公演ツアーを20日夜、横浜アリーナに約1万2000人を集めてスタートさせた。最新アルバム「BELOVED」が200万枚セールス目前となり、CD売り上げではビジュアル系ロックバンドの頂点に躍進。大会場での開催に、ボーカルのTERUも、「初日だからって容赦しないぜ!!こんなに広い会場だから最後までノリノリでいこうぜ!!」と大ハッスル。8月6日発売の新曲「HOWEVER」をいち早く披露するなど、今の勢いを約2時間のステージで見せつけた。ツアーは9月25日の大阪城ホールまで全国9都市で24公演を行い、延べ25万人の観客動員が見込まれる。
    スポーツニッポン
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    MEMBER'S COMMENT

    ツアー前のコメント
    --7月から始まるツアーは、またさらに会場の規模が大きくなるみたいだけど、今回のツアーからの流れを見て、何か思うところはある?
    JIRO「俺らのステージって、わりかしシンプルでしよ。“BEAT out! reprise”は、登場は派手だったけど、内容的には骨太な感じだったし。今回も、セットには頼らずに自分たちの演奏だけで見せたいっていうのがあったんだけど、それは自分たちのべースになるものを作るまで、派手なことはやりたくなかったってことなんですよ。そのベースはある程度できたと思うし、それをクリアできたときには、何か新しいこと―大きい会場を有効に使うとか―が夢としてあったんで。」
    --次のツアーは、ひとつの日標としてあつたわけだ。
    JIRO「そうですね。プレイヤーとして、ひとりでも多くの人にライブを見せたいっていうのがありますから。だから、スタジアム・ツアーなんかも夢だったりするし。次はスタジアムではないけど、十分広いんで、何か仕掛け的なことはしたいと思ってるんですけどね。」
    --”BELOVED YOU”ツアーでの自信が、もっと大きい規模のツアーもありだなと思わせたところはある?
    JIRO「そうですね、うちのバンドは,のんびりやるタイブじゃないから。締め切りに向かって、なんとか自分をそこまでもっていくっていう意味でね。だから、なんとかして“BELOVED YOU”ツアーは、ベースになるものを確実に作っておこうって、みんな一本一本一生懸命だったと思う。」
    --もっと大きい会場っていう目標があっただけに。
    JIRO「うん。ちゃんとしたコンサートもできないのに、どんどん大きい会場になってもしょうがねえぞ、みたいな(笑)。だから最初の武道館も、ある程度自分たちの実力がつくまでやらなかったし。」
    TERU「俺にとっても、この流れはすすごく自然ですね。“BELOVED YOU”ツアーでもたくさんホールをやっただけに、次はもっと大きなところでやりたいっていう気持ちがあったし、ツアー自体すごく充実してたから、また違う見せ方でライブをやってみたいとも思ったし。そのためにも、もっとバンドを大きくする必要があったんですよね。きっとGLAYは同じことを繰り返せないっていうか、常に上を向いてるバンドなんじゃないかな。いつも目標を持って走り続けているような。」
    TAKURO「確かに、上昇指向はいつもある。だって、いつかはウッドストックみたいな、あれくらい広いところでもライブをやってみたいっていう気持ちもあるし。」
    --日本にあんな場所、あるかなー。
    TAKURO「日本でどうこうって考えると、“どうせ俺には才能ないんだ”ってことになりかねないから(笑)、場所のあるなしは、とりあえず考えてないんだけど。だって形としてないもの、心みたいなものを音楽っていう形にしてるわけだから、何事にも無理だっていう考えはしないよね。ただ、できるんだったら、どこまででもデッカイところでやりたいし。だから、自分たちが今できるところを、謙虚にやるっていう気持ちかな。でも、ここでちょっと力を溜めとくか、っていうのは、ちょっと違う気がする。できるなら立たせていただきます、っていうところでしょうか。」
    --HISASHIくんは、次のツアーへの流れをどう思ってます?
    HISASHI「今回のツアー中盤くらいで、俺はもっと前に出なきゃいけないギタリストだっていうのに気づき始めたんですよ。TAKUROに、オーソドックスなライブの核みたいなものがあるだけにね。そうなると、ステージでの自分の出方、ギターの弾き方っていうのも、自分なりに研究するようになって。今回のツアーでいちばん大きかったのが、そのバランスの取り方だったんだけど、次はそれがバンドで見えてくるような気がします。」
    --この間は自分自身だったけど?
    HISASHI「そうでずね。ただ、次はロックでいいんじゃないかと思う。ロックのコンサート。でも、力一発っていうんじゃなく、どこかで頭は働かせてはいると思いますけど。」
    PATi PAT
  • テレビ朝日主催 パイン97 HYSTERICPARADISE出演

    1997.08.05

    レインボースクエア有明にてテレビ朝日主催 パイン97 HYSTERICPARADISEに出演

    INFORMATION

    毎年恒例となったテレビ朝日主催の夏のイベント。今年は"パイン97"と題し、人気のスポット、臨海副都心のレインボータウン有明地区で8/2~10に開催される。その“パイン97"のオープニング・イベントである大黒摩季の初コンサートとともに音楽ファンの問で話題となっているのが、大規模な野外コンサート〃HYSTERIC PARADISE"。5組の人気アーティストの共演で8/5にレインボースクエア有明で行われる。このライブをどうしても生で観たい!というTW読者のために、今週のMUSIC CLUBはこの公演の先行予約を受け付け。出演はシャ乱Q、GLAY、LINDBERG、猿岩石、Dearという豪華なラインナップ。ボーカルのつんくが初主演を務める映画「シャ乱Qの演歌の花道」が8月に公開されるシャ乱Q、各地で好評のアリーナ・ツアーとともに最新シングル「口唇」もヒットを記録中のGLAY、アルバム「LINDBERG X」を携えた全国ツアーがスタートするLINDBERG、初のコンサート出演となる猿岩石、注目度No.1の4人組Dear。いまノリにのっているアーティストが集結したまたとないビッグ・イベントとなるだけに見逃せない.真夏の臨海副都心で繰りひろげられる夢の競演。夏の野外ならではの盛大なコンサートとなること間違いなしだ。このチケット、なにがなんでも手にしておきたい。

    MEMBER'S COMMENT

    --アリーナツアーの合間には、野外でのライヴ・イベントへの参加なもどありましたね。
    JIRO「最初はツアー最中にイベントがあるなんて嫌だったけど、開き直って。そしたら、かなり楽しめたよ。」
    --「BELOVED」などのヒット曲を演らない構成だったようですが?
    JIRO「シングルの曲なんて"ロ唇"ぐらい?デヴイッド・ボウイの"HEROES"なんかも演って。」
    --ファン以外の人も多い場所で、GLAYのファンだけが共有できる曲を演る潔さって…?
    TAKURO「誰からも愛されるって、凄く怖いことだと思うから。"コイツら何なんだ!?…"って思われる方が幸せな時代があるって、スタッフを含め全員が判ってたんだと思う。"アイツら何?わけ判んないけどカッコよかったかも"って思われる状況を、節々で作って行きたいっていうのはあって。だからGLAYをよく知らない人は、あっけにとられて観てたんじゃないかな。」
    TERU「"ACID HEAD"を演ったときなんて、"なんだ!?…"って感じの人…多かったんじゃないかな。」
    TAKURO「そんな中で腕が少しずつ上がっていく様を見れたとき、バンドの健康状態はかなりいいんじゃないかと思ったよね。まあ…(笑)そういうことが出来たのも、ツアーが上手くいってたからだと思うけど。」
    GB
  • 12th シングル『HOWEVER』発売

