6曲目mix完了!

2010/6/2 20:32

本日の作業曲はJIRO作曲のパンクナンバー。
メンバーは15:00にスタジオに集まり作業が
開始されました。

今日の作業で印象的だったのが細かな手直しは
もちろんあったのですが、曲全体の印象をもっと
パンクにするということで大きな所で手直しを行った事です。
mixされた音源が
「キラキラした感じがする」「ちょっと艶っぽい」ということで
JIROから
「もっとグシャッとした感じで」と要望が有り
ボーカル、コーラスのエフェクトをカットしたり、オルガンの
音量を落としたりといった手直しを行って行きました。

最後に頭から聞き直した所でスネアの音量を少し落とす事で
mixは完了致しました。今週中にはオリジナルアルバムの
mix作業は終了しそうです。

5曲目mix完了!

2010/6/2 2:26

本日のmix確認曲はHISASHI曲。

16時といつもより若干遅めでの
スタートとなった本日の作業なのですが
若干難航しました。競氏のmixした音源を
聞いたメンバーから
「きれいにまとまりすぎてるね」と
手直しを求め、再びmixの時間を設け
メンバーは一時ブースから退出しました。
TERUから
「もっと(曲の感じを)HISASHIよりに」
TAKUROからは
「もう少し未完成な感じで」と注文を
受けた競氏なのですがさすがGLAYを
良く知るエンジニア競氏。
すぐさま手直しをし再度音源を
聞いたメンバーは満足いくもの
だったようです。

そこからは細かい手直しを
行っていきました。手直し作業も
終盤にさしかかり最後にJIROから
ベースのレベルを下げるという提案
を受けて本日の作業は終了しました。
HISASHI曲は無事mix完成です。

「かっこいい!!COOL」
とTERUは言っておりました。

4曲目mix完了!

2010/5/31 20:14

ホールツアーのリハーサル前半戦が終了して
本日から再びmix確認の一週間となります。
作業曲はバラード曲なのですがピアノをSEIさんに入れて
頂いたので今日の確認作業にはSEIさんにも参加して頂きました。

作業は競さんにmixしてもらった音源を聞く所から
スタートするのですがいつもは聞き終えるとすぐに手直しの箇所が
出てくるのですが今回は指摘がすぐにされませんでした。
しかしこだわりの箇所がやはりあり、直していきました。

まずTERUがリップノイズ(口の開け閉め等ででる音を
マイクが拾ってしまったもの)が気になるとのことで
手直ししました。他のメンバーは気にならないもだったのですが
ボーカリストTERUにはひっかかるとのことでそこが
歌っている者のこだわりでした。

またHISASHIからはギターソロで使っているディレイ
(反響音をシミュレートする空間系エフェクターの一種)の
感じが気になるという事で試行錯誤してしっくりする所を探しました。
手直しされた音を聞いてTERUが一言、
「うん、宇宙がみえる。」

本日の作業も無事に終わりました。

3曲目mix完了!

2010/5/25 21:42

本日もいつものスタジオでmix確認の作業が行われました。

本日の曲はGLAYには珍しい"4つ打ち"の曲です。4つ打ちとは
バスドラムにより等間隔に打ち鳴らされるリズムのことで、低音が
特徴のダンスミュージックによく見られるリズムです。この曲は
このブログでも何度か紹介されてるDJ MASSさんにアレンジを
お願いしてる曲で、曲中にはプログラミングされた音とGLAYの
バンドサウンドが融合した音に、チェロとミックスされております。

確認作業中には主に4つ打ち曲の肝となる"LOW"の音にメンバーの
こだわりがみられました。mixされた音を確認した後にTERUが
「LOWをカットした?」
と言葉を投げた所からLOWの音の修正が始まりました。
競氏が言うには
「カットではなくLOWをタイトにした」
との事だったのですがTERUにはしっくりとこなかったようで
議論を重ねて修正案を出していきました。
rough mix(音を録った日に仮でmix作業をしたもの)を再度確認して
最終的にはベースのレベルを上げる事により解決しました。
修正された音を聞いてTERUが
「気持ちいい」
と、またJIROは
「バンドっぽくなったね」
と納得がいくものになったようです。

いくつかの調整の後に無事に作業は終了となったのですが
今アルバムのこの曲はGLAYにとって新しい可能性を秘めた曲に
なったように感じられます。

2曲目mix完了!

2010/5/24 21:30

オリジナルアルバム2曲目のMIX確認を本日行いました。
14時にいつものスタジオにメンバー全員が集まりMIX確認スタート。
本日の曲は"夏"をイメージさせる爽やかなナンバーです。

今日のMIX確認中に感じた事は全体的な修正というよりも細かな例えば
1フレーズだけの修正をいくつも行ってた事です。
TERUに関しては全体的な修正が一段落したところで一人、
競氏とボーカルラインの本当に細かな所まで入念に変更、修正しては
確認してという作業を行っておりました。

本日の確認作業の中、印象的だったのがTAKUROの
「(Aメロの)Shore break(という箇所)を山びこみたいにして。
ボツにならない様に。」
という一言です。"山びこ"というのはエコーをかける事であったらしく
こういったメンバーの表現を競氏は瞬時に判断して音を調整します。
それからエコーの入る箇所、タイミングを再修正して完成したものを
チェックしたときにTAKUROが
「うん、夏が見える」
と満足な一言を言っておりました。コンポーザーTAKURO
のこだわりが垣間見れた瞬間でした。

このような本当に一単語の一音、コーラスの一つ一つまでに注意を払い
微調整を加えて本日の確認曲は完成しました。

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