    1997.08.06

    12th シングル『HOWEVER』発売
    c/w I'm yours

    オリコン・チャート初登場1位獲得 (8/18付)

    REVIEW

    「HOWEVER」は、ニューヨークっぽいハネたリズムにストリングスやオルガンをあしらったオシャレなアレンジのナンバー。優しさと激しさを同時に感じさせるボーカルも聴き応え十分だ。c/wは、“GLAY流サイバー・ロック”。トーク・ワウを使ったノイジーなギターや、16ビートの上でグルーブしまくる派手なベースがカッコいい。
    GiGS


    待望のニューシングルは、愛する人への想いを情感たっぷりに歌った、感勤的なラブバラード。ラストに向かって、ゆっくりと盛り上がっていく、ドラマティックなメロディーがとっても印象的だ。
    Wink Up


    スピード感とビート感を兼ね備えたポッブ・センスが、GLAYのイメージにもなっているようだが、このシングルM-1での彼らは、今までとはちょっと違うミドル・テンポのレゲエのリズムを取り入れることによって、新たな方向性を示したGLAYサウンドがここにある。M-2は70年代初期ふうの16ビートで、おもしろい味付けが効いている
    ロッキンf

    MEMBER'S COMMENT

    --ハードな前作から一転した感のある今作はどんな状況で出来たんですか?
    TAKURO「ロンドンのSUGIZOさんちで留守番してるときに書いた曲ですね。」
    --4月の長い休みに行ったロンドン?
    TAKURO「そうそう。10日ほどロンドンにいて、最初はJIROもいたから同じホテルに泊まってたんだけど、でもJIROが帰っちゃって。なんか宿代もったいねえよなって。俺も引き払っちゃって。すぐNYに行くことになってたから、SUGIZOさんちで留守番でもさせてもらおうと(笑)。それでNYではアレンジを色々考えてたら、なんか自然にこんな曲になってた。」
    --このミディアム感というのは、「ロ唇」がハードだったから…と、敢えてそうしたわけではなく自然に?
    TAKURO「うん、何でもよかったんじゃないの?いい曲であれば。」
    HISASHl「そう。"ロ唇"があった後だったから、俺は何が来ても不思議じゃなかったし」TERU「でね、GLAY始まって以来初めて、TAKUROがちゃんと形にして持ってきた曲なんですよ。これ。」
    --というのは?
    TAKURO「歌詞があった(笑〉」
    --時間が沢山あったから書けた?
    TAKURO「そう。NYで10日も何もすることなくってさ、しかも淋しくてさ(笑)。そうなったら詞も書くし、"なんとかをブッ倒せ"って詞にもなんないわな(笑)」
    --この愛にあふれた詞というのは、淋しかったが故の産物?
    TAKURO「あのね、歌っていうのは気持ちが問題であって、字づらっていうのは関係ないって思うんだよね…ていうか、別れたからって別れの歌ばっかり書いてたんじゃ、アルバム1枚なんて成立しないじゃない?要は気持ちを曲に込めるってことだけが問題。聴いてもらって"ハッピィな歌なんだろうな"とか思われても、そこには理由なんてないんだよ。なんで“HOWEVER”ってタイトルか? そんなのにも理由はないの。俺の気持ちがそうだったってだけで。だから、俺が幸せ だったか淋しかったかどうかってのは、歌とは別モンかもしれない。」
    --状況が歌になるわけではない…と。
    TAKURO「そう。状況説明のために書くものじゃないもん、歌ってのは。だから、"なんとなく人恋しいからこんな歌になった"としか言えないかも。」
    B-PASS

    EPISODE

    ■公開録音も実施
    発売の10日後、スペイン坂のTOKYO-FMにTERUとTAKUROが登場。この時点で100万枚は突破。渋谷には1000人のファンが詰め掛けた。

    公開放送に1000人
    人気ロックパンド「GLAY」のボーカルのTERUとギターのTAKUROが23日午後、東京・渋谷のTOKYO FMスペイン坂スタジオで同局の音楽番組「カウントダウン・ジャパン」に生出演した。最新曲「HOWEVER」が同番組のチャート1位になり出演した。スタジオ周辺には放送8時間 前の午前5時からファンが集まり、本番開始には約1000人が行列を作った。混乱を避けるため、ファンは約20人が一組となり1分間隔でスタジオ内部を見学。全国ツアー中で大忙しのTERUは「今冬はスノーボードがしたい」と話した。10月1日には初のベストアルバムを発売する予定だ。( 日刊スポーツ )


    GLAY早朝の渋谷をジャック  TOKYO FM公開生放送に千人
    ロックバンド・GLAYのボーカルTERUとギター・TAKUROが23日、東京渋谷区のTFMスペイン坂スタジオで行われたTOKYO FM「カウントダウン・ジャパン」の公開生放送に出演。6日発売のニューシングル「HOWEVER」が120万枚を突破、25日付オリコンでも初登場以来一週連続一位を確定している人気者とあって、熱心なファン約1000人が朝5時から会場を取リ囲み、ニ人が登場するや「キャー!!」と大騒き。10月1日にはべストアルバム「REVIEW~BEST OF GLAY」をリリース予定。現在進行中のアリーナツアーも完売するなど勢いは衰えそうもない。
    ( デイリースポーツ )
  • 札幌ペニーレインでシークレットライブを実施

    1997.09.04

  • 『GLAY ARENA TOUR '97 ~HIT THE WORLD September~』スタート

    1997.09.14

    9月13日  国立代々木競技場第一体育館 SET LIST A
    9月14日  国立代々木競技場第一体育館 SET LIST B
    9月19日  名古屋レインボーホール SET LIST A
    9月20日  名古屋レインボーホール SET LIST B
    9月24日  大阪城ホール SET LIST A
    9月25日  大阪城ホール SET LIST B

    INFORMATION

    SET LIST A
      1. 口唇
      2. HIT THE WORLD CHART!
      3. More than Love
      4. 月に祈る
      5. 春を愛する人
      6. ずっと2人で…
      7. HISASH Solo~Cynical
      8. 週末のBaby talk
      9. BELOVED
      10. グロリアス
      11. SHUTTER SPEEDSのテーマ
      12. 彼女の"Modern…"
      13. ACID HEAD
      14. HOWEVER
    アンコール
      1. HAPPY SWING
      2. 生きてく強さ
      3. 千ノナイフガ胸ヲ刺ス(9/24はカット)
      4. BURST

    SET LIST B
      1. 口唇
      2. More than Love
      3. 生きてく強さ
      4. Freeze Mv Love
      5. a Bov~ずっと忘れない~
      6. 軌跡の果て
      7. HISASH Solo~Cynical
      8. 週末のBaby talk
      9. BELOVED
      10. HIT THE WORLD CHART!
      11. SHUTTER SPEEDSのテーマ
      12. ACID HEAD
      13. グロリアス
    アンコール
      1. I'm yours
      2. KISSIN'NOISE
      3. 彼女の"Modern…"
      4. HOWEVER
    アンコール2(9/25 大阪城ホール)
      1. BURST

    REVIEW

    国立代々木競技場第一体育館
    コンピュータ・グラフィックスによって描かれた、赤い髪を立たせたJlROは空飛ぶバイクで、TシャツでおなじみのネコになったHISASHIはJIROのバイクにタンデムで、なぜかカラスになったTAKUROは自分の翼で、スクリーンの中で光輝いているスタジアムを目指す。アップになったそれぞれのキャラクターが実物の顔になると同時に、HISASHIがステージの奥から、JIROがステージ下手に伸びた花道から、TAKUROが上手の花道から姿を現した。そし て最後のキャラクターがTERUの顔に変わったとき、「口唇」がスタートし、眩いばかりのライトに照らし出されたステージのセンターにはTERUが立っていた。「今日は最後の夏祭り。思い切り楽しんでくれよ!」 こんな奇想天外なオープニングでスタートした“HIT THE WORLD September"は、ニュー・アルバムを引っ提げたツアーといった特別なテーマがなかった代わりに、昔からのファンも新しいファンも一緒になって楽しめる大騒ぎのお祭リライヴだった。2曲目には早くも「More than Loue」が飛び出してアンコールと間違いそうなぐらいの盛り上がりを見せ、続く「生きてく強さ」や「Freeze My Love」のステージと客席との一体感も前半とは思えないほどすごかった。「みんなが支えてくれるからこそ、こうやって楽しいときを過ごせてるんだと思います。そういう思いがいっぱい詰まった曲があるんで、それをやります」そんなMCで始まった「a BOY ~ずっと忘れない~」と「軌跡の果て」は、TERU、TAKURO、HISASHI、JIROのファンに対する深い愛情を広い代々木第一体育館の隅々にまで届けていた。 ステージ所狭しと駆け回ってファンを煽ったHISASHIのソロから「Cynical」を挟んでの「週末のBaby Talk」もこのツアーの見せ場のひとつ。ビデオ・カメラを使ってメンバー紹介をしたTERUがそのまま楽屋を公開するというサービスにファンは大喜び。そのお返しとばかりに、突然床から飛び出してステージに戻って来たTERUの提案で始まったファンのウェーブは大きな波が起きていた。「それじゃあ、この体育館をライヴハウスにしようか!派手に行こうぜー」。「BELOVED」でクール・ダウンした後は、TERUのMC通リハード・チューン3連発。「HIT THE WORLD CHART!」ではTAKUROとHISASHIがそれぞれ上手と下手の花道にダッシュし、「SHUTTER SPEEDSのテーマ」ではJIROがヴォーカルを取り、「ACID HEAD」ではファンが一斉にジャンプして床を揺らし、代々木第一体育館はライヴハウス以上の熱気に包まれた。そして「グロリアス」で本編 が終了するものの、ヒート・アップしたファンは納得するわけがない。鳴り止まないアンコールの拍手はTERU、TAKURO、HISASHI、JIROを再びステージに呼び戻した。「本当にありがとう。最高に楽しい夜が過ごせました。みんなが俺たちの曲で元気になってくれる限り(GLAYを)やって行きたいと思います」「I'm yours」、「KISSIN, NOISE」、「彼女の“Modern…”」、「HOWEVER」という新旧取り混ぜたアンコールで大騒ぎのお祭リライヴを締め括ったGLAY。「灰とダイヤモンド」「SPEED POP」「BEAT OUT!」「BELOVED」という過去4枚のアルバムの集大成と言える今回のツアーを終えた今、彼らはどこへ向かうのだろう。最後にスクリーンに映し出された“SEE YOU SOON”という言葉を信じて待つことにしよう。
    ロッキンf

    MEMBER'S COMMENT

    ARENAツアー終了後のインタビュー
    --そして、"HIT THE WORLD September"。
    HISASHI「本編のツアーと一緒だったよ。」
    JIRO「そうだよね。でもライヴハウスが始まって、楽しくなっていったってのはあるかな。高校生をステージに上げたりして。俺、実は、そのちょっと前にhideさんのライヴのビデオ観てカッコいいなあって思ってて。お客さんがステージに上がったりして自由で、ホールをライヴハウスに変えててさ。もの凄くいいなあって感じたんだよね。そんな影響も正直あった。」
    --こうして振り返ると、企画段階ではGLAYサイドで作っていたものが、実際のライヴになると、当然のことだけどお客さんの影響というのがいい方にも悪い方にもリアルに出てきてライヴが成立してた気がする。

    TERU「うん、それがGLAYのライヴだから。すごいテンション上がって最高だなって思ってても、たった1人が写真撮ったせいでブチって切れたり。」
    TAKURO「俺と同い年位のヤツが、"HOWEVER"の後であくびしたことがあって。でも、それすらもかわいく思えて。いちいち左右されるなんてプロじゃないって言う人もいるかもしんないけど、でも俺らは、そうやって感じあって演るバンドだから。」
    HISASHI「あときっとね、同じお客さん相手に何回も演っても、メンバー1人1人のテンションでまったく違って感じられたりもしてたと思うよ。」
    --その微妙な違いって、やっぱり感じるもの?
    TERU「うん、毎回全然違うからね。俺なんて特にそうだよ。ステージ上のモニターの音が良くないと、ほんとダメ。俺の声が、俺の位置で一番カッコよく聴こえる音じゃないと。」
    TAKURO「同じ曲でも毎日テンポも違うしね、誰かや客がもっと行きたがってたら、永井さんがそれにあったビートを叩いてくれるし。そういうのが、ほんと左右してると思う。」
    --6人、お客さん、そしてこのツアーを作ったもう一つの大きな要は、共に頑張ってきたスタッフでしたね。
    JIRO「でも実際ね、膨大になったスタッフ全員とは会えてないんだよね。そういう場を設けてくれとは言ってたんだけど、向こうも仕込みだ何だで凄い忙しいわけで。それは、凄い残念だった。途中で舞台監督と飲んで、最後のシークレットの日に、残って手伝ってくれたスタッフと飲んで。…それだけだったから。もう、ステージ上で楽しむってことは覚えたから。次は、スタッフと楽しんで創る時期にきてるんだと思う。」
    TERU「最終日が終わってスタッフと飲んで、ツアー前にこんな機会があったら、また違ったライヴになったかもねって話して。そういう面では残念だったな。」
    HISASHI「俺もそう。スポットライトの人でさ、俺がポンって蹴ったらライトをグルグルって転がしてくれる俺専門のスタッフの人がいるの。でも、俺はそれが誰か知らなくて。……なんせ、忙しすぎるよGLAYは。うん。それが、今回のツアーの代償だった。」
    JIRO「俺ら、身をもって学ぶバンドだからねえ。」
    --楽しいことも学んだこともあった、このツアー。GLAYにとっては、一体何だったのでしょうか?
    TAKURO「…忘却の彼方なんだよ。今日は「REVIEW」の発売日だけど、あれも、もう過去のもの。俺は、次の目の前のものを見てる。そりゃあ、この夏一番の楽しい思い出だけど、でも…夏の日の幻だ。」
    JIRO「GLAY自体が息抜きしなきゃいけない時期だったから、今回みたいに何も考えないで臨めるツアーはありがたかった。責任感も増えたけど、でも楽しんで演れた。個人的には、凄くKIDSの気持ちに戻れて、次の作品作りが楽しみになったツアーだった。」
    HISASHI「ライヴが好きなんだ、ステージの上が唯一俺がオアシスだと思える場所なんだっていうのを実感した。なかなか、こんなこと言えるバンドってないと思うんだよね…。ステージのために頑張る、自分の為にツアーをやるって言えるような…うん、ライヴが好きなんだっていうのを、再確認した時間。」
    TERU「俺も色んなことを確認した。GLAYをやってて、得るものは凄く多いんだけど失うものも多いんだよ。何かを必死でやろうとしたら、捨ててかなきゃいけないものも沢山あって、自分の今の立場を凄く考えるようになった。でも、生きてるって充実感を本当に得られるのは、テレビとかじゃなくステージなんだって再確認したから。そして、ハコがどんなに大きくなっても自分が充実してなきゃ意味がないし、GLAYの渦に人を巻き込んだときの充実感にかなうものはない…そんなことを体感できたツアーだった。」
    ROCK IT

    EPISODE

    伝説のMCはこの年の12月3日に発売されたライブビデオ「HIT THE WORLD GLAY Arena Tour '97 at Yoyogidaiichitaiikukan」にも収録。

    2003年にDVD化。TOBF-5281  税込\3,360  税抜\3,200
  • 渋谷ON AIR WESTにて、シークレットライブ実施

    1997.09.16

    SET LIST
      1. HAPPY SWING
      2. I'm yours
      3. LOVE SLAVE
      4. 原色の空
      5. 原色の空
      6. 月に祈る
      7. 生きてく強さ
      8. Cynical
      9. ACID HEAD
      10. HOWEVER
    アンコール
      1. SHUTTER SPEEDSのテーマ
      2. 口唇
      3. 彼女の"Modern…"
      4. BURST

    REVIEW

    東京は渋谷オンエア・ウェスト。迷わずにステージ右手の前方に向かった。取材の場合はどうしてもメモをとることもあって会場の後方か2階で観ることになるのだが、今回はそんなことはいってられない。ともかく前でメンバーの指の動きが見えるところで、という気持ちだった。「HAPPY SWING」でスタートしたライヴは「LOVE SLAVE」の昔ヴァージョン等も織り混ぜながら、『REVIEW~BEST OF GLAY」とはシングル曲3曲を除いて重ならない14曲のメニュー、もちろんダンサブルでハードな曲を中心にしたこともあるが、先月のTAKUROの"ベストにはライヴで活きる曲は敢えて入れなかった…"という言葉がリアリティをもってくる。東京での初お目見えのTERUのドラム、「SHUTRER SPEEDSのテーマ」のJIROコンプリート・ヴォーカル・ヴァージョンはやはりサプライズ・プレゼントとして会場を湧かせた。
    vicious

    のべ3万人を集めた代々木2daysの2日後、9月16日。500人入ればいっぱいになる小さなライブハウス・渋谷ON AIR WESTにGLAYの姿があった。 このライブハウス・ON AIR WESTはGLAYにとって忘れることの出来ない場所だ。3年前の7月31日、彼らはこの同じ場所でデビュー・ライブ「HAPPY SWING」を敢行したのだった。そのときにはずいぶん大きく感じられたに違いない500人というキャパシティも、今の彼らにとってはシークレットでなければ一大騒動になりかねない小さなものになってしまった。デビュー後の彼らのライブのヒストリーはこの場所からスタートした。それは代々木体育館まで膨れ上がり、そしてその翌々日に4人は再びこの場所に立った。代々木2デイズとはまた違ったリラックスした雰囲気の4人。衣裳も演奏もステージングも普段よりワイルドだった。けれどその演奏にはさすがの余裕があった。正直、うまくなったと感じる。サウンドのクオリティはライブハウスのレベルではない。 アリーナで1万人以上の観客を制するTERUがやすやすと500人の呼吸を操る。グルーヴに引き込み、MCで落とす。途中だんだん前に詰まっていった客が圧迫状態になる状況も訪れたが、すでに札幌や名古屋で同じ状況を体験している4人は慣れた様子でみんなを一歩ずつ後ろに下げていく。圧巻の本編10曲、そしてアンコールで出てきたJIROはボーカル・マイクへ、TERUはドラム・セットへと歩み寄った。スペシャルな「SHUTTER SPEEDSのテーマ」。TOSHI NAGAIのマジックを真似てスティックをふたつに分けてみせる茶目っ気たっぷりのTERUに、このときだけ2階で見ていたNAGAI氏とD.I.E.も大爆笑。エンターテインメントという意味だけでなく、ライブの本当のカッコよさと自由さと楽しさを見せつけた。彼らにとっても、意義のあるライブとなっただろう。
    PATi PATi
  • 名古屋ボトムラインにて、シークレットライブ実施

    1997.09.21

    SET LIST
      1. 彼女の"Modern…"
      2. Lovers change fighters,cool
      3. 生きてく強さ
      4. Cynical
      5. Fairy Story
      6. 原色の空
      7. 口唇
      8. LOVE SLAVE
      9. ACID HEAD
      10. HOWEVER
    アンコール
      1. SHUTTER SPEEDSのテーマ
      2. I'm yours
      3. BURST

    MEMBER'S COMMENT

    --そういえば、今回のツァーのお楽しみであつたシークレット・ライヴは、いつごろ決まったんですか?
    JlRO「ずっと前から…それこそ"BELOVED YOU"んときから"やりたい"って言ってたんだよ。」
    TAKURO「シークレットっていうのは後付けで、とにかく"ライヴハウスでやりたい"って。チケット取れないとか文句言う人もいたみたいだけど、ライヴの主旨としてね、"俺たちが演りたいから演る"って、ただそれだけだったから。だから何の制約も無しに、俺達が楽しむ為のものだった。だから、ジャージで出ても良くって。観れないのに酷いです…とか、そういう意見も聞かない。ファンの為にやるライヴじゃなかったからね。俺らがファンの子と共に楽しもうってのは、"HIT THE WORLD TOUR"で。6人が、それこそ客に背を向けてやっても許されるような、そんな自由なライヴをとにかく演りたいって思つたのがライヴハウス。ほんとに…だからね、お客さんは3列でも構わないような、そんなノリだったんだよ、最初は。」
    JIRO「そうそう。だから最初は、5500円とか取るの嫌だなあって思った。チケットをもっと安くして、その分、ほんと遊びみたいにしたかったから。」
    --ずっと楽しみにしてたライヴハウスはどうでした?
    TAKURO「凄い楽しかった。なんかね、…もう、常に人の目に晒されているのが辛かったから。メンバーと音を出すのがただ楽しいっていうのを、ほんと再確認できた。非常に価値のある4本だったと思う。」
    PATi PAT
  • 大阪・梅田HEAT BEATにて、シークレットライブ

    1997.09.26

    SET LIST
      1. LOVE SLAVE
      2. 生きてく強さ
      3. Cynical
      4. 原色の空くCLoudy Sky>
      5. INNOCENCE
      6. FairyStory
      7. HLovers change fighters,cool
      8. 口唇
      9. ACID HEAD
      10. 彼女の"Modern…"
    アンコール
      1. SHUTTER SPEEDSのテーマ
      2. I'm yours
      3. HOWEVER
    アンコール2
      1. BURST

    REVIEW

    午後9時10分、大阪は梅田HEAT BEATで、熱狂のうちにあるライブが終わった。公には発表されていないシークレット・ギグに集まったのは、約1000人。そのシークレット・アーティストとは、なんと昨日大阪城ホールでツアーを終えたばかりのGLAY!今日は、この大物バンドの人気にあやかろうとするかのように、まだ無名のパンク・バンドが前座を務めるというオマケもついた。
    午後7時10分。GLAYのメンバーの登場を今か今かと待ちわびているファンの前に、一人のパンクスが現われた。今時どこにいるのかと思わせるツンツン・ヘアは、毛先までの半分が青く、黒ブチメガネはナナメに傾いている。「僕たち、北海道の函館からやってきました。ホントはチンポーズってバンド名だったんだけど、下品だって言われてNEVER MINDに変えました」ひとりで訥々と語るこのパンクス、函館なまりがかなり強い。どうやら、GLAYと同じ地元のよしみで誘われたようだが、ダサダサ感は否めない。「それじゃあメンバーを呼びます。ギターのテリー。印刷屋の営業をやってるもうひとりのギター、ジドー。居酒屋ジョン万次郎でバイトしてるドラム、ディー・アイ・イー。印刷屋で泊り込みで仕事をしているキーボード、タッくん。バンドを支えるベーシスト、トシ坊。そしてボーカルのトニーです」函館なまりの彼は意外にもボーカル。そして、なぜかトニーという名前だった。「僕らのライブでは決まりがあって"ネバー!"って言ったら"マインド!"って言ってください。すいませんが、よろしくお願いします」妙なところで丁寧なパンクスだが、こ のあと、心優しいお客さんたちと、「ネバー!」「マインド!」の掛け合いをやった後、彼らはセックス・ピストルズのカバー「アナーキー・イン・ザ・UK」を演奏。しかしこのバンド、パンクにしてはテンポがモタつき過ぎだ。「よく見たら、メンバーが違うみたいです。ホントのNEVE RMINDに代わります」トニーの一言で、ホントのパートに戻ったらしいNEVER MINDだが、またもや「アナーキー・イン・ザ・UK」を始めるに及んでは、思い余った舞台監督が、大阪名物・ハリセンをトニーにお見舞い!「キミたち前座なんだから、もっと真面目にやりなさい」。そう言われ、いきなり弱気になったNEVER MIND。「僕ら、今日で解散します」と言い残し、スゴスゴとステージを降りてしまった。どう見てもこのバンド、大成するようには思えないし、ここで解散するのが身のためかもしれないー。そんなこんなの後、午後7時25分にはついに御大・GLAYが登場。ダークな雰囲気の「LOVE SLAVE」で、記念すべきライブは始まった。気のせいか、さっき見たNEVER MINDのメンバーと、姿形がダブって見えるのはどうしたことか!?それにしても、ライブハウスで見るGLAYは、やはり迫力が違う。このところ、ホールやそれ以上の会場でしか見ていないGLAYの、バンドとしての充実ぶりを目の当たりにした感じだ。「生きてく強さ」「CynicaI」といった、ツアーでもお馴染みのナンバーもあれば、「Lovers change fighters, cooI」という、久しぶりに聴く曲もある。インディーズの匂いが残るこの曲に、観客はタテノリで応える。昔からのファンもいるようで、どこからか一緒に歌詞をロずさむ声も聞こえた。「口唇」「ACID HEAD」「彼女の"Modern…"」と続けば、もう盛り上がらずにはいられない。TERUやJIROは、いつもと比べると窮屈そうなステージながら、楽しげにジャンプも決めている。「彼女の"Modern…"」の見せ場、ツイン・ギター・ソロでは、TA KUROとHISASHIが顔を見合わせて笑いあっていた。もしかしたらこんな光景はいつものことなのかもしれないが、それが間近で見られるのは、ライブハウスならでは。アンコールの「SHUTTER SPEEDSのテーマ」 」は、NEVER MIND同様この日のお楽しみで、なんと演奏するのはGLAYの4人だけ。メイン・ボーカルのJIROは、ひとりで歌を歌いきり、TERUはドラマーとしてこの1曲をフル演奏。忙しい時間を縫って練習したというが、さすが昔とった杵柄。なかなか派手なドラム・プレイで会場を湧かせてくれた。堂々としたJIROの歌いっぷりも、この手のボーカルとしてイケそうなくらい。「初めて歌詞ちゃんと歌えた!」と、演奏後にはうれしそうな表情を見せていた。この後フル・メンバーで聴かせた「HOWEVER」も、いつものストリングスが入ってないぶんライブハウスらしいステージの近さが感じられた。そして最後の最後は、やっぱり「BURST」だ。アンコールの要請を受けてステージに戻ってきたTAKUROは、「みんなも知ってると思うけど、昨日"HIT THE WORLD"ツアーが無事終わりました。でも、まだメンバー6人で乾杯してないんで、ここでやるから見てて」とMC。缶ビールを片手に乾杯を終えたメンバーは、そのビールを手にしたまま「BURST」に突入。何の遠慮もいらないライブハウスならではのノリは、彼らが決して遠い存在になってしまったんじゃないっていうことを実感させてくれた。ところでこのシークレット・ギグ、アリーナ・ッアーの裏ライブ・ツアーにもなっていて、これまた今日の大阪が最終日。札幌、東京、名古屋でも密かに行なわれてきたのだが、このツアーについてTERUはこんなことを言っていた。「ホールでは、みんなの気持ちがデカイ塊になって返ってくるけど、こういうところでは、それぞれの気持ちが伝わってくる。もともと俺らはこういうライブハウスからやってきたし、初心を忘れないためにも、こうやってライブハウスでやることが必要なんです。そして俺たちは、いつまでもこういうスタンスで、GLAYをやっていきたいと思ってます」次のライブハウスがいつ、どのタイミングで見られるのかはわからないが、どうやら近い将来、またどこかでライブハウス・バージョンのGLAYが見られることだけは、確からしい。
    PATi PATI

    EPISODE

    NEVER MIND
    最終日の大阪シークレットに出演した前座バンドの名前。
    ※開演と同時にサングラスを斜めにかけた1人のヴォーカルが、申し訳なさそうにステージ中央に立ち、「生まれてきてすんませんでした…。僕たち、北海道の函館からやってきたんてすけと、本当はチン○ーズって名前だったんですけど下品だって言われて、NEVERMINDに変えてきました」と訥々と話す。順に5人のメンバーを呼びたし、演奏したのは、SEX PISTOLSの「ANARCHY IN THE UK」。
  • TOKYO FMレギュラー番組「ミリオンナイツ GLAYライン with TAKURO」(毎週月曜日~木曜日 22:30~23:40「ミリオンナイツ」内)スタート(DJ:TAKURO)

    1997.10.01

  • ベストアルバム『REVIEW ~BEST OF GLAY』発売

    1997.10.01


    BEST アルバム『REVIEW~BEST OF GLAY』発売 

    発売1週間で300万枚を突破し、オリコン・チャート史上最高得点で初登場1位獲得

    01. グロリアス 
    02. 彼女の“Modern …” 
    03. BELOVED
    04. More than Love
    05. 千ノナイフガ胸ヲ刺ス
    06. ずっと2人で…
    07. 口唇
    08. RHAPSODY
    09. HOWEVER
    10. Freeze My Love
    11. KISSI'N NOISE
    12. 軌跡の果て

    INFORMATION


    REVIEW

    ミディアム・テンポのブランニュー・シングル「HOWEVER」が好調なGLAY。CD店からのバックオーダーも殺到し、期待も注目もトップレベルだ。この勢いだと100万枚を越す日も近いな。加えて、現在行なわれているツアー先では、いたるところでGLAY袋を片手に闊歩するファンのコたちを目撃。いよいよもって絶好調だ。そんなGLAYからのスペシャル・ニュース。GLAY初のベスト・アルバムがリリースされることが決定した。発売は10月1日、タイトル「REVIEW~BEST OF GLAY」。君の知っているあの曲はもちろん、君の知らないあの曲も入ってるかもよ。結成して9年、メジヤーデビューして3年。彼等の息吹が収まったこの1枚。GLAYを極めるなら今だ。
    オリコン

    「BELOVED」「口唇」「HOWEVER」と立て続けにミリオン・セラーを達成したGLAYの、本当に待ちに待ったベスト・アルバム。インディーズ時代の『灰とダイヤモンド』から最新作『BELOVED』まで、計4作のアルバム全ての中からまんべんなく選曲され、1枚のCDに収まりきらないほどの秀逸曲たちに溢れている。「グロリアス」に始まり、新録されて重みと貫禄が増した「千ノナイフガ胸ヲ刺ス」「KISSIN'NOISE」や、「ずっと2人で…」などのバラードも挟みつつ、「軌跡の果て」でのエンディング。ライヴ感と勢い溢れる曲順に、昨年9月の初めての武道館で受けたような身震いするほどの感覚にも包まれた。
    FOOLS MATE

    MEMBER'S COMMENT

    「その時にふと思ったのは、GLAYをとりまく環境は目まぐるしく変化したけど、俺たちが音楽を通して言つてきたことは、ちゃんと一本筋が通ってたってこと。時代に左右されずにGLAYとしての 足跡を残せたことに誇りを感じてます。」(TAKURO)
    ぴあ

    メンバーによる曲解説
    01. グロリアス
    TAKURO「あの頃、取材なんかで「友達に子供ができたお祝いに作った曲」だと言ってたんですが、その子も無事すくすく育ってもう2歳になりました(笑)。でもリリースした時は、正直言ってこんなにヒットするとは思ってなかったんですよ。」
    HISASHI「このころは衣装を自分で買いに行ってたんだよね。」
    TAKURO「きっぷよかったよね。“これとこれとこれ、ぜんぶ!”とか言って(笑〕」
    TERU「入った瞬間に店員が近寄ってくるの“きょうはなんですかぁ”って(笑)」
    02. 彼女の“Modern …”
    TAKURO「プロデューサーの佐久間さんと初めてコラボレートした曲。自分たちの目指していたポップなものとハードなものの融合が、佐久間さんとやってうまくいったんですよね。HISASHIとふたりで、「この曲で日本のロックに風穴を開けてやるぜ!」と意気込んでいたんですが、まったく開かなかったという(笑)。だから今回入れました。」
    JIRO「初めてのゲスト・ミュージシャンでドラムの湊さん。佐久間さんとも初めてのセッションだったし、緊張の連続だった記憶があるなあ。」
    03. BELOVED
    TAKURO 「思い出がたくさんありすぎて、どれを言ったらいいのか。素のラブ・ソングです。」
    JIRO「このときね、ヘタだったんですよ(笑)。ツアーの後一か月ぐらい空けてレコーディングしたら、せっかくつかんだグルーブ感がめちゃくちゃに(笑)。でもこれでバンドのグルーブ感にシビアになった。」
    04. More than Love
    TAKURO「この曲はSPEED POPのツアーでもうやってましたね。NAGAIさんとD.I.E.さんが入って、今のGLAYの6人の形で最初に作った曲です。レコーディングは一発録りで一発OKだったの。それがすごい感激だったね。」
    JIRO「サウンド的にもヒネくれたところがなくて.そのぶんまとまりが出た曲だと思う。」
    05. 千ノナイフガ胸ヲ刺ス
    TAKURO「実はレコーディングするのは3回目なんですよね。違いをわかってもらえれば。」
    JIRO「重くなって、テンポが遅くなってます。でもほんの少しですけどね。」
    HISASHI「ただ単に“速い”っていうことが大事だったの、この(リメイク)2曲は。」
    JIRO「リメイクって、テンポ感か落ちたりヘビーになったりするでしょ?そういう年を取ったサウンドにしたくなくて。」
    06. ずっと2人で…
    TERU「バラードでホールのライブを思い出すというのが多いんですが、これは渋谷公会堂のステージを思い出しますね。ギター1本でも歌いとおせるものなんだけど、バンド全員でやってると、そういう思いが強くなるんじゃないかと思います。」
    TAKURO「18歳のころTERUのお母さんに結婚するお姉さんのために曲をつくってくれって言われて,その曲がようやくメジャー・デビューしてストリングスとの競演ということになって、“夢叶う・その1”と(笑)この曲を作ったのはもう9年くらい前になるんだけど、それをいつまでも演奏できるバンドでよかったなとつくづく思いますね(笑)」
    07. 口唇
    TAKURO「アルバム『BELOVED』を作った後のツアーって.、伝えたいことはちゃんと伝えられたというう気持ちがあって。でも、だんだん、ひとりで悩んでるような煮詰まりがあった時に、息抜きというか、逆にあまり難しく考えないで作った曲です。」
    JIRO「この取材の時点ではアコースティック・ライブでしかやってないから、ライブでどういう反応力返ってくるのか、早く実際に見てみたいですね。」
    08. RHAPSODY
    HISASHI「勝手に好きなものを作れと言われたらこういう感じになるという、見本のような曲(笑)」
    JIRO「BOOWYが好きだったから、逆に8ビートの刻みモノは避けてたんだけど、だんだん“やってもいいかも”とか思い出して。“やるかあ”を通り越Lて“やっちゃったぁ”っていう(笑)でも、10年もたてばそれはもう自分たちの中のスタンダードだしさ。その恩返しみたいな曲にしようど思った記憶があるね。」
    09. HOWEVER
    TAKURO「今までとは違うバラードをと考えて作った曲で、リズムからのアプローチという、GLAYの新しい面が出せたと思います。これは「BELOVED」よりも世界感が広いと思うな。みなさんに歌い継がれてほしい曲ですね(笑)」
    10. Freeze My Love
    HISASHI「たとえば有線なんかで流れてても、どこかライブハウスのにおいがする曲。1歩ずつ階段を登って今のGLAYがあるんですよね。現在の基本はこれで作られた気がする。」
    JIRO「これがリリースされた時にTERUが髪切ったよね。」
    TERU「黙って切ったら契約違反だ!って言われて。それが今の身勝手な自分をつくってると思う(笑)」
    11. KISSI'N NOISE
    TAKURO「イントロのアコギを、前回は時間がなくてエレキで弾いてました(笑)」
    HISASHI「ということで今回やっと完成したという曲(笑)この曲もレコ一ディングは4回目なんですけど、(TAKUROは)本当はこういうふうにしたかったらしいんですよ。」
    TAKURO「あのころは金もないし、誰も機材もってなかったから、“夢叶う・その2”、本当はこれが言いたかったんだ!っていう。“スター・ウオーズ特別篇”よ(笑)」
    12. 軌跡の果て
    TERU「音楽で生き方を変えられる人もいるんだと、真剣に思う機会を与えてくれた曲。この曲のレコーディングから、自分の音楽そのものに対する気持ちが変化していきました。」
    TAKURO「最初の武道館を強烈に思い出すね。悩んで学んで、夢の武道館に立って。」
  • JIROレギュラー番組FM802「LOVE OVERTIME」(毎週火曜日 26:00~27:00放送)スタート (DJ:JIRO)

    1997.10.07

  • 写真集「Midnight Sun Reprise」発売

    1997.10.09


    1996年に発売したGLAY写真集「MIDNIGHT SUN 」の軽装版。

    前回未収録のプレミアムフォトや文章/データ等を加え、ほぼ1/3を新しい写真で構成。
    また2色ページ24Pを新たに加え、モノクロのオフショットとメイキングフォト、ヒストリーやディスコグラフィーなどが加わっている。

    定価: ¥ 1,890 価格: メーカー: ソニーマガジンズ
  • 第30回全日本有線放送大賞にて12thシングル『HOWEVER』が大賞受賞

    1997.11.29

    12thシングル『HOWEVER』が第30回全日本有線放送大賞 大賞受賞

    REVIEW

    GLAY一流の証 全日本有線放送大賞グランプリ
    第30回「全日本有線放送大賞」(読売テレビ主催)の発表音楽祭が二十九日夜、大阪市中央区の大阪城ホールで開かれ、グランプリは「HOWEVER」を歌った人気グループ「GLAY」が獲得した。最優秀新人賞にはビジュアル系バンド 「SHAZNA」が選ばれた。「HOWEVER」「口唇」などが連続ヒット、今秋十月に発売したベストアルバム 「REVIEW」も四百万枚突破の驚異的な数字を記録、さらに大みそか夜のNHK「紅白歌合戦」にも初出場が決まっているGLAY。有線リクエストのデータも夫婦デュオ「Le COUPLE」以下を大きく引き離して断然トップ。「応援してもらった大勢のファンにお礼が言いたい」と喜びのコメント。
    スポーツニッポン

  • 全国8箇所でSTREET VIDEO CONCERT『HIT THE WORLD STREET FILM GIG』を開催

    1997.11.30

    12月3日に発売になるLIVE VIDEOのプロモーションとして同ビデオの中から5曲を抜粋したショートバージョンをストリートビジョンで公開。

    11月30日、15時~15時30分。
    場所は以下の8か所。
    札幌、メガ・ビジョン4プラ
    仙台、エスパルパルビジョン
    新潟、プラーカーB1ギリシャ広場
    東京、スーパーライザ秋葉原
    名古屋、オーバルビジョン
    大阪、TOMBORISTATION
    岡山、ヨンサンビジョン
    福岡、天神イムズオーロラビジョン

    REVIEW

    最新アルバム「REVIEW」が400枚の大ヒツト、「NHK紅白歌合戦」(31日・午後8時)の出場も決まった4人組ロックバンド、GLAYが30日、東京・秋葉原の電気街など全国8大都市で街頭ビテオライブを行い、約3万人のファンが集まった。午後3特。秋葉原の電気店「ラオックス」の縦3メートル、横4メートルの画画にGLAYの勇姿が映し出されると、路上を埋めた約8000人のファンが、熱狂した。予約で12万本を突破しているビデオ「HIT THE WORLD」(12月3日発売)からヒット曲「HOWEVER」「口唇」などを5曲。最後にビデオ「VIDEO GLAY3」の発売(98年2月4日)が初めて告知され、約30分間のライブは拍手で幕を閉じた。GLAYの4人も「(秋葉原に)行きたいな。どんな状況になるか見たいな」と話していたという街頭ライブは、早朝から約4000人が集まり50人の警備貝が観客を誘導。大阪・心斎橋の戎橋では約5000人のファンが通称"ナンパ橋"を埋めた。
    スポーツ報知


    まさに人の波、波、波。大画画の前に伸びる道頓堀の通称「ひっかけ橋」は完全にGLAYファンにジャックされた。放送開給の午後三時。女の子をナンパしようと訪れたチャパツの若者や、買い物客もビックリ。何せ身動きをす.ることもままならない。警備員も「昭和六十年の阪神優勝の時でもこんなに人はいなかった」と舌を巻いた。 放映されたビデオ「HIT THE WORLD」は今年九月十三、十四日に東京・代々木国立競技場第一体育館でのライブを収録したもの。12月3日に発売される作品で、そのショートバージョン。約三十分の放映時間で、しかもメンバーは不在にもかかわらず道頓堀には五千人を軽く超すファンが集まった。べストアルバム「REVIEW」の売り上げが四百万枚を超え、年末にかけての賞レースも総ナメ間違いなし。そのGLAYの勢いを象徴するように、二百十方枚を売り上げるシングル「HOWEVER」が毎日系連続ドラマ「略奪愛・アブない女」(一月九日スタート)の主題歌になることが決まった。今が絶頂。ただ、メンバーをよく知る関係者は「彼らは実にどん欲。決してこれで満足することはないと思います。だから、休養期間は置かずに来年夏ごろにはアルバムを発表してくるのではないですか。」 止まらぬ快進撃. 来年二月四日にはビデオクリップ集、「VIDEO GLAY3」を発売。そのころにはアルバム「REVIEW」が現在歴代トップのglobeのアルバム「globe」の記録(四百五十万枚)を超すことも間違いない。GLAYの進撃は来年も止まらない。
    スポーツニッポン
  • 『Act Against Aids』大阪城ホールにてFM802主催ライブイベントに参加

    1997.12.01

    エイズ撲滅キャンペーン・イベント『ACT AGAINST AIDS』に出演。

    FM802主催『 Act Against AIDS'97 LIVE IN OSAKA 』出演

    12月1日 大阪城ホール
    共演は、CHAR、山崎まさよし、谷村有美、佐藤竹善、KAN

    1.口唇
    2.グロリアス
    3.HOWEVER

    INFORMATION

    音楽業界を中心に、エイズに対しひとりでも多 くの人に関心を持ってもらうこと、正しい知識を 知ってもらうことを目的に、93年よりスタートした エイズ啓発運動AAA(Act Against AIDS)。 その活動は、12月1日の「世界エイズデー」に毎年行われるコンサートをはじめ、講演会、フリ ーマーケット、高校でのAAAコーナー設置、海外 でのエイズと闘っている子供たちへの支援など、 年間通してさまざまな形で行われる。 その規模は年々拡大し、アーチストから小、中、 高校生まで多くの人が参加している。


     AAA公式ホームページ(http://www.actagainstaids.com/)
  • LIVEビデオ『HIT THE WORLD GLAY Arena Tour '97 at Yoyogidaiichitaiikukan』発売

    1997.12.03

    LIVE ビデオ 『HIT THE WORLD~GLAY ARENA TOUR'97 at YOYOGIDAIICHITAIIKUKAN~』発売

    2003年12月3日に再発売
    (TOBF-5281税込¥3,360  税抜¥3,200)
    ←のジャケット写真は再発売DVDのもの。

    REVIEW

    最近のアーティストは、会場の規模が大きくなればなるほと、派手な仕掛けを施し、視覚的な面で、観客の視線や興味をステージへ引きつけるという作業を、強く押し出すようになってきている。中には、会場の規模に合わない実力を補う(隠す)ために、あえてド派手な仕掛け重視のステージを作り、ショー的な要素を強くし、無理やりエンターテイメント性を打ち出している場合もあったりする。下手をすると、会場の規模に合った動員を得られないにも関わらず、話題作りやビッグな存在に見せたいがために、無理やり状況を作り上げてる人達も実際に存在している、12月3日にGLAYが、今回のアリーナ・ツァーの模様を収録したビデオ&LD"HIT THE WORLD"を発売する、この映像を観てもらえれば一目瞭然だが、彼らのステージの根幹を成しているのは、メンバー4人の演奏(正確にはGLAYのステージ・メンバーとも言うべき、キーボードのD.I.Eとドラムの永井トシを含めた6人)が生み出す、身体を心地よく刺激するグルーヴィーなビート・サウンドである。いくら会場の規模が大きくなろうと、常に演奏ありき、生身のライブ・パフォーマンス重視の姿勢で、観客達をライブハウス感覚で楽しませている彼ら。当然、会場の規模の大きさに合わせて、派手な演出も取り入れてはいるが、あくまでも4人のステージングを際立たせるための要素としてしか使われてないというところに、"ライブは観客達とメンバー達の気持ちが一緒になって初めて成立するもの"という、彼らの姿勢が見えてくる。まさに、バンドとしてごくごくあたり前のことを、日々実践し続けているGLAY。逆に捉えれば、あたり前のことが出来ない人達が多いからこそ、実直で真摯な彼らの姿努が逆に新鮮であり、バンドとしてあるべき基本の部分に、誰もがあたり前に素直に魅力を感じているのに違いない。
    CD HITS

    いきなり始まるCGアニメーション。それと連動しながらメンバーがステージに現れるという、オープニングからしっかり観せてくれるビデオは、アリーナ・ツアーも終盤を迎えた代々木体育館2DAYSを収めたもの。凝った映像処理はなく、ひとつのステージをそのままパッケージした画面は、実にリアル。特にステージ・サイドからの映像は、メンバーをすごく近くに感じられるし、時間が流れるにつれ彼らの汗や息づかいまで伝わってくる。今や日本屈指のロック・バンドになったGLAYの、大きな節目を記録した映像としても貴重だ。
    B-PASS
  • 第30回 日本有線大賞 12thシングル『HOWEVER』が大賞受賞

    1997.12.05

  • NHK『第48回紅白歌合戦』初出場

    1997.12.31

  • 3rd アルバム『BELOVED』が第39回日本レコード大賞アルバム大賞、『HOWEVER』が優秀作品賞受賞

    1997.12.31

    3rd アルバム『BELOVED』が、日本レコード大賞 アルバム大賞シングル『HOWEVER』が、日本レコード大賞 優秀作品賞受賞

    REVIEW

    GLAYレコ大アルバム大賞受賞
    日本有線大賞に続き 第39回日本レコード大賞の「アルバム大賞」が五日、発表され、GLAYの「BELOVED」が受賞した。またこの日、東京・芝のメルパルクホールで「第30回日本有線大賞」が開催され、GLAYが大賞に輝いた。昨年十一月に発売、約百九十万枚の大ヒットとなった三枚日のアルバム「BELOVED」からGLAY伝説は始まった。十一月ニ十九目に決定した全日本有線放送人賞グランプリに続き、リスナーからのリクエストの集計による有線でのグランプリもBELOVED(愛された)なバンドの証明だ。この日、昼、東京・赤坂のTBSでレコ大のアルバム賞 受賞会見を行ったGLAYの四人は、記念撮影に緊張の表情を見せるなど相変わらずの初々しさ。作詞作曲を行いバンドのリーダーであるギターのTAKUROは「"BELOVED"は(TERUとバンドを結成した九年前 の)十代のころからの夢だった長期のコンサートツアーや武道館公演をかなえてくれたアルバムです。ありがとうございました」とあいさつ。TERUも「96、97年GLAY最大のテーマであったBELOVEDという言葉のアルバムが認められてうれしい」と喜びを語った。デイリースポーツ